Nabi's Art Place

なびのアートプレイスへようこそ。
ここへたどり着いたのは一期一会。ごゆっくりどうぞ。

台湾の旅<9> 九份(きゅうふん)は山の上編

2013-11-03 23:36:23 | 海外旅行記(台湾)
瑞芳駅から九份(きゅうふん)行きのバスに乗るためバス停を目指します。
※(きゅうふん)の漢字=九イ分(にんべんに「分」)です。

が・・・バス停が無い!

こんなすごい看板だらけの街並みの一角にバス停発見。
走る路線バスに「止まってー」の合図したら、
運転手さん「バス停はあっちじゃー」みたいな仕草をして、通過・・・

どうなっとんねん!

と思いつつ、そっちへ向かって歩く。
しばらく歩くと、確かに九份行きのバス停がありました。
観光客もいっぱいいるので、間違いなさそう。

しばらくしてやってきたバスは、一気に山を駆け上がります。
しかも、道幅ギリッギリで。バス同士なら数センチレベルの行き違い。
すげーテクニックだよ。


右上のお店的なところが九份の入口


九份近くには、こんな派手な寺院もありました。


そして、若干自信はなかったものの、観光客がたくさん下車したので、バスを下車。
少し進むと・・・ありました。九份の入口。セブンイレブンが目印です。


そのセブンイレブンの横に小さな路地の入口が・・・そう、これが有名な九份の入口。
・・・って、分かりにくすぎるやろ!!
「九份 古い町」って日本語で書いてあるけど・・・日本語でいいの??


で、その路地は、身動き取れないレベルの超超人混みと屋台と臭豆腐の激臭が続きました。


平坦な路地と急坂な路地が繰り返し続きます。


まだ早い夕方なので、「あの有名な」雰囲気はあまり感じられません。

そして、幻想的な夜へと続きます・・・
つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台湾の旅<8> 台湾鉄路の旅 台北→瑞芳 編

2013-11-02 22:39:30 | 海外旅行記(台湾)
さあ、いよいよ台湾鉄路で「九份(きゅうふん)※」最寄の駅、瑞芳駅へ向けて出発。
乗車するのは台東行き604列車「莒光號(きょこうごう)※」です。

※(きゅうふん)の漢字=九イ分(にんべんに「分」)
※(きょこうごう)の漢字=呂光号(呂=くさかんむり+呂)


台湾鉄路の列車種別は「特急」「急行」「普通」と言う種別ではなく、
「自強號(=特急)」「莒光號(=急行)」「區間車(=普通)※」と言った、日本とは変わった種別です。
※區間車の漢字=区間車

瑞芳までは40分ほどですが、終点台東まで7時間以上かけて走るロングラン急行。

ワクワクしながら改札を抜けて地下の月台(ホーム)へ向かいます。
改札口は意外にも日本と全く同じタイプの自動改札機でした。

台北駅の駅名標。なんとなく古い雰囲気の地下駅です。これはこれで良い感じ。


ちょうど區間車が出発したところでした。
地下なので、写真ブレブレですみません・・・

しばらく待っていると、乗車する一本前の「自強號」が入線してきました。
ん?これは!!真っ白の車体!オレンジ色のライン!
鉄道雑誌でしか見たことなかった列車が!


台鉄の振り子式特急電車「タロコ号」!

この電車、九州の特急「かもめ」で使用される885系をベースにした車両。
日本製ですよー。

(参考までに、JR九州の885系(長崎駅にて撮影)・・・確かに似ていると言われるとそんな気がする)


この、タロコ号のロゴが好きなんですよね~
タロコ号は山岳路線を高速で走る列車です。
語源は台湾では有名な「太魯閣峡谷」が語源です。

そして、いよいよ乗車する列車「莒光號」が入線。

なんと「莒光號」は機関車が牽引する客車列車!
日本では昼間の定期列車としてはもう走っていませんが、台湾では全然現役です。


見た目は歴史感じる客車ですが、リニューアルされていて行先表示もLED表示。
こんな列車は確かに日本に走ってないです。
テンション上がりまくり!!

そして、数分停車の後、列車はゆっくりと・・・いや、本当にゆっくりと台北駅を出発。
車内は日本で言う特急列車とほとんど同じ造り。

ただし・・・とにかくゆったり走ります。全然速度が上がりません。
でも、逆にこのゆったり感がものすごい良かったです。

一部途中の車窓を・・・

郊外へ出ると、ちょっとオンボロな高層マンションがあちらこちらに見えました。
結構このギャップが面白い!


途中駅。日本とそんなに造りは変わらないかも。

少しだけ車窓をビデオモードで撮影してみました



そして、40分ほどの乗車で瑞芳駅に到着。
あっという間の鉄道移動でした。

降車後、カメラを持って撮影~

こうやって撮影してみるとやっぱり客車列車ってカッコエエ!!
天井に「ラッパ」みたいなタイフォンが付いているのも良いですね。

瑞芳駅を発車する列車の動画を撮影してみました。


そして、反対側のホームには台北へ向かう「自強号(特急)」が停車中。



客車の前後に流線型の客車を連結したプッシュプル式の列車。
こちらも台湾を代表する特急です。

さらに、横の線路には貨物列車が停車中。

これもカッコエエ機関車!アメリカGE(ゼネラルエレクトリック社)製のディーゼル機関車、
いわゆる「アメロコ」です。

さらにさらに・・・山奥の平渓線からやってきたディーゼル車もやってきて・・・

並びました。壮観!

ほんの5分ほどの間に、これだけ撮影できたら鉄道好きとしては大満足です。
あまりに日本の電車とデザインが違いすぎて、楽し過ぎる撮影でした。

そして、瑞芳駅の改札を出て、駅舎へ入ってみると・・・

なんじゃこれはー!!
台湾鉄路の車両が勢ぞろいしてました。すげー!

台湾の鉄道は最初から最後まで楽しめました。
めっちゃ満足。

さあ、九份へのバスへ乗り継ぎます。

つづく~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする