竹田ゆかりのブログ

竹田ゆかりの活動記録
教育問題や時事問題に関する思いなど 

鎌倉ごみ有料化のなぞ

2014-06-28 06:36:29 | 日記
鎌倉ごみ有料化のなぞ

昨日、6月定例会が終わりました。
陳情5本採択、議案23本中22議案可決、1議案が否決された。

私の態度表明と異なる結果となったものが2本です。
その一つが、
「鎌倉市廃棄物の減量化、資源化および処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
です。要するに、ごみ処理有料化です。

賛成13 反対11 退席1という結果でした。
2票差で有料化が決まり、市民の皆様から新たにご負担いただくことになりました。

市民を二分するほどのごみ処理有料化議案。
反対派は4人反対討論に立ち、可決した賛成派13人からは誰も賛成討論に立っていませんでした。
これは予想外でした。

なぜ、賛成討論に誰もお立ちにならなかったのか。
反対派の意見に抗するだけの材料がなかったということなのか。
ただ、市長の提案を受け入れただけ…ということなのか。
数だけあればいいということなのか。
市民の皆様は、賛成派の討論を聞きたかったことだろうと思います。

  ごみ処理有料化賛成者(敬称略)13人…高橋・小野田・永田・日向・河村・渡辺・前川・山田・池田・岡田・長嶋・千・
                            久坂
 (会派名…鎌夢会・みんなの党・鎌倉みらい・草莽・無会派)
  ごみ処理有料化反対者(敬称略)11人…納所・大石・西岡・赤松・吉岡・三宅・保坂・中沢・上畠・竹田・松中
                               (会派名…共産・公明・ネット・無会派)
            退席者(敬称略)1人……渡邊 (会派…草莽)

それぞれ、皆さん賛成、反対の理由がおありだろうと思いますので、どうぞ、各議員のブログ等でご確認ください。

私が有料化に反対した理由は、
長年、市民に多大なご協力を頂いてきた(過去リサイクル率全国1位にもなり、現在一人あたりの燃やすごみの重量が県内で一番少量になった)にもかかわらず、今泉クリーンステーションを止めなければならないから(こうなったのは、2011年、突然バイオマスエネルギー回収施設建設計画を中止した結果)、もっと減らせと、有料化によって市民を追い詰めることは、道義に反すると思うからです。

学校現場で働いていたころ、ごみの分別が始まり、忙しい朝の家事が増えた…と思ったものです。
しかし、ごみを減らすためなら、環境のためならと多くの市民の方々は協力して下さった。
学校現場では、習字の紙の分類が二転三転し、小学一年生から牛乳パックを開いて洗って乾燥させ、収納し。
それは環境教育の一環として行うことではありましたが、学校現場の協力も自分で言うのもなんですが、大きかったと思います。

ごみ処理計画の破たんの結果、「お金を取る」という形で市民を追い詰めること。
今までの市民の長年のご努力・ご協力・ご理解の果てにすることでしょうか。
道義的に見て、私は賛成に手を挙げることができません。

御成小学校講堂

2014-06-24 04:42:25 | 日記
御成小学校講堂を視察しました


これは皆様ご存じの鎌倉市立御成小学校の正門です。
10年前、私はこの学校の職員でした。
懐かしい正門をくぐりながら、ふと思い出しました。
同学年の先生と雨の中、重い御成門を閉じて帰ったことを。時計は夜中の12時を指していました。
市内教職員の方々をお招きして、公開授業の準備をする真っ只中でし
た。
そのころの御成小学校講堂の保存はすでに市の計画の中にありました


学校ではPTAの活動や、クラブ活動に使用していました。
十分とは言えませんが、まだまだ活用できる状態にありました


しかし、久しぶりに中に入ってみてびっくりしました

天井の数か所に雨漏りの跡があり、床にはバケツが置かれ、白壁は崩れ落ちていました。
かつて、あの有名なヘレンケラーも来日して講演をしたことがあると聞いたことがあります。
屋根の塔屋も今となっては保存したい風情です。
保存計画ができてから15年がたってなお、財政を理由に修復もできず、朽ち果てていくのをただただ見ているしかないのでしょうか…。
今盛んに市でも研究が進められている官民連携プロジェクト。
その中に例として挙げられているのが、電柱地中化であったり、横須賀線地中化であったりしますが、
今崩れゆく文化財を保存する方が先なのではないでしょうか。

