私塾 成趣館

広島県東広島市の古流沖縄空手道場。稽古日は火・金。幼年部5時~少年部6時半~一般部8時~10時。(木)7時半〜中高生の部

天才っているんだなあ

2012-12-16 17:57:21 | 空手
現在、車のバッテリー交換に来ています(・ω・)ノ

昨日、私の通っているジム、Atherで忘年会がありました。
そこのスタッフで栄養管理士の旦那さんのI藤さんがいらしていました。この方、大学時代まで空手をやってらして、国体選手だったそうで、いろいろと空手談義に花を咲かせました。
私は全空連系の空手には関わったことがないので、私の知らないいろんな情報が聞けて楽しい時間になりました。
I藤さんは、元国体選手だけあって、ナショナルチームクラスの選手とも稽古をしていたそうです。
その話の中で、選手の名前は忘れたのですが、重心を前にかけたまま、前の足で蹴りを放っていた、という興味深いことを聞きました。
これは、まさに今私が稽古している蹴りそのものなので、ナイファンチをしっかり修行すれば出来ないことはない技ではあります。
ただ、I藤さんは、有り得ないとまで言っておられ、常識的には考えられないようでした。
確かに、私も新垣師範にナイファンチを教わるまでは、そんな技、考えもつかなかったのは正直なところです。
つまり、I藤さんの反応は当然なもので、一般の生活をしていたら決して出来るものではありません。
しかし、前出の選手は、恐らく誰に教わるでもなく、勝つ為に最も早く、且つ反応されにくい技をやってのけてしまったのでしょう。
我々が長年、師を求め、今まで考えもつかなかったことを教わることでやっとその入口に立つことが出来ることをである。
これはまさに天才と凡人の差なのであろう。
そんな恐るべき天才の話を聞くと、凡人である私は今以上、ナイファンチを追求しなければ、真の武の道には到達出来ないと思い知らされてしまいました。

こんな話をカキコしましたが、忘年会自体は穏やかな和気あいあいとしたものでした(=゜ω゜)ノ