ダンスな1日

日頃の活動内容をアップしてます。

奇跡は必然!

2023年06月07日 | 日記
いつもの如く、世間より何周も遅れている俺が、最近ハマってるドラマが『あまちゃん!』


今更?ですが、2017年に大ヒットした朝の連続ドラマが、現在NHKのBSプレミアムにて再放送されてまして。


笑いあり、涙ありの心温まる展開に心が癒やされ、自身の境地に置き換えて見れる宮藤官九郎さんのドラマはやっぱり最高!


中でも1番好きな『俺の家の話』同様『あまちゃん』も家族、親子の人間模様を題材にした傑作なので、そんな家族愛に感化されながら、相変わらず週末は母親のもとへ会いに行っております。


それにしても、先日の台風2号には大変な思いをしましたね…


大阪では交通手段のライフラインが大体止まってしまい、タクシーも捕まらない為、実家や病院までが、これ程長く感じた事は無かったです。


しかし、ここまで東京、大阪を行き来してますと、新幹線の中で『あれ?今、どっちに向かってるんだっけ?』となる事が多々あったり、最初の頃は懐かしの名店で美味い物を食べたり、寄り道もしてましたが、今では『如何に最短時間と最短ルートで目的地に着けるか?』に拘りを持つ様になりました。


まぁ~介護と聞けば、大変で自らも心労してしまう…と言った事が頭に浮かび、俺自身もそう考えてましたが、実際に体験しますと、勿論大変な事もありますが、それ以上に学びが多く、身近な物事への打開策や思考の見直し等々、新たな発見が幾つもあり、現在の自分に必要不可欠な時間だ!と感じる次第です。


実は4月初めに緩和ケア病棟へ入院した際、主治医から妹と二人呼ばれ『この1ヶ月がヤマとなるでしょう』と宣告され…


もう、手術も、抗がん剤治療も出来ず、食べ物もずっと口にして無い為、小さく痩せ細り、当然元気も気力も無く、本当に辛そうで、このまま終わってしまうのか…と。


しかし、緩和ケア病棟の先生や看護師さんの渾身的な介護と、様々な方法を駆使して元気付けて下さった結果、今後は食事を摂る事が出来ない…と言われてた母親が、少量のお粥や吸い物が口に出来る様になり、その後、ご飯、野菜スープ等までも口にしたり!


嬉しい反面『ホンマに大丈夫なんか?』と心配にもなりますが、もう2度と食べれないと諦めてた母親にとっては『こんな美味しいご馳走を毎日食べれるなんて、嬉しくて堪らないわ~』と。喜びもひとしおで!


そりゃ、そうですよね~


おまけに先月は、和菓子やヨーグルトまで食べれる様になり、皆がビックリする程!


改めて『食』の大切さを痛感しましたし、当たり前に食べれる事が如何に凄く幸せか?


そして、幾度となく母親が生み出す『奇跡』にも感心させられます。


それは、どんなに厳しい状況下に置かれても、回りの方々への配慮は忘れず、優しい口調と感謝の気持ちで過ごしてる母の姿や生き様を見ていますと、これらの『奇跡』は『必然』な事なんだろう?と思ったり。


人生において、困った時、手も足も出ない窮地に陥った時『奇跡』を起こし、運を手繰り寄せれるかは、普段の生き様。


これを母親は、ずっと昔から身を以て俺に教え続けてくれます。


今は、いつもみたいに口うるさく説教したりは出来ませんが、別に話せなくても、寝たきりでも良い。


同じ遺伝子を持つ人間の生きる姿を見てるだけで、俺には学びが生まれます。


本来なら、俺がそういう人間になってないといけないのですが…


改めて、母親って凄いし、どうやったら、あの境地に辿り着けるのか?


永遠の課題となりそうですが、とにかく病床とはいえ大切な母の側に居れるだけで有難いと感じ、一日でも長生きして、俺をまだまだ教育して欲しいと思う次第です。


そして、慌ただしくも充実した日々を送れてる事に喜びを感じ、今日も歩んで行こうと思います!
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レフリー!

2023年05月31日 | 日記

5月に入り、真夏日の様な暑さが時折訪れる中、昨年末から熱戦が繰り広げられてます『ジャパンラグビー・リーグワン』が、遂にプレイオフトーナメントへ突入し、準決勝、決勝の戦いは非常にスリリングで感動的な幕切れとなり、クボタスピアーズ船橋・東京ベイが悲願の初優勝を飾りました!


