デジタルと安ごはん

デジタルガジェットと半額弁当&惣菜を愛するおっさんのブログ

死んでなかったパソコン

2005-08-27 20:00:43 | パソコン
4ヶ月間、仮死状態のまま放置されていたパソコンが1台あります。

自作派の私ですが、セカンド機にとコンパクトさと静音性を重視して
オークションで落札した東芝のブック型中古機です。

数回の動作確認をした後、「いじりたい病」が出てしまいまして
ネットで見つけた、ちょっとだけバージョンが新しそうなBIOSデータ、
それも「動作保証しません」と書かれた怪しげな…
こいつにアップデートしてやろうと。

今までBIOSのアップデートで失敗したことが無いという変な自信と
どうせ1万円ちょっとで買った中古品だから、ということで
深く考えずにパパッとアップデート作業を終えて再起動…

画面は真っ黒のままピクリとも動きません。
電源オン・オフを何回繰り返したところで変化なし。
ガックリ凹んで半泣き状態。そして今日まで放置していたのであります。

しかし最近整備士講座で色々と試してみたいソフトが紹介されるにつけ
それらを手軽に実験出来るセカンド機の必要性を感じてきて
復旧に着手することにしました。
と、言っても選択肢は限られていて、今回はBIOSを復旧してくれる
業者を利用しようと考えましたがそのためには本体から
BIOSチップを取り外して送らなければなりません。

ソケットにはめ込まれたチップは簡単に外れる…と、思ってたんですが
どうにもうまくいきません。
あんまりいつまでも下手にいじってるとそのうちチップや基盤を
傷めてしまいそうで焦っていると、すぐ横のジャンパピンが
目に入ってきました。もちろんコレはBIOSの設定を初期化する為のものですが
、、、そういえばコレはまだ試してなかったなぁ

という事でコイツでCMOSクリアして電源オン、、、、、ピッ
画面出てきたじゃん…

「動作保証しません」の言葉に騙されて、てっきりイケナイデータを
書き込んでしまったと思いこんでいたのに…
BIOSアップデート自体は失敗でもなんでもなかったようです。

BIOSが原因で立ち上がらなくなった場合はまずCMOSクリアー
ってのは確かに一番最初にやらなきゃいけない基本中の基本ですよねぇ
こういう事が必要になった経験がなかったのですっかり忘れてました
お恥ずかしい限りですが、まぁいい勉強になりましたよ


コイツがその取り外せなかったBIOSROM。
(まぁ取り外せなかったおかげで余計な出費をせずに済んだんだが)
そしてすぐ右に見える青いのがCMOSクリアーの為のジャンパピン。


早速CPUの交換(セレロン1.2GHz→1.4GHz)と
メモリの増設(128MB→+256MB=384MB)
サブマシンとしては十分なスペックじゃないでしょうか?


画面右がメインのミドルタワー機(Celeron2.4GHz)
そして左が今回蘇生したTOSHIBA EQUIUM 5060。
性能や拡張性が劣るかわりに圧倒的に小さくて静か。
中古(リース下がりか?)なのでフロントパネルが黄ばんでるのが残念。