再検査(つづき)

で、結局 おトイレ通いは 通算 8回となりました。

「5回目で見せて下さい。」と言われ、素直に見せたところ・・・


「色はいいようですね。じゃあ あと2・3回で見せて下さい。」


ハァ~ まだ行くの? この2時間で何回通っていると思ってンだよ


でも、お腹の方は快調なので(快腸)すんなり予定の8回クリア。




ところが、9回はいけるだろうと、8回目の出すべき物を






シャアーーーーーーーーーッと流したところ、



次が出ない。





しっ しまったぁ~




どっ どうしよう。


「リッキーパパさぁーん! 診察室にどうぞ」




ここの医者については、このような前評判を聞いていた。


「恰幅のいい、鼻毛がボーーーーーンと出ている口の悪い先生」

「うちの娘がかかったとき、遊び着で診察受けたら、説教された」

「広島の医者は広大出身ばっかりで、医療が20年以上遅れている。ワシは京大出身じゃ!」


このように聞いていた。



医者の顔を見た瞬間!




ぶっ!






私の印象では 鈴木健二 そっくりであった。


そう、口の悪い鈴木健二を想像してもらったら ほぼ正解。



写真を見せてあげたいくらいだけど、それは 行かれた方のみのお楽しみ。





さて、喉から膀胱まで超音波で見てもらった後・・・・・

廊下に出された。目の前をフラフラしながら歩いている人が居た。


さきに 検査を受けた人のようだが、どう見ても





捕まった宇宙人状態。


本人は 受け答えをしているが、足下は千鳥足。



オレはああなんないぞ!



そう心に決めたとき、目の前の部屋にうら若き女性が入っていった。


そのあと、看護師さんが、黒ーい 長ーい ファイバー状のカメラを持って行った。




えっ? あれが入るの?

出るべき所から? 自然の摂理に反して?



今からキャンセルしようかなぁ~ でも、またトイレ通いするのも苦痛だし・・・


心の中で賛成派と反対派に別れて南北戦争状態。



この際、北軍の勝ち!我慢して受けよう。




「リッキーパパさぁーん!」   (はいっ)←小さな声


ビニールから紙パンツをはく。


「穴の開いている方が後ろですからね!」(いよいよか



観念して横になる。


看護師さんが でっかい注射と 血液採取用の針とちっちゃな試験管のような物を持ってきた。



「では、血を抜きますね。」(嬉しそうに見えるのは何故?)

3本ほど取られて、今度は点滴。



(そのでっかい注射は何?) 直径4センチくらいはある。しかも2本。


まさか? それを おしりに?



まさか? 水戸の 光圀公さまに? 黄門様に?




やだーっ! かんべんしてーっ!



(調子に乗って 第3部へつづく)
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