しかし、試合を観戦しながら感じたのが、ラグビーに限らず、昨今どのスポーツにおいてもレフリーは大変だなぁと。


大きな要因としては、VAR判定の導入により、曖昧だった部分が明確化され、誤魔化しが効かなくなり…


ただ、選手ファーストの理念から、理不尽な思いを減らす為には良い部分である一方、誤審でもすればSNSで直ぐさま拡散される時代でもありますからね。


そんな中、今大会の準決勝『クボタスピアーズ』VS『サントリーサンゴリアス』戦では、終了間際にサントリーの大逆転トライが生まれ、選手、ファンが大盛りの中、その前のプレーが??となり、VAR判定の結果ノートライに覆る事態が2回も続き。


そして3度目の正直、ラストワンプレーで逆転トライを奪ったシーンでも、再びVAR判定となり、何度も審判団が見返した結果『判定不可』となり、またしてもトライが認められず、サントリーは無念の敗退…


『なんか、難しい時代やなぁ~』と思わず叫んでしまいました。


思い返せば、我々の学生時代、当然VAR判定など無く、試合のレフリーは監督やコーチ、OBがされる為、変なプレーでもしようもんなら、試合中にも関わらずレフリーからパンチや蹴りが飛んで来たり、自分のチームだけに限らず、レフリーに文句言ったり、悪い態度だと、敵味方容赦無しに『調子のんなよボケ』と殴られたり…


とにかく、レフリーの一度下した判断が覆る事など有り得ない位、絶対的な存在である審判が、今では正しい事をしても『当たり前』として誰も気づかれず、逆に誤審等の失敗をすれば、その事をずっと覚えている位に叩かれる立場に…


そんな審判だけで無く、監督業も難しい時代となって来てますが、だからこそ、長年職務を全うされている方々は本当に凄いなと。


時の流れに適応しながら、要らないプライドと守るべきプライドを選別し、アップデートを怠らない精神に加え、1番重要である『情熱』が絶える事が無いのでしょう。


俺も昔は、教員免許も取得し、ドラマ『スクールウォーズ』の滝沢先生みたいなラグビー部の監督兼、熱血教師を夢見てた事もありましたが、不器用で脳ミソ筋肉な俺に現代の教師は難しいやろな…と。


ただ、教育実習は良き思い出だし、教師をリスペクトする気持ちに変わりありませんが、今の職業に1番情熱を持てており、支えて下さる方々も沢山居るので、この道を邁進して行こうと思います。


幾つになっても、どんな時代でも、生き抜いて行く力を身に付け、熱い気持ちと学びは忘れずに。


そんな事を考えながら、俺の大好きな、高校野球界の名将で、この春38年の監督生活にピリオドを打たれた、日本一涙の似合う熱い男、日大三高・小倉全由監督のインタビュー記事やドキュメンタリー番組を見て心を奮い立たせております。


最近は慌ただしく忙しい毎日ですが、動き回れる頑丈な身体と充実した日々に感謝し。


そして秋に開催されるラグビーワールドカップも必ず熱くなるでしょうから、4年前の様に皆でこれから盛り上がりましょう!

 

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母親との野球観戦!

2023年04月30日 | 日記

4月になり、新たな試みや出会いがある中『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC) 』の話題は未だ絶える事なく、大谷選手、栗山監督を初めとした侍戦士達の動向は連日の様に伝えられてますね~


それだけ影響力があった事に間違い無いのですが、その裏で選抜高校野球も大熱戦が続いてた事の認知度は低い様で、この春だけは高校球児が少し可哀想な気がしました…


内容的には、戦前の予想通り大阪桐蔭と広陵の優勝候補が順調にベスト4まで勝ち上がり、頂上対決を楽しみにしてましたが決勝を前に両チームが敗戦…


そんな強豪校を倒し、勢いに乗った山梨学院が見事初優勝!


そして、惜しくも準優勝に終わった兵庫県代表、報徳学園の快進撃も熱かった!


毎試合、終盤や延長戦で逆転に次ぐ逆転の連続、そこでボルテージが最高潮になると、アルプススタンドから報徳名物『アゲアゲ・ホイホイ』の大合唱が!


これが、堪らなくてね~


ブラスバンドの演奏に加え、今年から声出し応援も可能となった為、ベンチ入り出来なかった部員を初め、OBや学校関係者達全員が一体となり、チームカラーである緑のメガホンを叩きながら応援歌に乗って踊り出すと、選手達は次々とミラクルを起こし、甲子園のボルテージは最高に!


