高さ 34cm
ポルトガルで最もポピュラーな陶器の置物。
その昔、北の町バルセロスでは泥棒の被害にたびたび遭って、町の人たちは困っていた。
そんな時、一人の旅人が、ガリシア地方の聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅の途中でそこを通りかかった。
そして運の悪いことに、泥棒の犯人にされてしまったのだ。
裁判になったが、旅人は無実の罪を晴らすことはできずに、絞首刑を宣告された。
その刑の執行の日。
裁判官の食卓に出された皿の上の雄鶏が突然立ち上がり、「彼は無実だ!」と叫んだ。
おかげで旅人は無罪放免になった…。
というおはなし。
その教訓を決して忘れないように、それ以来ポルトガル人はこの雄鶏の置物を大切にしている。
雄鶏の表情や絵柄も少しずつ異なるので、我家には大、中、小と三つも飾っている。
これは大の雄鶏。MUZ
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