よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

キンギョソウ

2012-05-07 23:49:24 | フラワー・園芸

春の花壇の花の紹介、

今回は わりと馴染みのある花、“キンギョソウAntirrhinum majus

すらっと伸びた茎の先に、カラフルな花を段々に咲かせる。

ストックと並び、春花のなかでは背丈の伸びる花で、花壇のなかでもひときわ目立つ存在。

 

03

 

漢字で書くと、“金魚草”となる。

花の形が、金魚がヒレを広げて泳いでいるように見えるから。

アップで見ると、確かに金魚の形をしている。

茎に向かって、やや下方向きに集まり泳いでいるように見える。

英名は、“スナップ・ドラゴン”

これは金魚ではなく、大口を開けた竜の頭に見えるからだとか。

 

_

金魚に見える? 竜に見える?

 

ゴマノハグサ科の秋まきの一年草。

早春から芽吹き、早ければ2月始めには花が咲く(九州で)。

花序はまっすぐ真上に伸びて、段々に無数の花を咲かせる。

下の方から花が咲くが、上の部分が開花するまでに下の花は保たない。

花がらはこまめに取り除かないと見苦しいが、

花がらを取った後は、玉状に成長した子房が残り、その姿も可愛らしい。

 

切り花用のものは、切り戻しする方がてっとり早い。

切り戻しをして追肥すれば、脇芽がぐんぐん成長し、枝分かれしてたくさんの花が付く。

また、こぼれ種でよく増えて、翌年も同じ場所から芽が出る。

 

02

キンギョソウ矮化品種。

 

切り花向けの品種は、畑に植えれば草丈80cm以上にまで成長するが、

花壇やプランター向けに、矮化タイプの苗も販売されており、

近年は、こちらの方が人気があり主流である。

茎が上に伸びずに、株全体が枝分かれして膨らんでいき、

頭でっかちになって倒れやすくなるので、

ある程度花の終わった枝は切り戻しをした方がいい。

 

01

本当にあちこちに増えていく・・・。

  

こちらはヒメキンギョソウ(Linaria bipartita)

別名、リナリア

キンギョソウを小さくした感じの花姿だが、

金魚というよりは、タイの闘魚、トラディショナル・ベタに似ているかも。

ほとんど雑草で強健。

こぼれ種で毎年どんどん増えて庭の中で分布域を広げていく。

ワイルドフラワーミックスの種にも、たいていこのリナリアが含まれている。

どこからか飛来した種が増えたのか?公園や空き地などに群生していることも。

 

 

</object>
YouTube: 金魚/bonnie pink

金魚/BONNIE PINK

わすれな草のときにも紹介した、ボニピンの7枚目のシングル。

“Forget me not” も収録されていた3rd.アルバム、“evil and flowers” からのシングルカット。

せつない片思いのなか、諦めようかどうしようか、もがき苦しんでいるような歌(勝手解釈)。

シングルカットで急遽間に合わせたのか?

にわか作りの安っぽいPVが泣けてくる。

せめて本物の金魚くらい登場させなさいよと。

ランチュウとかアズマニシキとか、弥富の高級金魚じゃなくて小姉でいいから・・・。

 

 

</object>
YouTube: きんぎょ注意報! わぴこ元気予報[HD画質 懐かしアニメOP ED]

“きんぎょ注意報” なかよしだったか、マーガレットだったか、

妹が購読していた少女漫画に掲載されていたギャグ漫画。

内容は支離滅裂だったような記憶がある。

当時としては、かなり先を行っていたのではなかろうか。

後にアニメ化されたものの、それを観た記憶はない。

「ほほぅ~」が口癖の眉の濃い、“マイケル”(留学生?)ってキャラが好きだったが、

ほとんど影の薄いキャラだったなあ。

 

昔はこういうタッチのアニメは、完全に女の子のものだったが、

今じゃ男子中高生のものになっているんだよなあ。

・・・・・世も末だな。

 

 



コメントを投稿