そんな光景を見て『青春って、ええなぁ~』と心踊らされました!


しかし、こういった高校野球やWBC日本代表の熱戦を観る度に『親父と一緒なら楽しかったやろうなぁ~?』と思ったりします。


生前の親父とは、ラグビー、野球、サッカー等の試合は数え切れない位に観て来ましたが、とにかく一緒にうんちくを語り合い、大声で叫びながら応援するのが恒例で、その度に別の部屋から母親が『うるさい。あんた達ホンマいい加減にしいや』と鬼の形相で、烈火の如く怒鳴るのがお約束で。


親父と馬鹿息子以外は、決して人を怒ったりせず、常に回りを気使い、思いやり溢れる優しい人間なので、我々2人は相当な気苦労を掛け続けたのでしょう。


そんな母親ですが、3月中旬には本人の希望と、医師からの許可も条件付きで下り、一旦退院する事が出来ました。


しかし、如何せん色々な方の介護は引き続き必要となる為、俺も毎週木曜日か金曜日の始発で大阪に帰り、一緒に過ごした後、日曜日の始発で東京に戻って仕事するパターンを続けております。(こういったスケジュールを組めるのも、多くの方々のご理解、ご協力があってこそで、急遽な対応をして下さる皆様には感謝の思いしかありません)


そんな事もあり、今回のWBCや高校野球観戦は、普段の様に仲間達と騒ぎながらでも無く、主に母親と一緒にテレビ観戦してました。


野球なんて観ないだろう?と思ってると『さぁ~そろそろ始まるな』とチャンネルを合わせ出し。


『なんや、野球観るんかいな?興味あったん?』と言えば『そうでも無いけど…』と言いつつ、しっかり観てましたね。


もちろん親父とは正反対で、点が入ろうが叫ぶ事も無く、表情一つ変えず、俺が興奮してる横でポツリ、ポツリと『逆転したんかいな?』と呟いたり『韓国選手はキムチとニンニク食べてるからパワーあるんやろな?』といった事を聞いて来るだけで。


ただ、高校野球で、我々世代の大スター清原和博選手の息子さんが、慶応高校の選手として出場された事には『ホンマかいな~凄いやん!』と喜んで応援してましたし、ああいった親子鷹は、母親なりに思う所があるんでしょう。


俺自身も、清原選手が息子さんの打席を緊張しながら見つめ、初打席でヒットを放った際、喜びを爆発させた親父の姿に熱いものが込み上げて来ました。


そんな母親との二人きりの野球観戦、何とも不思議な感覚でしたが、これはこれで良い空間やったな~


まぁ~長年連れ添った親父の影響もあるんでしょう。


思い起こせば、俺の高校時代、親父と一緒にラグビーの試合も観に来てましたしね。


親父が言ってたのは、ルールも全く解らないのに何故か?一緒に付いて来て、黙って横に居るのだけど、試合中に選手が倒れてゲームが中断し、監督やコーチが『誰やぁ~倒れてるの?』と大声で叫ぶと、お母さんは目をギュッと閉じ、下を向きながら両手を握りしめ、祈る様な仕草を毎回するのだと。


しかし、帰宅したら『頑張ったね!』などの労いは一切無く、いつも通りに泥だらけのジャージを洗濯してくれ、翌日は早朝から巨大おにぎりを握ってくれる毎日。


それから数年後、大反対し続けたダンサー時代も、何だかんだ言って、地元大阪以外の東京、名古屋等の地方にも観に来てくれましたが、舞台上から見える客席の母親は、いつも下を向いており…


勿論、終わった後に『良かったよ』や『頑張ったね』等の感想は一切言わず、俺が『どうやった?』『つまらんかった?』と聞けば『そんな事無いけど、とにかく早よダンサーは辞めて、公務員にでもなりなさい』と言うだけ。


なのに、必ずパンフレットを買って、大切にタンスの奥へ仕舞っていたり、載った新聞も保管してくれたりと『どっちやねん?』と突っ込み所だらけなんですが、生粋の『あまのじゃく』な母親らしく、なんだかんだ愛が深い、温かい人やから、いつも笑って許せてしまうんですね。


世の中には、様々な事情が絡み合い、疎遠になったり、思う様に接する事が出来ない親子関係もある中、紆余曲折あったものの、俺は運良く築けて来れた。


それは、反抗期を乗り越え、社会の荒波に揉まれ年齢を重ねる中、若い頃には理解出来なかった親の思いや苦労が不思議と理解出来る様になり、父親や母親の事を尊く大切に感じれる様になれたのも大きな要因かな?と。


