透析ライフと散歩と写真

陽気につられて気ままに散歩!
透析生活を前向きに過ごしたい
日々の生活を感じたままに
書いています。

[待機者のための移植塾」に参加

2015-10-26 | 患者会イベント
先週の日曜日に「待機者のための移植塾」という勉強会に参加しました。

日程:10月18日(日)14:00~17:00
主催:東京女子医大 移植者の会
場所:日本教育会館 
参加人数:50人位 

プログラムは講演が2名、体験談が3名でした。

テーマ:「移植のメリット・デメリット」
講 師:村上徹先生(東京女子医大 腎臓外科)講演とQA

テーマ:「腎臓移植後のアフターケアー」
講 師:松村里美 看護師(東京女子医大 看護部)

体験談発表は3人の方で、生体腎移植レシピエンド・献じん移植レシピエンド
生体腎移植ドナーによる、貴重な体験を聞かせてもらいました。

最後はアンケート記入して終わりました。

その後は場所を近くのレストランに移し、講演者も最後まで参加して
にぎやかな懇親会となりました。

<参加した私の感想>

私が今回、この勉強会に参加したのは、腎臓移植の実情を
知りたかったからです。
私自身が腎臓移植を薦められていることもあって、以前から関心を
持っていました。
ただ体調のこともあって具体的に勉強会に参加したり、
移植者の体験談を聞いたことがありませんでした。

講演と体験談、更には懇親会にも参加したので、
会員の方との交流を通して大まかな移植についてと、
会の雰囲気も知ることが出来ました。

会長さんが隣りに座って下さり、貴重なご自身の移植体験を
直接話して頂けました。
また他の方の腎臓移植の事例も沢山知っているので、
質の高い体験談を聞かせてもらいました。

体験談を発表された生体腎移植ドナーの方からも、
貴重な移植経験を聞かせてもらいました。
この方は夫に移植した方で、話を聞きながら夫婦とはいえ、
嫁の夫を支えたいという心意気と、その気持ちの温かさに
「すごいなぁ」と感じました。

やはり生の体験談を聞くことが一番の勉強になり、
元気をもらえることだと改めて思いました。

会員の方達は透析病院に比べると年齢層が若く、全体的に移植済みの方と
待機者の方は、私が通っている病院の患者よりも、
格段に明るい人達でした。

たぶん移植に対する希望があるからだろうと思います。
そして移植で元気になった方達が、待機者の会員を温かく励まして
いるからだと思いました。

会員さん達の会話を聞きながら、前向きに生きている人達の姿が、
ある意味でとてもまぶしく感じました。

犬がいるので散歩している人の話し

2015-10-16 | 私の透析ライフ
最近乗ったタクシーの運転手との会話から。

会社の健康診断で毎回血糖値が高いのと、運動不足を指摘されているという。
「どうしているんですか」と聞くと「犬がいるのでどうしても散歩に
連れて行かなければならないことが、自分の運動にもなっている」との答え。

「犬がいなかったら散歩に行くんですか?」と聞くと
「多分いかないと思う」だった。

犬のために少々の雨なら散歩に行くそうだ。
お犬様さまである。
何故なら、それは犬の為の散歩というよりは、自分の為の散歩に
犬に付き合ってもらっているようなものだからです

私は天気のいい日は、透析クリニックの通院を歩くようにしています。
片道30分、2kmの距離だ。往復で1時間は、今の私にはちょうどいい距離だ。
お蔭で足腰が強くなり、体調もいい。血糖値の調整にも効果的てきめんです。

透析のない日は散歩に出かけて歩くようにしています。

透析の先輩の話しを聞いても、足腰が弱くなるにつれて、
身体全体も弱っていくと誰もがいいます。
足の衰えが一つのバロメーターなのだ。

ところが透析仲間で、よく散歩の行くという人がを見つけるのが難しい。
まだ十分に体力がありそうな人でも、実際に歩いている人は少ないのだ。

上記に紹介したドライバーのように、私には散歩の連れていく
ワンちゃんがいない。
一緒に散歩に行く仲間が1人いるが、毎回一緒に行くのは難しい。
そこで思いついたのが写真撮影でした

カメラは腕になるべく負担がかからないように、最軽量の物にし、
杖も一脚に変えて、都立公園を1ヵ所ずつ巡る計画を立てました。
撮影に血糖値と足腰の強化を兼ねた散歩を目標に歩いています。

