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あの日、あの時

本、音楽の感想、日々の事など思いついたまま書いています。by 太一

青空チェリー

2006年11月19日 | 読書(小説)
雑誌で豊島ミホさんを紹介していて
ストーリーに興味を持ったのでまずは
デビュー作を読まなくちゃと思い買ったのが
この「青空チェリー」です。

最初の「ハニィ、空が灼けているよ。」は現実的な話の中
戦争と言う非現実的な問題が入ってきて一気に物語りに
引き込まれました。
田舎から飛び出して東京で颯爽と生きようとしている麻美が
戦争という非現実な出来事で田舎に戻り、嫌だった田舎の
生活が、バカにしていた幼馴染の映二との生活がいつしか
心地よくなっていく心の移り変わりと
でも、その中でやはり戦争と言う出来事がいやおなしにでも
麻美を襲っていき、彼女の心が変わっていく描写などが
見事でした。
赤紙の所などは鳥肌モノでしたから、現在と言う時間軸に
こんな出来事が入ってくるとキッとこんな感じになるんだろうという
リアルさが見事に伝わってきました。

いやー、見事です。
後2冊買いました。楽しみです。

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Unknown (藍色)
2009-11-07 16:14:54
こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
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