ダンスな1日

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プロフェッショナル!

2019年05月31日 | ダンサー
この数日、真夏の様な暑さに嬉しさを感じてしまう俺ですが、夏、秋、冬とカンパニーの発表会が目白押しなので、メンバー達と共に大汗かいてる日々が、何とも心地良く!


そんな中での僅かな息抜きとして、ハマってるのがTVドラマ。


令和版の「白い巨塔」や「スパイラル」「ストロベリーナイト」と面白いドラマが目白押しの中、BSの日本映画専門チャンネルで昔の名作やVシネマにまでも。


しかし、良いドラマには素晴らしい役者陣の演技がつきものですね!


俺は、幼い頃から日本のドラマが好きで、幅広い年代の俳優、女優さんの名前を結構知ってる為、この業界に入ってから、昔TVで拝見してた数々の役者さんと共演させて頂けた際には「あの時の〓〓って作品の〓〓役の〓〓のシーンが好きでした」と言える程!


ダンサーとして、芸能の世界に足を踏み入れた訳ですが、お芝居に関しては、当初はナメた考えで「経験を詰めば感情注入が上手くなって行き、発声練習も詰めば、それなりに出来る様になるのでは?」と思って役者にもチャレンジしてみました。


何度か再現VTRや映画、舞台、ミュージカルにもチョイ役で台詞を頂いたりもして、お芝居にもトライしてみましたが、長年やってハッキリ解った事が。


『俺には演技センスは全く無い』って事。


昔からTV等々で拝見してた、一流の役者さんと実際に生で共演させて頂くと技術だけで無く、視点、洞察力等々、全てにおいてモノが違い過ぎるし努力や気合いで、何とかなる次元でも無いなと…



上手く説明出来ないのですが、役者気質の方々は、本当に別人になれるスイッチの切り替え度合いと、一つの台詞に対しての見解と重みがとてつも無く凄く、本番での佇まいが半端ない。(またいつかの機会に実際経験した凄い俳優さんとのエピソードも書いみようと思います)


そして何より、センス云々だけで無く「どんな苦労を重ねても地道に成長して大成して行きたい!」って情熱がお芝居に関しては沸か無かった事が一番でしょう。

なので、自分は視聴者側になって「〓〓の演技はどうだ」など好き勝手言うのが、性に合ってると思います。


辛口コメントを評論家気取りで一人遊びをしてる中、日本の役者さんは上手い人多いと思うし、熟練の方々が素晴らしいのは勿論の事、若手の役者さんも良いからね~


ホンマに、これだけ色々な人格の役柄を自分でこなせ、世間に認められる仕事が出来るって、それなりに苦労もあるでしょうが、楽しいだろうなぁ~と思いますし、良い仕事してますよね。


俺も、自分で進んで行きたい分野では、有り難い事に本当に楽しく生き生きと仕事をさせて貰ってます。


だからこそ、他の色々な分野でプロフェッショナルな活躍をされてる方々の姿に興味を示し、共感出来る部分を探す事が、とてつもなく楽しい今日この頃です。

プロフェッショナル流儀とは何ぞや?


と聞かれて、ズバっと悟れる境地に登り詰めて行ける様、今後努めて行きたいもんです。


ただ、もう一度、足元を見つめ直す事も大切。


この歳になると、基本的な事で注意、指摘を受ける事も少なくなる中、その機会を頂ける事はガツンと頭は打たれても有り難い事で。


その頂けた、盲点を謙虚に頂戴し、基本的な足固めを怠らず、プロフェッショナルな人間になって行きたいなぁ~と名作ドラマを観ながら思いに浸っておる所存です。
コメント
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