で、再検査

地獄の再検査

先日の人間ドックに引っかかったため、仕方なく診断書を書いてもらい、紹介状とともに 近所の消化器内科へ行くこととなった。


前回(事前に)行ったときに、受付のおねーさんから下剤らしき物(4錠の薬と液体が入った小瓶)をいただき、
「検査前日の夜にコレを飲んで下さい。朝は何も飲んだり食べたりしてはいけません」
(いつ来てもいいのですか?)
「はい」

それで、検査当日。

昨夜この薬を飲んだが、夜中じゅう何も変化がなく、朝になっても【出すべき物】が出ない。
これだけですごいストレス。

トイレに本を持ち込んで難しい顔をしながら読みふけること1時間。

雀の涙ほどの【出るべき物】がでた。


さて、時間になったので家を出ようとしたが、足が重い。まるで死刑執行でもされるか?のような重苦しい気分。
自分で、やりたくもない物に向かうときの心境とはこういう物なんだ・・・・変にリアルである。

予定時刻の8時半に到着。

(あのぉ~大腸検査にやってきた物ですが・・・)
「前回はいつですか?」
(初めてです?。)
「名前を書いて待っていて下さい。」・・・あっさり。
しばらく廊下で待っていると、

「こちらに入って着替えて下さい。」
(検査着に着替えるんだな)
「こちらに着替えて頂き、上半身肌着だけで検査着を羽織って下さい。」

(ん?と言うことは、身に付けているのは上半身の肌着と検査着のみ?)
靴下は脱いでいいのだろうか? パッパンツも脱ぐのだろうか?
付けていいのは・・・だから   ひょえーーーーーーっ?

それから何? このビニールに入っている明らかに使い捨てっぽい代物は何?
ひょっとして 紙パンツ?

(あのぉ~ 紙パンツは?)

「今は使わなくていいです」と、質問も復唱も許されないような空気を醸し出していた。
さらに、
しばらく廊下で待っていると、「コレ飲んで下さい」


(へっ?)

そこに出されたのは 灯油を入れるポリタンクのようなデザインの容器。その傍らには200?Mサイズのコップ。

ポリタンクはどう見ても1リットルはあった。取っ手も付いていた。フタもある。
まさに真っ白なポリタンク1リットルサイズ取っ手付き。

コレを差し出し、看護師さんはいとも簡単にこう言い放った。

「15分以内にこの下剤を飲み干して下さい。その後、5回目の下痢の便を見せて下さいね。」

(へっ?)

短時間に1リットルもの下剤を飲んだ挙げ句に、5回目の【出した物】を見せるのですか?

(そんなことをするのだ・・・ 恐るべし大腸検査)


気を取り直して飲み干すこととしよう

(ゴクッ)

ーーーーーーーンかぁ~  冷たい!



キーーーーーーンと冷えてるではないか?
生ビールよりも冷え切っているその下剤。いったいどうやって保管していたの?


コレを 15分以内で 飲むの?

それはまるで、波打ち際にうつぶせて、頭を海面に突っ込んだ状態の人間が

ウォー 飲み干すぞーーーーっ という図に似ている。


んなもん飲めるか?

しかし、
9分で飲み干すパパ(言われるままに行動するのは慣れている。)

で、いやンいやン状態のままで廊下のベンチイスに座っていると、目の前を検尿のオシッコを持ってウロウロしている若い女性発見。
この人も、上半身肌着の・・・・・ヘッ?


想像しちゃいけません。メメメッのメッ

というか、そういう若い人があっちにいるから見ちゃいけない! ほんじゃぁこっちを向いて・・・ えっ?こっちにもいるじゃん。
何?高校生っぽい人もいるよ?そっちを見たらOLさんみたいな人も・・・・


どこを見てもマズイ雰囲気がしたからオロオロしながら床を見つめているパパ。
(だれにきぃ使ってンだよ 何にきぃ使ってンだよ)

なんだかんだで 5回目のトイレ(トイレは男女共用で並列状態であった)
それまでの間、お隣さんと並んだ状態で シャーーーーーーーッ とシャワー合戦を繰り広げました。

お食事中の皆さん ごめんなさい)

もちろん隣がオッサンであることもあり。うら若き女性であることもあり。
でも互いに負けじと シャーーーーシャーーーーやり合う。

ってな具合に前半戦は進んだのでした。



(後半が知りたい?  またいつか・・・)
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