老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

原発うごかすな!実行委員会のblogをお借りしています。
連絡先:saikadouyamete@yahoo.co.jp

原発全廃!びわ湖一周デモ 『ニュース 準備第1号』 つづき

2016-04-21 13:05:45 | びわ湖一周デモ
原発全廃!びわ湖一周デモ『ニュース 準備第1号』つづき
2016.4.19

<上><下>2回にわけて掲載。
♪ 今回は<下>を掲載しています ♪

<上>は → コチラ


奥びわ湖。遠くに伊吹山(滋賀県最高峰の山、標高1,377 m)が見える。




■3・13(日)「原発のない社会へ 2016びわこ集会」

本年3月13日、「原発のない社会へ 2016びわこ集会」で、
3月9日の「大津地裁仮処分決定」報告を、井戸謙一弁護団長から受けた。
「今回の決定は日本中の原発のない社会を希求している人たちの力のたまものだ。
これからは普通の裁判官が普通に判決できる時代となった」と。

同集会のリレートークで、
さいなら原発・びわこネットワーク事務局長の稲村さんは
「脱原発市民ウォーク・イン滋賀を五年続けてこの5月で50回になる。
記念して“びわ湖一周デモ”を企画した。
5月4日から8日までの5日間で一周し、1450万人の近畿の水源・びわ湖を
原発放射能から守り、若狭の原発にとどめを」と訴えた。

若狭の原発を考える会は、高浜町内アメーバデモを実施し、
木原壯林・京都工繊大名誉教授を先頭に「若狭の家」を拠点に、
2年で80回のデモ。
高瀬さんのような努力の積み重ねが仮処分決定に結実した。


■「若狭の原発を考える会」・高瀬元通さんのレポート

3月15日は高浜、同16日舞鶴でアメーバデモをおこないました。
延べ18人です。
大津地裁の決定をできるだけ早く若狭で広めるための活動でした。
今回も多くの励ましの言葉をいただきました。二つ紹介します。

ひとつは舞鶴で。                          
「この前(一週間前)のビラを夫と二人で声に出して読みました。     
舞鶴からも大飯・高浜へ働きに行っている人が多くいるから声に出しにくいけど、
反対の人はたくさんいる。                            
地元の人ができないのは恥ずかしいけど、よその人にやってもらってとてもありがたい。
この前の判決(決定)は当たり前や。また来てな。」

もうひとつは高浜で。
ちょうど家から出てきた方にビラを手渡したら、
「わたし、このビラを全部保存しています。娘が帰ってきたら見せてます。
娘は『この町は死んだ町や。』と言います。
幼い時の福井地震の怖さが忘れられません。あんな地震が来たら原発も壊れるのに。
国や関西電力はうそばっかり。地元の人が何かやってくれたらいいのに。」

すれ違ってから戻ってくる方、車に近寄ってきて「頑張ってな」と言ってくれる方、
などなど、ずいぶん空気が変わってきていることを実感できます。

振り返って考えれば、わたしたちも自分を変えることができています。
教えるのではなく、もちろん上から目線でもなく、
いっしょに考え、いっしょに悩む。

舞鶴で、高浜で、おおいで、美浜で、高島で、
ずっとずっと地道な作業を継続します。
参加された人たちはみんな充実感と喜びを感じ、励ましの言葉が
疲れをどこかへやってくれます。

参加の経験がない方々も、今後ぜひ顔を出してください。
「若狭の家」での語らいもとてもいいですよ。


ダウンロード → 『ニュース 準備第1号』

チラシは → コチラ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発全廃!びわ湖一周デモ 『ニュース 準備第1号』

