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折れへん!? ココシガタブレット

2024-08-18 01:52:53 | グルメ

 

コンビニで見つけた面白い商品。

グミ等がぶら下がっている場所に、見覚えのあるパッケージ。

むかしからある駄菓子、オリオンのココアシガレット

いつもはタバコのパッケージを模した、小さな小箱で売られているが、

あれがアルミパックになって、菓子売場の一角でぶら下がっていた。

 

だが、よおく見るとデザインが異なるし、なんだか商品名も違う。

“ココシガタブレット”?

“ココアシガレット”を略して、“ココシガ”なのだろう。

それに“タブレット”がプラス。

ココアシガレットが、スティック状からタブレット状に変わったようだ。

 

これは面白いな。

あのスティック状が食べにくいと不評でもあったのだろうか?

それとも、より食べやすく売場に置かれやすいように、

メーカー側が色々模索しての形状&パッケージ変更だろうか?

ともあれ、タブレット状になったココアシガレットを食べてみることに。

 

 

パッケージをあらためて見ると、

「昭和二十六年生まれ!!私も丸くなりました・・・」とある。

昭和26年だと!

うちの親父と同い歳だ!

てことは73歳!!

いや自分が小さい頃からあったけれど、こんな歴史あるお菓子だったとは。

 

 

袋を開けると、小さな粒でココアシガレットが出て来た。

ふわっと香る甘い匂いは、いつもと変わらないように思う。

ココアというより、砂糖の甘い香り。

表面は光沢剤が塗布されているようで、テカテカと光っている。

スティック状のココアシガレットの表面は光沢がなくマットだったので、ここは異なる。

商品同士が干渉して削れてしまうので、粒上のこういった商品には光沢剤が塗られがち。

 

舌で舐めても溶けそうにないので、噛む。

かすかに感じるココアの風味。

ああ、これこれ、ココアシガレットの味だわ。

だが・・・なんだかハッカが弱いような・・・?

こんなハッカ感 薄かったっけ?

 

折れへん!?

丸いから折れようがなかろうもん。

よく見るとパッケージ上部の“ORION’S”のロゴが、“OREHEN”になっている。

大阪の企業らしいセンス。

 

オリジナルのココアシガレットも用意したので、食べ比べてみる。

オリジナルの方は、きちんとハッカの風味がする。

こっちだ!

こっちこそがココアシガレットだ!!

気のせいなのかもしれないが、ココシガタブレットはハッカの味がほとんど感じられないが、

オリジナルのココアシガレットの方は、しっかりとハッカの清涼感があった。

タブレット状にするのにあたり、ちょっとハッカの含有量を減らしたとか?

原材料名をみても、それぞれハッカの記載はないので、なんともいえない。

 

もうシガレット(たばこ)要素ゼロなんだよな。

 

オリジナルとタブレット状の二種のココアシガレットを食べ比べてみて、

やっぱ昔ながらの(といっても自分が子どものときよりも変わっているが・・・)

スティック状のものの方が、美味しいなと思った。

ハッカが好きなのもあるけれど、やっぱり棒状のをカリカリやりながら食べるのが、

ココアシガレットの醍醐味じゃあなかろうか。

 

久しぶりに食べてみたけれど、オリジナルさらに柔らかくなってない?

前はもっと硬かったように思うのだけど、暑さで柔らかくなっていたのかな?

あと、販売価格が10円アップしていたのと、外装のシュリンクが排除されていた。

昨今の原料高騰で、価格アップと素材の簡素化が図られているのだろう。

 

こういった古くからある駄菓子を守りたい。

森永のカルミンの再来はごめんだ。

 

パッケージ裏には、なんだか かわいくないリスが名言を言っている。

 

 



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