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「笑いについて」   ~芸人さん、お笑い番組、DVDなどについての雑感~

好きな芸人さんは、バナナマン、東京03、アンタッチャブル、ブラックマヨネーズ、サンドウィッチマン、有吉弘行など。

ケータイないと不安芸人

2010-09-03 | アメトーーク
今週のアメトーークは、「ケータイないと不安芸人」。

テーマがベタなだけに、安易なあるあるネタに終始したら
嫌だなあと思っていたのですが、 そこは力のある芸人さんたちが
揃っただけあって、しっかり面白い内容になってました。

しかし一番笑ったのは、大吉さんの「ペレストロイカ」。
予想外のフレーズを出され、 思わず吹き出しちゃいました。
やはり華丸・大吉さんは奥が深いです。

それと、いつもはあまり雛壇で活躍できないサンドウィッチマン
富澤さんが、 今回はおいしい役回りを与えられていたのが
何だか嬉しかったです。

ラ・ゴリスターズ

2010-08-27 | アメトーーク
今週のアメトーークは、「ラ・ゴリスターズ」。
ハイキングウォーキング、ピースらが組んでいるユニットだそうです。

しかし・・・アメトーークを見ていて、クスリともしなかったのは
初めてかも。 ということは、逆に「ずっと笑いっぱなし」という人も
いたんでしょうね。ツボは人それぞれですから。

そもそも、ラ・ゴリスターズ自体の知名度が低いわけですから、
最低限、どういうネタをやっているのかくらいは先に紹介すべき
だったと思います。


僕はお笑いが好きで、嫌いな芸人というのはあまりいないんですけど、
平成ノブシコブシの吉村さんは嫌いなんです。スベり方が悪い。

スベり芸というのは、「つまんないことを言う→スベった空間を味わう→
本人または周りがツッコむ」という流れで笑いが起きるわけですけど、
この人はスベると即座に自ら撤収しちゃうんですね。
初めから逃げることを前提としてスベっている。そこが狡いし、
潔くないなと思うんです。

サッカー日本代表大好き芸人

2010-08-06 | アメトーーク
今週のアメトーークは、「サッカー日本代表大好き芸人」。
にわかファンたちが、知ったかぶりでサッカーを語りました。

数多くの制約の中、最大限にアメトーークらしい反骨心を見せた
回だったと思います。真っ正面からワールドカップを応援する方が
アメトーーク的には不自然なのであって、そんなことばかりやる番組なら、
とっくに糞つまんなくなってます。

お世辞にも大爆笑の回とは言えませんでしたが、こういう姿勢は絶対必要。
番組の作りとしては、単純に応援する方が簡単だと思いますが、
あえてこの難しい作りにチャレンジする姿勢が素晴らしいです。

ひとり呑み芸人

2010-07-30 | アメトーーク
今週のアメトーークは「ひとり呑み芸人」。
まんべんなく笑える、素晴らしい回でした。
みんなでワイワイ呑むのではなく、一人で呑むのが好きな
芸人たちを 取り上げる所に、アメトーークらしさを感じます。

前半はまったり楽しく、後半からはまるで酔いが回ってきたかのように
出演者たちのトークが加速。更に面白くなりました。

その中でも、全てのトークがハマったブラマヨ吉田さん、
相変わらずの個性を見せた鬼奴さん、
抜群の味わいを醸し出した華丸さんが印象的でした。

RG同好会

2010-07-09 | アメトーーク
今週のアメトーークは、「RG同好会」。
アメトーークでRGメイン、これは絶対面白いと期待していましたが、
期待以上でした。

僕はHGがブレイクした時にRGの存在を知った口ですが、
その頃からRGが気になっていました。
スベッてもスベッても全く動揺を見せない、この男は一体何だろう?と。

そもそも、この人のネタって、一個一個は結構面白いと僕は思ってるんですよね。
ただ、その使い方があまり上手くないというか。ややシュールな
分かりにくいネタが多いのに、 それを突拍子もなく出すもんだから、
お客さんがキョトンとしてしまう。

ただひたすらつまらないだけなら、こんな企画も出来ないと思いますし、
ケンドーコバヤシやらバッファロー吾郎やら博多大吉やら、
これだけの芸人たちが「同好会」を作って応援しないと思うんです。

こうやってじっくり見てみると、RGというのは不思議な芸人だなあと思います。
まるまる一時間やってみても、実像がイマイチ掴めない。何を考えているのか、
結局よく分からない。

スベリ芸というのは基本的に、スベった後のリアクション込みで笑うものですが、
RGの場合はスベっても一切慌てないので、素が出てこないんですよね。
でも、実像なんてどうでもいいのかもしれません。

今のテレビ界は、良くも悪くも予定調和。
RGのようなイレギュラーな芸人は、なかなか使われないでしょう。
そういう意味で、久しぶりにバラエティを見てドキドキしました。

バラエティの作りを熟知したタレントだけ揃えれば、「普通に面白い」
番組は作れます。 RGをメインに据えて番組を作る、
アメトーークの勇気にちょっと感動さえしてしまいました。

トリオ芸人

2010-07-02 | アメトーーク
今週のアメトーークは、「トリオ芸人」。
久々に見た後の充実感があった回でした。

何を持って「アメトーークらし」とするかは人それぞれですけど、
僕はこういう回こそがアメトーークらしいと思います。
普通のバラエティでは あまりスポットを当てない部分を
クローズアップする、というか。


トリオならではの苦労や特徴。「へえ~なるほどなあ」と
思うことも多々ありました。 色んな芸人の人生が垣間見えて、
なおかつ笑える。それがアメトーークだと思います。

