・学生時代なら『卒業』
・会社員時代は『年度末決算』
・テーマパークダンサー時代なら『契約満了』
・ミュージカルSHOCKなら、1年の締め括りである帝劇公演の『大千秋楽』等、様々な思い出がありますね。
ちなみに、先月は交通事故案件で慌ただしく、改修工事前の帝国劇場ラストイヤーだった事を忘れてました。
最終日の特別番組では、大地真央さん、光一君が司会、プレゼンターをやられており、真央さんと『マイフェア・レディ』で5年、光一君と『SHOCK』で7年も共演させて頂き、同じ帝劇の舞台にも立たせて貰えた事は一生の宝です!
振り返れば、自身の実力では成し遂げれない奇跡の経験でしたし、新たな聖地に立つ事は無いと思いますが、旧帝劇での様々な良き思い出や、辛かった事も多々有るので、回想は機会があれば綴ろうかと。
話は変わって、高校球児の聖地と言えば甲子園!
この時期は、やはり選抜高校野球の季節ですが、今年は、大阪勢が98年ぶりに出場校無しという異例の事態となり。
常連の履正社 、大阪桐蔭が近畿大会でまさかの初戦敗退、おまけに報徳学園のアゲアゲホイホイも見れない為、今年は今一つか…と思いきや、蓋を開ければ、例年通り熱戦の連続で、特に初出場でベスト4まで進んだ『浦和実業』の快進撃と、長年の苦労が報われた監督インタビューは泣けましたね。
そして、決勝は『横浜』VS『智弁和歌山』の名門校対決、両校共に名監督が勇退後、新たな監督に代替わりし、なかなか勝てない時代が続く中、久しぶりの決勝へ。
結果、新チーム結成から無敗神話を貫いた『横浜』が優勝!
この数年、地方予選決勝で世紀の大誤審や、指導力不足等を散々叩かれて来た監督の優勝インタビューが、これまた泣けた。
今大会は、選手のみならず、監督ヒストリーも熱くなる要因でしたね。
しかし、歳を重ねる毎に、確実に涙脆くなってますが、もう一つ涙腺崩壊と言えば、今更ながらの朝ドラ再放送『カーネーション』
2011年に放映された、大阪岸和田を舞台に、有名デザイナー・コシノ三姉妹の母親を主人公にした物語は最高で!
ちなみに、この主人公と、俺の祖母は同じ大正2年生まれ、昭和、平成を生き抜いて来た祖母の歩みと、その時代背景を重ね、何より良かったのが劇中で飛び交う『泉州、岸和田弁』
故郷の言葉が非常に懐かしく、一言一句見逃せぬ程、言い回しもリアルに表現されており、自身が小、中学生の頃、母親に叱られてた情景を鮮明に思い出させてくれました。
人として生き抜く強さ、深い家族愛や粋な心、名俳優さん達の心に刺さる名台詞、とにかく脚本が素晴らしく、涙無しには観れませんでしたね。
きっと、生前の母親は間違い無く観てたであろうし、ドラマについて、語り合いたかったなぁ…
そして、高校野球シーズンになると、必ず親父とも話したくなる…
おまけに、全く回復に至ら無い、事故の後遺症とも何時まで向き合うのか?を考えてしまうと、年甲斐も無くセンチメンタルな気分に陥ったり…
しかし、そんな時には不思議と姪っ子、甥っ子から必ず連絡が来る!
早いもので、来月で5年生と4年生になり、最近は電話だけで無く、メールもくれたり、未だ堪らなく可愛い2人に癒され活力を貰い。
おまけに、仕事に行けば、仲間達や沢山のお客様からも頂け。
こんな俺みたいな男に、有難い環境ですよ!
なので、焦らず足元を固め、丁寧に一つ一つ積み上げて行こうと思う次第です。
ちなみに、ドラマ『カーネーション』を題材の映画が来月公開される様で、主演は大地真央さん!
こりゃ、相当楽しみですな!