残雪の穂高連山 455 × 380 mm F8号
日本のスイス或は日本のツェルマットと語る人もいる。
ツェルマットはスイス南部の1.600mの標高にあるスキー、登山、ハイキングで有名なリゾート地です。
もう一つ有名なのがマッターホルンのお膝元でも有ることで有名です。
一方上高地は長野県西部梓川上流の標高1.500mの中部山岳国立公園の景勝地。
有名な槍ヶ岳の登山の出発点にもなります。
どうですか、なんとなく似てもいますね。
☆ ☆ ☆
私が初めて上高地を訪れたのは、大学受験勉強の憂さ晴らしという名目で両親に許可を得
一人夜行列車の少年となりました、今から57年前の高三の夏休みでした。
車窓の外がなんとなく明るく感じられる頃に下車駅の穂高駅に列車は滑り込んだ網棚からザック取り出し降りる準備をするが
超満員の車内をザックを担いでホームへ降りられずにいると前の席の山男風男性が「君窓を開けなさい」「ほらほらそっちの金具を持って」と男性側の窓開閉の金具を上え上げながら支持します。
言われた通りに焦りながら窓を開閉すると列車がゆっくりと動き始めた。
「何してるんだよ。ザックをホームへ投げろ」
「君も早く飛び降りるんだ。さっ早く」と私を煽る。
無我夢中で危機一髪の中ホームへと飛び転んだ。
これから夜が明けようとしている中ホームで溜息が流れた。
改札口は、無人で切符を小箱の中へ入れ外へ出ると三人組の男性たちが声を掛けてきました。
目的地を聞かれ、彼らが予約してあるタクシーで登山口の一ノ沢まで乗せて頂くことになりました。
余談が長すぎました。 反省します。
☆ ☆ ☆
常念岳 - 蝶が岳 - 長塀山 - 徳沢 - 上高地無事に終了。
山男たちの親切と機転におおいに助けて頂き今でも記憶から色褪せていません。
初めての上高地訪問は下山の最終地点でしたが、やはり初めて見る上高地は素晴らしいの一言に尽きます。
大学では登山三昧の日々が続く親不幸野郎になり山では助ける番になってゆくのです。
機会がありましたら登山四方山話も書いてみたいです。
又次回で・・・
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