私の知る限り、少なからずの市民が保存活用を願ってきた御成小学校講堂。
昨年、クラウドファンディングの活用により市内の観光案内が設置されました。
額の大きさはかなり違いますが、一つの方法として可能性を模索しても良いのではないでしょうか。

6月一般質問

2014-06-22 16:02:14 | 日記
6月一般質問内容

2014年度6月定例会が11日より始まりました。
今年は、教育こどもみらい常任委員会に所属することになりました。
会派には所属していませんが、今年度も機会をとらえて、いろいろな場面で発言していく予定です。
関連質問、番外質問、賛成討論、反対討論…。
なお、今までの竹田ゆかりの市政通信はホームページからご覧いただけます。

さて、6月12日午後、一般質問に立ちました。
今回の質問内容は5項目にわたりました。以下の通りです。

(1)安全安心を守るために  介護保険制度改革にともなう市の支援事業のあり方

6月18日に「地域医療・介護推進法」が成立しました。
2000年に介護保険制度がスタートして以来の見直しです。
私が一般質問に立った12日は参議院での審議中でしたが、想定される内容をもとに市の市政を問いました。
介護保険制度改革の背景には、介護サービス受給資格者が年々増えていくなかで、2025年度には(団塊の世代が75歳を迎える)月額8200円にまで上がるという試算が出され、このままでは社会保障財政が持たないという議論の中で出されてきました。
改定される内容の中で、私が一番心配しているのが、要支援1・2の方々が予防給付によりなされていたサービスが、この度の制度改革で市町村の事業になってしまうということです。
市独自の事業になるということは市の判断でどのようなサービスを事業化するか、ゆだねられるということで、市の力量や考え方によってサービスの低下が起こるのではないかということです。
①今後地域包括支援センターを増やしていく。
②他市との連携をとり情報共有していく。
③これまでのサービスの質を維持する。
④利用者のニーズを把握し、相談を直に受けている包括支援センターの方々との意見交換をしながら制度設計していく。
以上の答弁を得ました。
(2)からは次回のブログで…。

議員の質

2014-06-22 00:48:40 | 日記
議員の質

昨今、地方議会議員の質の低下が問題になっている。
先日都議会において、議員の質というより人格を疑うようなヤジが飛び、現在波紋を広げている。

ニュースによれば、自民党都議らが座っていた方向から飛んできたとのこと。
本人も名乗り出ず、みんなの党は声紋判定も辞さない構えだ。
名乗り出られないということは、ヤジとして不適切であったことを認識しているということ。
であるならば、名乗り出て、しっかりと言葉の責任をとるべきである。

今まで、数々の議員が、その発言ゆえに職を辞することを余儀なくされてきた。
それは当然のことである。
議員は、言葉がすべてである。
言葉は、その人の思想・信条・ものの考え方、そして質と品性を表すからである。

ひるがえって、鎌倉市議会はどうだろうか。
時折、質問者が質問しにくいほどのヤジが飛ぶ。
私も何度か質問を止めざるを得なくなったことがある。
質問内容や答弁内容をしっかり聞き取ってのヤジでもなく、時に発言者や答弁者への誹謗中傷に近いものもある。

「鎌倉市議会ってひどいらしいね」と他市の方から言われたり、
「鎌倉市議会議員の質が低下した…」と、少なからずの市民の声が耳に届く。

平日の議会傍聴は難しいので、
せめて、議会中継録画を時間のある時に見て頂けると有難い。
ご自身が選んだ議員がどのような質問をしているか、議場内でどのような言動を取っているか、
是非ご覧になっていただき、良識ある議会運営がなされていくよう応援していただけると有難い





勝手な解釈

2014-06-20 00:27:32 | 日記
勝手な解釈…6月定例会一般質問

昨日の夜、ある方からメールが届きました。

「竹田議員の一般質問の内容を全く理解できない某議員が、ブログに勝手なことを書いているますよ。

よくもまあ、あんな勘違いができるものですね…。」

というような内容でした。

その議員の6月12日のブログを開いてみると、全く意味不明。あきれるほどの勘違い内容でした。

この議員のブログを多くの方が、「おもしろがって」見ていることは知っていますが、

気にしません。

普通に、人の話を理解できる方なら、このような勘違いはしません。

是非、6月12日「竹田ゆかりの一般質問」の録画をご覧になってから、この某議員のブログを読んでみてください