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高校研究

高校入試に関わってから早20年の月日が過ぎました。ブログ執筆も10年目。様々な角度から、入試の今を見つめていきます。

ソフトテニス部の強豪、都立清瀬高校は大学受験への面倒見でも評判

2010-07-18 13:31:06 | 日記

清瀬市に位置する都立清瀬高校といえば、多くの人は「ソフトテニス部の強豪校」というイメージがあると思います。

言うまでもなく、都立清瀬高校のソフトテニス部は男女ともに東京でナンバー1の強さを誇る名門です。ソフトテニスで全国を目指したい子が全都から清瀬高校に集まります。それにしても、関東大会に10年連続出場というのはすごいですね。

ソフトテニス部をはじめとする部活動が活発な清瀬高校ですが、最近は進学校として、大学合格実績を大きく伸ばしているのをご存知でしょうか。

改革意欲の高い教員が集まっていることもあって、都から重点支援校に指定され、それ以来、大学進学への面倒見の良さが注目され、評判が高まっています。

「塾や予備校に行かなくても現役で難関大学に進学」を目標に、大学受験対策が非常に充実しています。

清瀬高校では大学受験対策の土曜講習を3年前から実施していて、かなりの生徒が予備校代わりに利用しています。特に英語への力の入れようは相当です。

夏休みには夏期講習が開かれます。講座数は約40講座。私立だとお金を取るところも多いですが、清瀬高校では無料です。

「やり直しの英語」「センター英語」「2年生から始める入試古文文法」「日本近代史特講」など、講座の種類は多種多様。3年生の大学入試向け講座が豊富なのはもちろん、1年から大学入試を意識した講座が開かれています。

通常授業では、1年で毎週、英語速読トレーニングをおこなっているそうです。また、ユニークな取り組みとして、「モーニングレッスン」と呼ばれる早朝の英語補習があります。清瀬高校ではこのように、特に英語に力を入れています。自習室も完備しました。

大学合格実績に成果はどんどん表われています。難関私大のMARCH合格実績は、2010年に近年最高値を記録しました。早稲田大にも複数の現役合格者を出しています。

難関私大は英語が重要ですから、清瀬高校の教育の成果が実績に表われていると言っていいでしょう。おすすめの学校です。


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