今回はほとんど全員がまんべんなくウケ、和やかな雰囲気がありました。
また、演者がみな、生き生きと喋っていましたね。トリオ芸人ばかりを集め、
トリオということ自体に焦点を当てる企画は滅多にないので、
話したいエピソードが山のようにあったのでしょう。


(以下雑感)

久しぶりにダチョウ倶楽部3人が揃っているのを見て、
不覚にも「かっこいいな~」と思ってしまった。
昔は単なるヨゴレ集団としか思ってなかったけど、今回はベテランの
安定感が見えた。 ダチョウさんってノリで馬鹿やってるだけのように
見えますが、3人の時には 計算され尽くしたパフォーマンスを
見せてくれるんですよね。

バラエティでは存在感が薄くなりがちな東京03が、
よく喋ってウケも取っていたのが何だか嬉しかった。
最後のくだりで、団体芸に頑張って入ろうとしてる豊本さんが面白かった。

黒沢さんは相変わらずトークが下手だなあ。ほぼ全体的に、
まんべんなく面白かった今回、 黒沢さんが喋っている時だけ
唯一ちょっとイライラしました。 ただ、黒沢さんはそのズレた感覚が
面白さを生み出している人なので・・・仕方ないんですよね。

グラップラー刃牙芸人

2010-06-18 | アメトーーク
今週のアメトーークは、「グラップラー刃牙芸人」。
「刃牙」とは、一部男子の間で熱狂的な人気を誇る格闘マンガです。

この漫画、僕は何巻か読んだ程度の浅い知識しかないのですが、
そういう人が一番ストレスが少なく見れた回かもしれません。
全く知らない人には全く面白くないし、コアなファンには
物足りなかったのではないかと。

コアなことをするのは良いのですが、テレビである以上はもう少しだけ
親切な作りにすべきだと思います。

ただ単語や知識だけを喋るのでは、知らない人には何も面白くない。
今回で言うと、テロップに拾われない部分で演者たちが口々にそういう
単語などを 喋るもんだから、ゴチャゴチャしてうるさいな、
と感じる時がありました。

とはいえ、演者はもちろん演出にも熱が感じられる力作で
あったことは間違いありません。

相方どうかしてるぜ芸人

2010-05-28 | アメトーーク
今週のアメトーークは、「相方どうかしてるぜ芸人」。
予告を見た時点でかなり期待していました。

先週の「元カラオケバイト芸人」が、最近のアメトーークの中では
飛び抜けてつまらなかったので、そのぶん過剰に期待値が上がって
しまった部分があり、 思ったほどは面白くなかったかなあ・・・
という印象でした。 これは期待しすぎた自分が悪いだけで、
普通に考えれば充分に面白かったと思いますけどね。

自分の中でのピークはオープニングでした。
ブラマヨに対する現在の期待感の高騰ぶりを実感できたからです。
蛍原さんが「今夜は、相方どうかしてるぜ芸人です」と発表した瞬間、
「どうかしてるぜ」が吉田さんのギャグだと知っている客席が沸き立ち、
ブラマヨの登場で絶叫に近い歓声が。鳥肌が立ちました。

冴えないルックスの中年2人が、面白さだけでここまでの存在に
なったという事に感動を覚えたのです。

相方がどうかしてるコンビはたくさんいると思うので、
既に第2弾やゴールデンでの放送も見えます。
個人的には、「ポンコツ芸人」との差別化をはっきりさせて欲しいです。

鈴木拓ナイト

2010-05-07 | アメトーーク
今週のアメトーークは、「鈴木拓ナイト」。
超ド天然芸人、ドランクドラゴンの鈴木さんにスポットを当てた企画です。

前回の「ポンコツ芸人」もそうですが、人の天然ぶりを笑うという企画は、
ちょっと程度が低い気がして、あまり好きではありません。
しかし今回ばかりは笑いました。天然ぶりが度を越えていて、
これも一つの才能だと感じました。

この人、トランクを開けっ放しにしたまま車を走らせるなど、
社会人どころか、人としての生活も危うい。 逆に言えば、これほどの天然は
なかなかいない。人としては最悪だけど、芸人としては最高の逸材。

ドランクドラゴンは、塚地さんがピンで仕事をしてもギャラを
折半してるらしいですが、 そこまでするのも分かる気がしました。
もし忙しくなりすぎたり、不相応なプレッシャーが 掛けられたりすれば、
彼の唯一の美点である「天然性」が失われてしまうかもしれない。
そうなったら、もはやコンビを組んでいるメリットがなくなってしまう。

芸人にとっては「良い・悪い」より、「面白い・面白くない」の方が大事。
鈴木さんは、いわば「楽に生きる」ことが仕事になっているのです。
それが許されるには、それ相応の才能が必要になります。

正直、僕は鈴木拓という芸人があまり好きではありませんでした。
「何やらせてもダメ。一体、何が出来るの?」と思っていました。
しかし、それはあくまで彼を芸人として見ていたからで、彼のことを、
芸人ではなく「単なる変な人」として見ると、これほど面白い人は
いないと知りました。

芸人ドラフト会議2

2010-02-05 | アメトーーク
今週のアメトーークは、「芸人ドラフト会議」第2弾。
この企画、非常に楽しみにしていたのですが、
細かい笑い所が満載で、期待通りの面白さでした。

この企画、ゴールデンで大々的にやっても良いと思います。
実際に、選択された芸人をスタジオに呼んで、番組の
シュミレーションをするとか・・・