久々の小説読破できました。
ずいぶん前に買って、積読本となっていた
辻村深月さんの「島はぼくらと」です
僕は自分の学生時代が部活三昧の青春だったので
中高生の青春ものというジャンルは結構
好きなんです。。
今回の小説は表紙の男女4人のイラストを見て
第一印象で買ってしまいました。
実際読み始めると、島という特殊な設定の中
その中で過ごしてる高校生4人の青春群像かなと
思いきや、厳しい現実と . . . 本文を読む
7月以降に何を読んだのかなって振り返ってみました。。
〇ソロモンの偽証 宮部みゆき
今年はこれにはまった1年でした。文庫本でも6冊のボリューム
読んで行くにつれてどんどん引き込まれてしまいました。
おかげでその後映画化になった作品のDVDも借りて
見てしまうほど、この作品にはまった1年でした。
〇いとみち 越谷オサム
ソロモンがズーンと重かったので少し軽い作品を
読みたかったのもあって、 . . . 本文を読む
気が付けば、ずいぶん更新していなかったようで…
最近は小説も読んでいなかったな~と思っていましたが
4月に久々に読んだことを思い出しました。。
北村薫さん「飲めば都」です。
積読本の中の1冊ですが、これは中々気軽に読めました。
北村先生の本はストーリーとしては面白いですが
ミステリーや時代考証がしっかりしているので
その背景もしっかり理解すると、より面白さが
増すのですが、今回は現代の雑誌社 . . . 本文を読む
年明けになると今年はもっと本を読もうと
意気込むのは毎年の事ですが、中々気持ちが
続かないのが現実です。
気が付けばもう1月も終わり2月に入って
今年もこんな感じに時間だけが過ぎていくのかなと
焦っております。
今年は年明けにまず、積読本になっていた
宮部みゆきさんの「小暮写眞館」から読み始めました。
宮部みゆきさんと言えば、ミステリー、時代劇の
イメージがありますが、僕が読んだことあるのは . . . 本文を読む
気が付けば2か月更新してませんでした<m(__)m>
9月に入って読んだのが瀬尾まいこさんの「僕らのご飯は明日で待ってる」です。
非常に淡々とストーリーが進んでサッと読めるのですが
実は重たいテーマを登場人物のキャラクターと
瀬尾さんのテンポの良い書き方がサラッと書かれています。
お互いにこだわりを持っていて、離れても、別れても
実はお互いが必要と感じている2人。
高校時代から . . . 本文を読む
久々に小説を読んだのでようやくここに書けそうです。。
ずいぶん買ってから積読状態だった あさのあつこさんの「あかね色の風/ラブ・レター」です。
あさのさんと言えばこのブログに書いていました「バッテリー」に代表されるように
思春期の男の子のヒリヒリした内面の感情を見事に書かれている作家さんと
言う印象がありましたが、この短編2作は両方とも女の子が主人公です。
あかね色の風は主人公の遠子と転 . . . 本文を読む
中々本を読んでいないのに買うのは買ってしまっているのが
最近の悩みです。
マンガは勢いで読めるのですが、小説は中々一気に読めないですね。
〇春、戻る 瀬尾まいこさん
新刊を先に買ってしまい、「僕らのご飯は明日で待っている」をまだ読めていません。
前作の「あと少し、もう少し」も買っていません…
早く読まないといけないですね。
〇八月の六日間 北村薫さん
偶然本屋で見つけちゃいました。北村さ . . . 本文を読む
3月は1冊だけ読破できました。初めての作家さんで
タイトルは「14歳の周波数」吉川トリコさんです。
非常に読みやすく、また登場人物たちも個性的な
キャラクターでこれってドラマにしても面白いのでは?
と、思いました。石田衣良さんの「4TEEN」とチョッと
近いかなと思いましたが、女の子4人組でそこまでの
深い話ではなく、家庭環境のディープな話も
この4人ではない男の子の話でその分、さら . . . 本文を読む
前回読んだ勢いで、もう1冊読むことが出来ました。
非常に間の空いた梨木さんの作品「雪と珊瑚と」です。
ダ・ヴィンチ(本の雑誌)でも取り上げられていたこの作品。
実際購入したのは2012年だったので2年近く積んでおりました・・・
冒頭から重たい感じの始まり方で、主人公がとにかく不幸の中に
どっぷり入って、どんな展開になるのかなと思っていましたが
以外に展開としてはとんとん拍子で物語は進んでいき . . . 本文を読む
2月に入ってから少し本が読める時間が作れたので、早速積読本の中から
読んでみたのが「ハルさん」です。
元々買ってみようと思ったのが、表紙のイラストできっと親子での
ほのぼのとした日常ミステリーかなと思っていました。
1ページ目から見てみると、そんな物語ではなく
娘の結婚式に駆けつけるお父さんが娘との想い出を亡き奥さんに
話しかけ、それぞれの想い出の中で不思議な出来事が
起こっていて、困り果て . . . 本文を読む
久しぶりに小説を読みました。
最近は雑誌をあいた時間に読んでいたので、中々小説までたどりつかなくて。
今年初めての小説は今映画でも話題の「永遠の0」です。
百田さんの書く小説はジャンルにとらわれずに書かれていますが
まずは、初めての小説というこの作品から読みました。
普段、ユーモアミステリーや児童文学系などを好んで読んでいる僕にとっては
非常に重たいテーマでしたが、ぐいぐい引っ張っていく描写 . . . 本文を読む
ここ最近のお買いもの小説編です。
こちらは正直積読状態で、まだまだ読めていないものが
たくさんあるのに、買ってしまった愚か者です。
〇第二音楽室 佐藤多佳子さん
以前、このシリーズの「聖夜」を買って読みましたが、偶然文庫本に
なっていたのでつい、買っちゃいました。
〇飲めば都 北村薫さん
最近はアンソロジーなどが多くて新作を読んでいませんでした。
こちらも偶然、文庫本で見かけて面白そうだ . . . 本文を読む
いやー、2か月更新しなかったので、テンプレートが白紙に
なってしまいました。(泣)
今回は少し前に読んだ「きじかくしの庭」桜井美奈さんです。
元々、「ダヴィンチ」で見かけた作品で心休まる作品との事で
興味を持ちました。
学校の教師になって6年目の田路が自分の学校の花壇と言う
特別な場所に訪れる生徒たちとの交流で生徒だけでなく
自分自身も変わっていくというお話です。
ちなみに僕は「きじかくし . . . 本文を読む
久々に小説です。以前僕が読んでいるダヴィンチにて
絶賛されていたので気になって買っていたのですが
ようやく読むことが出来ました。「マンゴスチンの恋人」です。
少女マンガのような、でもどうしようもない喪失感だったり
壊れそうな繊細さを感じました。
登場人物のみんながそれぞれマイノリティの悩みを持っており
傷つき、悩む中で隣にいる人達のおかげでほんの少し
救われるような形になっています。
それぞ . . . 本文を読む
久々に小説読みました。
積読状態だった中の1冊で、豊島ミホさんの「夏が僕を抱く」です。
短編集なのですが、テーマが幼馴染の関係の物語で
豊島さんらしい学生の目線の物語でした。
正直、幼馴染というのは近所にもいましたが
小学生になると段々と疎遠になり、中学からは
学校であっても、殆ど話さない存在でした。
でも、この物語は高校生、中学生の幼馴染が
時に痛みを時に切ない関係で話が作られて . . . 本文を読む