透析ライフと散歩と写真

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書いています。

清澄庭園 散歩

2015-09-29 | 気ままに写真散歩
透析の後に昼食を食べてから、久しぶりに公園散歩に行ってきました。
場所は清澄庭園、新宿から都営大江戸線で30分、
駅からは徒歩2~3分の距離。
今回は出発がちょっと遅かったので3時半に到着。
早速写真を撮りながら庭園をコースに沿って散歩しました。
歩数は 9348歩です。

写真をクリックすると拡大します。
       

池には鴨・沢山の鷺・亀・大きな鯉がのんびりと暮らしていました。
           

岩崎家3代が築いた名石の庭園です。
石の産地を見ると伊豆から運んできたものが多かったです。

           

清澄庭園は回遊式林泉庭園」です。
江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡と伝えられていて、
享保年間(1716~1736年)に、下総国関宿の城主・久世大和守の下屋敷となり、
その頃に庭園が形づくられたようです。
 明治11年、岩崎弥太郎が、荒廃していたこの邸地を買い取り、
社員の慰安や貴賓を招待する場所として庭園造成を計画、
明治13年に「深川親睦園」とした。
弥太郎の亡きあとも造園工事は進められ、隅田川の水を引いた大泉水を造り、
周囲には全国から取り寄せた名石を配して、明治の庭園を代表する
「回遊式林泉庭園」が完成。
 清澄庭園は、関東大震災で大きな被害を受けたが、
この時図らずも災害時の避難場所としての役割を果たし、
多数の人命を救った。岩崎家では、こうした庭園の持つ防災機能を重視し、
翌大正13年破損の少なかった東側半分(現庭園部分)を
公園用地として東京市に寄付し、市ではこれを整備して昭和7年7月に公開。

「公益財団法人東京都公園協会 公園へ行こう」より

私が糖尿病から、人工透析になるまでの経緯⑤

2015-09-14 | 透析体験談

さて、糖尿病の治療と並行して、目の治療を続けました。
目の治療が一段落するまでに、半年間ほどかかりました。

手術後の最初の1か月間はほぼ毎日通院。次に1週間に1回が2ヶ月、
2週間に1回が2~3ヶ月、月1回になってからは13年間通っています。

更に定期的に眼底検査と視野の検査を行ってきました。
眼科への通院は、1年ぐらい前から3ヶ月に1度になっています。、

この期間に視力の低下のために、メガネを変えたり、眼圧が安定するまでにも
結構時間がかかりました。

次に現れた症状が血圧です。
血圧が高くなって中々安定しませんでした。
何度も上が200ぐらいまで上がってしまうので、ふらふらして横になることが
多くなりました。

勿論外出もままならず、外に出て体調が悪くなったらどうしようかと、
不安が先に来るのです。
それで病院に行くとき以外は家の中で過ごすという、
まさに療養生活そのものでした。
この血圧が安定するまでに半年間かかりました。

従って血糖値を下げるための散歩や運動は、目の治療と高血圧の症状で、
最初の1年間は全く出来ませんでした。
この期間が筋力をだいぶ落す原因となりました。

その後、家族に眠っているときに「何度も息が止まっているよ」と指摘され、
ネットで調べて虎の門病院で1泊の検査を受けました。
結果は重度の睡眠時無呼吸症であることが分かりました。

無呼吸症は眠っているときに、よく息が苦しくなって目が覚めることがありました。
息が止まっているのですから、その時間が長くなると、
心臓がバクバクしていたのが、目覚めた時に自覚できるのです。

そこまでいかないときは、眠っているときに息が止まっていることを、
自分では気付かないままに朝まで眠ることになります。

私の場合、仰向けに寝ないで自然にうつ伏せか、横向きになって眠る方が
楽だったことを、自覚していました。
但し、それが睡眠時無呼吸症が原因だとは知りませんでした。

眠りが深まらないので慢性的な疲労感がありました。
しかし、睡眠時無呼吸症だからだという自覚がありませんので、
なんかこの頃疲れが抜けないなぁ・・ぐらいの感じです。

血圧の問題も、たぶん無呼吸症があったのが大きな要因だったのでしょう。

睡眠時無呼吸症の診断で、治療にCPAP(シーパップ)を使うことになりました。
この治療法は 機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)に送り込み、
気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法です。

ところが鼻が詰まっていると、鼻から空気を送るCPAP(シーパップ)は
使えないという説明を受け、ショックを受けたのを覚えています。

確かに私は普段からが鼻が詰まっていることが多く、
鼻呼吸が出来ずに口呼吸になっていました。
当然食品のに匂いも分かりにくくなっていましたし、
その自覚はかなり前からあったのですが、検査のために耳鼻科に行こうと
思ったことがありませんでした。

急きょ蓄膿症の手術を受けることになりました。
こうして鼻の手術を無事に終えて、器械を使えるようになりました。

CPAP(シーパップ)を使うようになってから、深い睡眠を取れるように
なり、熟睡感と疲労回復が得られるようになりました。
今日まで約15年間、毎日使い続けています。
今では無くてはならない私の必須アイテムです。

この睡眠時無呼吸症につては、別の機会に詳しく紹介します。

鼻の手術をしたことで2つ改善されたことがありました。
1つ目は呼吸が楽になったことです。
2つ目は匂いが敏感過ぎるくらいに、よく分かるようになったことです。

この睡眠時無呼吸症も、糖尿病にも深く影響を与えていたと思います。
こんな感じで次々に病が襲ってきました。
一つの症状を解決しても、休む間もなく次に病状が現れてくるのです。

それだけ私の体が、むしばまれていたのでしょう。

この続きは、次のブログで紹介します。