2016-04-20 11:59:52 | びわ湖一周デモ
原発全廃!びわ湖一周デモ『ニュース 準備第1号』
2016.4.19

<上><下>2回にわけて、掲載します。

♪ 今回は<上> ♪

■全国から期待の声

「『仮処分決定が出た後は数十人単位で増え、参加希望者はうなぎ上りだ』。
県内で脱原発を訴える市民団体代表者らでつくる
『さいなら原発・びわ湖ネットワーク』の稲村守事務局長(63)は、
活動の手応えを感じる。
 同団体は5月に琵琶湖を5日間かけて一周するデモ行進を予定しており、
問い合わせは全国から来ているという。」(京都新聞16・3・16)。

 3・9大津地裁仮処分決定から一週間の滋賀県内の仲間の活動を、
3・13膳所公園での「原発のない社会へ びわこ集会」の写真入りで
地元紙は大々的に紹介しました。


■5月4日からのびわ湖一周デモ

インターネット検索しますと、たくさんの団体・労組・グループや個人が
ホームページ・ブログにアップしていただいて、たいへんな事態となっています。

呼びかけビラも結局三刷り24000枚刷って、手元にほとんどありません。
木原壯林さん(若狭の原発を考える会)が「3万枚」と最初言われていて、
「誰がどこに配れるねん」と思って一刷り、1万枚印刷したのが悔やまれます。

何百人参加されるのでしょう!
呼びかけビラに記載している私の携帯電話には、
「大津市駅というところには ホテルはあるんですか?」とか、
日本全国から問い合わせで仕事にはなりません。

九州から多額の賛同金カンパを寄せていただいた存じ上げない女性からは
「詳細資料送ってください」と振込書通信欄にありましたが、
地震でもう来てもらえないだろうと二~三日おいてたら、
メールで督促がありました。

「大地震だからこそ、川内原発止めるためにも滋賀県に来る!」という勢いのようです。
うれしいやら、心配やらの毎日です。

ひとりでも多くのご参加を!
特に滋賀の皆さんにはスタッフでのご協力を!

5月6日(金)の車デモは配車の関係で必ず事前ご連絡を!
史上初の”原発全廃!びわ湖一周デモ”成功に向け、ぜひよろしくお願いします。
(I)  


■大地震でも原発を止めない九電、規制委、政府を許してはならない。

熊本、大分を中心とする大地震で亡くなられた方、ご遺族に哀悼の意を表します。
また、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

今回の大地震は、地震予知の難しさを改めて確認させました。
また、この大地震は、1580ガルという地震動が現実に起こり得ることを示しました。

さらに、熊本から始まった地震は、北東は大分から愛媛方面に向かう一方、
南にも拡大しつつあり、一つの断層での地震が他の断層での地震を誘発することを、
再確認させました。
この地震が、川内原発や伊方原発付近の断層を活性化させないとは限りません。

薩摩川内市では震度4を記録し、しかも、震源が南下していると報道
されているにも拘わらず、九電、政府、原子力規制委員会は
川内原発を止めようとはしません。

このような場合、地震が沈静化するまで原子炉を止め、万一に備えて
原発を安全な状態に保って、事態の推移を注視することは、最低の義務です。

原子力規制委員会の規制基準適合審査でも、火山についてではあるが、
モニタリングして対応するとしている。

それにも拘らず、田中規制委員長は、4月18日、「川内原発の停止は不要」
と発言しました。

これは、脱原発を願う人々への、電力会社、政府、原子力規制委員会の挑戦です。
彼らは、震度4程度は、大丈夫だと国民に思い込ませ、
大津地裁のような判断があっても、意にも介していないことを示して、
国民に無力感を与えるようとしているのです。許してはなりません。

もう一つ許せないのは、被災地の救援にオスプレーを派遣したことです。
災害の救援に使える通常ヘリコプターはいくらでもあります。
これも、オスプレー配備に反対し、戦争に反対する人々への安倍政権の挑戦です。

彼らは、オスプレーを国民に認知させ、その配備に反対する人々に
脱力感を与えようとしているのです。許してはなりません。

(若狭の原発を考える会・木原壯林)

<下>に続く → コチラ

ダウンロード → 『ニュース 準備第1号』

チラシは → コチラ



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする