テイクハウスのスマイルフェイス

家族を笑顔にすることが、テイクハウスの楽しみです。そんなテイクハウス設計室での日々のできごとを綴っていきます。

職人

2017年05月18日 | takekawa
お世話になっております。

過ごしやすい季節となりました。

そんな中、わたしの娘も、修学旅行で京都へ向かいました。

非常に楽しみにしていたようで、わたしも昔のことを思い出しました。

下の娘も学校行事で、今日は学校に宿泊するため、静かな夜になりそうです。


さて、各現場も新年度を迎え、順調に進んでおります。



こちらは富士宮市大久保にて、改築工事のお宅です。

ブロック塀で囲われていた箇所を耐震補強工事を兼ねての改修工事。




解体工事が完了し、新しく耐力壁を設置していきます。




建物の出隅を補強できることで、かなりの耐震評点が確保できます。




左官壁の下地も完了しました。




透湿防水シート + 防水シートの2重防水処理を行います。




テイクハウス設計室の十八番。




鏝板から塗り鏝へ、塗り鏝から外壁への流れに、お施主さんも釘付けのようです。




屋根の上では瓦屋さんが、積雪によって被害を受けた箇所を補修中。




屋根漆喰と呼ばれ、小さな鏝で瓦の隙間を埋めていく地道な作業。

試行錯誤して、今の材料に落ち着いたとのこと。

化粧棟、隅棟、鬼際、袖破風、箕甲、大鬼

瓦工事の各名称は、今の建物ではなかなか見なくなりました。

大工さん、瓦屋さん、左官屋さんと以前は、「職人」と呼べる方がたくさんいたんです。


工場ですべて同じに造ることも、もちろん大事。

ひとりの職人が造り出すところも残しながら。


いつまで見れるのかなあ。