思えば、2月の仙台以来の出張であった。どこも購買意欲は下がり、一時の目新しさに人は寄りとてそれもいつまで、続くやら。次回は8月の浜松。体調しっかり整えて、望みたい。まず、今日は家に着くまで「彦九廊山河」読み終わるぞ。
堺は、お寺が多い。何故かは判らない。あと2日でこの生活とも、さらばです。旅とは何ぞよ。まさに修行の日々、心無にして遥か行かん。
朝の散歩で、紀州街道に遭遇。路面電車が走ってる。大小路の交差点で、案内図を見つける。どっちが北かも判らない、この道真っ直ぐいくと、堺の駅。商人のにおいがする道ですなあ。
例年7月は堺行だったが、今年は6月になった。いつも雨にたたられ、夕方必ず雨になり、その後上がってボンヤリした、夕焼けのなかをホテルへ帰った。夏前の堺の空気を吸いに行く。旅のお供は、吉村昭「彦九郎山河」。
千葉通いで、ホトホトくたびれてしまった。
それも今日でおしまい。ヤレヤレ一週間の作業日程が待っている。
曇りの日だと、カメラもにぶるね。被写体がドクダミの花とゆうのもね。
それにしても、四街道は百花繚乱だった。
ささやかながら、旅をした気分にしてくれた友人に感謝。