俺みたいな人間が言うのも何ですが、どんな理由や境遇があるにせよ、その様なマインドを持てたなら、それは幸せな事。


そして、親が元気で健康な時に、出来るだけ沢山の思いや語りを聞きながら、悔いの無い時間を過ごせる事が大きな財産なんだと、この歳になって切に感じます。


今月からは、再び入院となってしまった母親ですが、家族限定で面会の許可が下りる事になりましたし、身体は更に小さくなっても、相変わらず俺に対しての小言や説法は健在なので、一緒に過ごせる時間を当たり前と思わず、一日、一秒を大切に有難く感じながら過ごして行きたいと思っております。


今年も綺麗に咲いた実家近くのツツジ。


母親が好きなので、来年も一緒に散歩しながら見れると良いな~と願って。

 

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我慢強く、辛抱強く!

2023年03月30日 | 日記

3月に入り、桜も綺麗に満開となったこの季節。


今月は、なんと言っても『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC) 』でしょう!


昨年末のサッカーW杯に続き、再び日本中が熱狂した今大会、大谷翔平選手を主軸としたストーリー展開で、他のチームメイトにも様々なドラマがあり、ラストは絵に描いた様な演出からのハッピーエンド!


まるで、凄腕の脚本家が考案したかの様なシナリオでしたね!


大会を振り返り、大谷選手の活躍、MVPは全世界の誰もが認める所、俺は栗山監督が選手達の良さを最大限に引き出し、ファンだけで無く国民までも引き込むプロデュース力に凄く感銘を受けました!


例えば村上選手、これまでに無い打撃不審に陥り、大会打率一割台の中、負けたら最後の準決勝メキシコ戦、大事な場面でも連続三振や凡打が続く状況で、9回裏のサヨナラ逆転のチャンス、誰もが『代打か?送りバントか?』と思った中、栗山采配は『任せたから、思いっきり行け』と!


その結果サヨナラ逆転打となりましたが、監督は相当な覚悟だったと思われますし、仮にあの場面で交代だったら、JAPANが勝利しても村上選手だけは素直に喜べず、翌日の価千金のホームランにも繋がら無かったでしょう。それに監督自身も後々自責の念が残ったかもですね。


まぁ~2009年WBCのイチロー選手もそうでしたが、やはりスターの素質がある選手は、人以上にチャンスの場面が度々訪れ、天国と地獄を乗り越えながら歴史に残る結果を出すんもんで、今回の打席も、これから幾度となく映し出される事でしょう。


そしてもう一人、ダルビッシュ有投手。


今回チーム最年長として若手を牽引し、合宿初日から皆を盛り立て、良き雰囲気作りをしてくれた彼の功績は絶大なるもので。


しかし、本番でのピッチングは、登板した3試合ともに精彩を欠き、毎試合ホームランを打たれるなど絶不調…


今大会、若手投手陣が素晴らしいピッチングを見せる中、ベテランとしての焦りや不甲斐なさを抱いたまま決勝の大事な場面に立ち、ことごとく相手打者にタイミングを合わされ、変化球も本来に比べキレが悪く、決め球も無い中、ホームランに続きヒットまで献上し、絶対絶命の大ピンチ…


しかし、栗山監督はここでも交代を告げず、彼を信じ続けた結果、運良く相手打者が打ち損じてくれ、2連続凡打で辛くも面目を保てた事は、ハッピーエンドへ繋がる大きなターニングポイントでした。


彼も、あの場面で変えられてたならば、プライドは傷付き、優勝も素直に心から喜べ無かったでしょう。


根性論云々より、効率的生産性を重視した現代の風潮ならば、両選手とも交代はやむを得え無い状況…ただ、栗山監督は彼等の実績や日常での貢献度を軽視せず、自ら選び抜いた選手をとことん信じ、最後まで人間味溢れる采配を貫かれました。


どんな時代になれど、目先の結果だけに捕らわれない『義を重んじる心』が、やはり最後にモノを言うのかな。


優勝後のコメントやシャンパンファイトで、心から喜びを爆発させる村上選手、ダルビッシュ選手を見てますと、本当に泣けて来ますね。


とにかく『我慢強く、辛抱強く!』


年齢や置かれた立場で、その内容や対象も変わって来ますが、自身の仕事や日常生活においても、多大なる教訓を受け、身近にある困難を乗り越えるべくヒントを栗山監督やWBCから頂けた方々も多い事でしょう。


とにかく、今回のWBCが齎した影響力や経済効果は大きく、選手のみならず、国民までもが幸せな気持ちになれ、改めて『スポーツは世界を一つにする』って事を感じれました!


