古都ぶらりさんぽ

京都・奈良など全国を散策し鑑賞した文化、建築など紹介し、咲く花の美しさや魅力を画像に収めたり想いを綴っています。

八坂神社①西楼門

2008-07-23 09:24:00 | Weblog
八坂神社は祇園のシンボル的存在で7月の祇園祭、大晦日のおけら詣り、新年3日のかるた始めなどの行事は有名です。
祭神は、スサノオノミコト、クシナダヒメノミコト、ヤハシラミコガミ。
古くは祇園社と呼ばれ、全国祇園社の根本神社で1868年に現在の八坂神社に改名しました。
その起こりは876年に僧、円如が牛頭天王を迎えたが、この天王がスサノオノミコトとなって現れました。いわゆる厄病除けの神。
疫病の流行に際して、京都の人たちはこの神を祈って厄を追い払おうとしていた。こうして、祇園会(祇園祭)が始まったとか。平安時代中期から山鉾巡行も行われ、年々壮大な催しになっています。以後、祇園町の守り神として開運・招福、商売繁盛のご利益を授かる祇園さんと親しまれています。
東山に面する写真の西楼門は室町時代に建てられた重文で、ここから境内に入ると、町の老舗や芸・舞妓の名の入った提灯の火が揺れて独特の雰囲気が漂っています。