んでもって（再検査 第三回）

何？　そのでっかい注射！

肝っ玉が縮み上がるようなその図体。

（うっ　馬用ですか？）


それ、人間に使うのは・・・・・


「ハイ　麻酔です。」




と、点滴のチューブの途中から　ブチューーーーーッ



鈴木健二　風の医者

「はいっ　そろそろ眠くなりますからね～」




それから　全く意識がない。


気が付いたら　看護婦さんに起こされた。

しかも、診察台ではなく別の部屋。




・・・・とすると、私も途中で捕まった宇宙人になったわけ？











へっ？



診察室に呼ばれて、またもや　鈴木健二風の先生と


「いやーっ　きれいなもんだ！　この６枚の写真は記念にどうぞ。」



（はい）


それから、ちょっと待合室で休めと言われ　ぼーっとしていた。

ハッ　と気が付いたら　受付もカーテンが閉められて　人っ子一人いない。


寂しくなったので　帰ることにした。


それから帰宅して　１時間ほど寝たと思うけど、その辺りの記憶がない。


麻酔の力は偉大だ！







とまぁ今回は　何事もなかった。検査料は９４００円。



無理矢理下痢までさせられて、お金取られて、寝ている間に実験動物のようになって



何か損した気分だ。




そうだよ！



最初の人間ドックの結果



どういう事だよ！




えっ？




責任者！出てこい！！