まだ、春の選抜高校野球、高校ラグビーも熱戦が続いており、仕事の方も4月度から新たなチャレンジに取り組み、楽しみが満載の中、乗り越えないとダメな壁もあるので、それこそスポーツから得た教訓を胸に、粘り強く、忍耐強く精進して行かねばと思う次第です。


今年こそは、満開の桜みたく、野望が綺麗に咲きたいもんやな~と願って。

 

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叔父さん!

2023年02月28日 | 日記

2月に入り、まずは初旬に行われましたダンス発表会。


昨年、当日まで濃厚接触者等の問題もあり大変な状況でしたが、今年は割とスムーズに遂行し、24名全員で無事にパフォーマンスを終える事が出来ました。


おまけに実際の出来映えも、長年見て下さってますスタッフさんから『今までで、一番のクオリティーと完成度だったのでは?』とのお言葉を頂き、喜びもひとしおで!


皆さんが一生懸命取り組んで来た成果が表れ、各々が充実感、達成感に溢れてましたので、当然の如く打ち上げも盛り上がり、久しぶりに皆で笑い合い、語り合いと良き時間を過ごせました!


近年は、いつも同じ事を言っておりますが、この様な楽しく幸せに溢れた環境に、どれだけ救われ助けられてるかを最近は特に感じます。


実は先日、母親の長兄である叔父が他界されました。


親父同様、母親も自身の父を早くに亡くし、若かりし頃は住み込みの苦学生として厳しい生活を過ごす中、当時20代半ばの兄さんに学費を全て捻出して貰った様で。


そんな叔父に対し、母親も全幅の信頼を寄せてましたので、亡くなられた事実を闘病中の母に伝えるのは辛い事でした。


現在は全く面会も出来ず、顔を見て言葉も掛けてあげれ無い為、電話での報告となりましたが、やはり悲報を耳にした母親は相当落ち込み、我々も歯痒い思いで…


こういった時代なので、理解はしていたものの、実際近くに居ても会えない事は予想以上に辛く悲しいもんです。


コロナ禍では、沢山の方々が同じ様な思いをされてるでしょう。


母親の存在、偉大さ、尊さ、そして一緒に過ごせる時間がどれだけ有難い事かを身に染みて感じる中、今後の介護体制や自分の出来る行動など、心配や不安が押し寄せ、考え過ぎて心が押し潰されそうにもなります…


勿論こういったケース、我々世代は避けて通れない事であり、改めて大きな問題と実感しますし、現実問題、自分1人の力ではどうにも出来ない為、親族、病院関係者、ケアセンターの方々に力もお借りしながら向き合って行くしかありません。


ただ、その様な状況下で、心身が疲れ、悩み過ぎて眠れない日々が続き、自身や身内だけで抱え込んでしまいメンタルが壊れそうになった時、とても大切になるのが、信頼出来る仲間達の存在や夢中になれる仕事、趣味等の時間を持てるか?


これは、重要になって来ると自身が経験し感じております。


悲しみや不安な日もある分、人との触れ合いに心から救われて幸せを感じる日は多々ある。


幾つになっても壁にぶつかり、成長しながら生かされてるのは、こういった経験を得て、人々にとって大切な環境を作る為なのだろうか?と最近思ったりもします。


そして、これら全てが、今の俺に与えられた宿命であり、必ず未来に繋がる糧となる様、しっかりと体感し己の幹を強くして行かねばなりません。


亡くなった叔父さんも『晴彦は相変わらず不器用でダメな奴だけど、良い人達に支えて貰ってるのだから、強く頑張れ!』と天国から言ってるのかもですね。


ちなみに、幼き頃の悪ガキだった俺にとって、叔父さんは厳しく、笑顔も見た記憶が無い位の堅物で、カミナリを落とされた記憶しか無い為、成人するまでは正直避けてました…


しかし、不思議なもんで、30歳を超えた辺りから政治・経済等の話で意気投合し、厳しい中にも、奥底に溢れる叔父さんの人間愛を理解出来、現在では尊敬の念しかありません。


とにかく、俺の大切な母親を最後まで兄として思ってくれた事を心から感謝しております。


ありがとう、叔父さん。

 

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