歩きながら見かける庭のよく手入れされた花と、その時々の季節を
感じられるのが嬉しい。
写真を撮るに行くという目的を立てたことで、散歩が格段に楽しくなりました。

私のような人間は、やはり何かきっかけがないと動かないものですから、
写真撮影という楽しめるものが出来て、散歩が続くようになりました。

散歩の時の犬も写真も、それがキッカケであり楽しみとなり、
自分の助けにもなるのなら大いに利用したいものです。

「臓器提供意思表明カード」 配布会

2015-10-07 | 患者会イベント
10月4日(日)の午前10時から11時過ぎまで、上野公園で
東腎協主催の「臓器提供意思表明カード」の配布会が行われました。
この催しは毎年行われているそうで、今回は上野公園と
井之頭公園の2ヵ所で行われたそうです。
私は、上野公園に参加しました。

参加者は40人位、天候に恵まれ爽やかな秋空の風を感じながら、
公園に来ている家族連れや高齢者・カップルなどに配ることが出来ました。
写真をクリックすると拡大します。
         

私は今年の5月からから患者会に入会し、その活動にも
参加するようになりました、
体調に問題がない限り、なるべく参加することにしています。

新しい透析仲間に出会えることと、何よりも活動の後に和気あいあいとした
交流出来るのが楽しみで参加しています。

透析患者はいつも黙々とベットの上で3~4時間透析を受けているので、
終わると直ぐに帰ってしまいます。
患者同士でゆっくり話す機会がほとんどはありません。
しかし患者会に入ったことで、先輩患者から透析治療の体験談と情報を
生で聞かせてもらえるのが、一番役立つと分かりました。

何よりも患者会の歴史を教えてもらったことで、透析治療の現在受けている
恩恵の大きさを知ることが出来ました。
当たり前のように受けている透析治療に、心から感謝するとともに、
真面目に治療に取り組もうという気持ちにさせてもらったのも、
患者会に入れてもらえたからでした。

光が丘公園 散歩

2015-10-01 | 気ままに写真散歩
昨日、新宿駅から大江戸線で光が丘公園に行ってきました。
歩数12785歩、透析の後だったので「疲れるかなぁ」と思いましたが、
爽やかな秋空を逃してはいけないと思ったら、元気に歩けましたよ。

公園までは銀杏並木の道を通ります。
銀杏はあちこちで落ちていましたが黄葉はこれからのようでした。
広い公園は芝生広場があり、野球場・テニスコート・ゲートボール場などもあって、
歩きがいのある公園でした。
写真をクリックすると拡大します。
       
入り口にあるモニュメント広場では、噴水の周りで子供たちが水遊び、
若者たちはスケボーを楽しんでいました。

       
丘に広がる芝生の上では寝そべっている人や読書をしている人がいて、
やさしい陽ざしを受けて皆さん気持ちよさそう。
ワンちゃんはご主人様とお散歩。嬉しそうに駆けまわっている。
丸々と太った猫は、どうもこの公園の住人のようですが、風に吹かれて動く枯葉と
戯れていました。
この猫にはご主人様はいないようだ。

そうそう屋根と机のある所では、15~6人のお年寄りたちが3ヵ所で将棋を
指していました。
どれにも盤を囲んで見学者がいて楽しそうに見えました。

        

広い公園の割には思っていたよりも花が少ないと思いました。
深い緑の公園もいいのですが花の種類が少ないのはちょっと寂しい。
ここは野球やテニスを楽しんでいるグループがいるかと思えば、
一人で黙々と走っている人も多かったです。
みんな健康志向なのでしょう。いいことだ。

そういう私も今日は一人で散歩に出かけた。
私の場合、糖尿病対策が動機ですが、管理栄養士の先生からは
しっかり食べることを指導されています。
しっかり食べるとリンとカリウムの数値も上がりますし、食べた後の血糖値の
コントロールも気になります。
散歩でカロリーをしっかり消費し、同時に筋力アップも心掛けています。

散歩がいいのは足腰の衰えを心配して、これ以上弱らなければいいと
思っていただけなのに、今では確実に足腰が強くなっていると感じています。
てきめんの効果だ。(^O^)/

それだけではありません。散歩で外に出るだけで気が晴れ、気分もいいのです。
何よりも歩いていると、色んな発想が湧いてくるのが嬉しいことだと、気付きました。
時には湧いてきた発想を忘れないうちに「書き留めなくっちゃ」と思って、
立ち止まって手帳に書くことがあります。
散歩は私の隠れた気力アップの秘訣です。