私塾 成趣館

広島県東広島市の古流沖縄空手道場。稽古日は火・金。幼年部5時~少年部6時半~一般部8時~10時。(木)7時半〜中高生の部

書籍紹介

2011-11-26 17:27:22 | 読書


現在、私塾 成趣館と名乗ってはいるが、
空手のみの門下生しかおらず、まだまだその体を成していない。
そこで、参考とするべく、この
「藩校・私塾の思想と教育」という本を読んだ。
そこには、江戸時代の人々が教育にかける思いが綴られて、
非常に参考になった。

江戸時代の藩校・私塾はその場所、人によって個性豊かで
それぞれに特徴があったようである。
そして、特筆すべきは、教育は知識を詰め込むことを主眼を置かず、
人間形成こそ重視した点である。
現在軽視されかねない教育哲学に於いては、江戸時代の方が
優れていたのではないか。
幕末、国家の危機に対処した日本の人材の豊富さが
如実にそのことを物語っている。

これは我々日本人にとってこれから最も重要になってくることであろう。

空手指導者としての楽しみ、神職としての喜び

2011-11-20 17:38:00 | 空手
先日の13日は当神社でも七五三の参拝が多くあった。
その中でも、一人、私の門下生が5歳の七五三参りに来てくれた。
少し、待ち時間があったので、神社の方で用意した茶席に入って貰い、
抹茶を飲ませたが、案の定、五歳児には早かったらしく、
「苦いっっ」と言ってしかめっ面をしていたのが、何とも微笑ましかった。

このように、これからも恐らく門下生が、何かの節目節目には
神社に参拝してくれるのだろうと思うと、空手を教えて良かったと思うし、
家が代々神社であったことが、これほど喜ばしいこととは自分でも気付かなかった。

今、私の所に来ている子供達が、たとえ空手をやめたとしても、
何かあれば、来てくれるのではないか、神社とは普通の家にはない人を引きつける
特別な力が確かにある。

沖縄空手の難しさ

2011-11-08 21:12:45 | 空手
ここのところ毎日ナイハンチの稽古に明け暮れているが、
いよいよ沖縄空手が如何に厳しく難しいモノかと
実感しだした。
体を微動だにさせず脚を上げることの難しさ。
改めて、こんな事が出来た真の沖縄空手の使い手に、
人々が敬意を込めて「武士」と呼んだ意味が分かる。
今日も背中と脚がぱんぱんだ・・・。