じょいフルデイズ

おいしいとか、いい匂いとか、手作りとか、覚悟とか

ドクダミの花

2011-06-30 23:46:27 | じょいフルな日々
お茶にすると独特な匂いがするドクダミは、
こんな可愛らしい花をつけます。
可愛いだけではなくて、
ちょうど花をつける梅雨の後、
この花で作った薬が我が家で大活躍します。
ドクダミの花を瓶に詰めて
ホワイトリカーを注いで1週間くらいおいた
ドクダミの花ローションが、
虫刺されとかあせもの痒み止めに効果抜群。
本当に、一度塗るだけで
不思議なくらいスッと痒みがなくなります。
これから暑くなると、リンスケは
あせもと夏型のアトピーとが出始めるので
痒み止めが手放せないわけだけど、
市販の塗り薬を全身に塗るのはちょっと抵抗があっても
これならどれだけ塗っても安心です。
お花を集めてくれたのは、ブリちゃんのお母さん。
これだけあれば、今年も一夏楽に過ごせそうです。










冷たい甘酒

2011-06-26 00:46:24 | じょいフルな日々
午前中からジリジリと上がる気温と
6月とは思えない日射しの中、ブリちゃんが庭で
グリーンカーテン用のネットを取り付けてくれています。
多分あれが終わったらシャワーをするから
その後で、ちょうど今朝完成した甘酒を
お疲れさまと出してあげよう。
しっかり冷して、氷を入れて出してあげよう。
ああ、なんて気が利く妻でしょうと思いながら、
大汗をかいて作業をするブリちゃんを
冷房の効いた部屋の中から見ていました。

我が家はダイニングと居間の二つの窓が南側に大きく開口していていて、
明るくていいのだけど、陽射しの入り方が半端じゃない。
ブリちゃんはよしずを立てたらいいじゃないと言うのだけど、
せっかくだから流行りのグリーンカーテンをやってみようよと、
ゴーヤーやら胡瓜やらツルムラサキやら、果てはブドウまで
ツル性の苗をあれこれじょいママに持って来てもらって、
窓の下に植えました。
張り切っているのはじょいフルだけだけど、
ネットを取り付けるような、家の大掛かりなことは、
家作りを生業にしている夫に敬意を表して、ブリちゃんにお任せ。
ブリちゃんは気が進まないまま、渋々大きさを計算して
あれこれ部品を買ってきて作業をしてくれています。

まぁ確かに、匠の言う通り、よしずをポンと立ててしまえば
この家が抱えている問題はすぐに解決してしまうのだけど、
それに、あの苗がちゃんと育つのかも分からないし
見事にカーテンになる頃にはもう秋になってるかも知れないし、
そうなったら結局よしずを買ってくることになるかも知れないけど、
それは確かにそうなのだけど、
これから暑くなって青々と茂るのを思い描きながら
グリーンカーテンを準備するのも悪くないでしょう。
あれ、匠はいまいち納得してない顔ですね。
まぁ冷たい甘酒でもどうぞ。
甘酒の季語は夏なんだよ。
昔は食あたりの多い梅雨のこの時期こそ、
栄養満点の甘酒を飲んでたらしいよ。
まぁまぁ、そんな顔しないで、
梅雨時にグリーンカーテンを作って
冷たい甘酒を飲むなんて、
風流なことじゃないですか。
はい、お疲れさまでした。











鬼まんじゅうを作りました

2011-06-22 23:45:02 | 愛する人たち
ブリちゃんの実家から
いつも自家製のドクダミ茶をもらっているので、
お礼に鬼まんじゅうを作りました。
何か和菓子を作りたいと思っていたら、
fuucafe*さんがおいしそうなのを作っていたので。
蒸しパンタイプより、モチモチのういろうっぽいのが好きなので、
ベーキングパウダーなどは入らないレシピで
粉の10%を白玉粉にしました。
片手鍋にお湯を張った即席蒸し器では
一度に少しずつしか蒸せなくて、
アサにお乳を飲ませたり
リンスケのお迎えに行ったりを間に挟みながら、
モチモチ鬼まんじゅうがたくさん出来ました。

リンスケのアトピー出始めてすぐの頃、
youhちゃんの薦めで受診した大阪の中医学の先生に、
ドクダミ茶を飲みなさいと言われました。
その頃、まだリンスケは母乳しか飲んでいない時期で、
それなら母親のあんたがドクダミ茶を飲んで
お乳からこの子にドクダミがいくようにしなさいと。
そんなにするほどドクダミ茶はアトピーにいいのかと
びっくりしたけど、ちょうどブリちゃんの実家で
昔から庭のドクダミでお茶を作って飲んでいたというのも
何てタイミングがいいんだろうとびっくり。
それ以来もうずっと、ブリちゃんのお父さんが
庭で採って洗って天日で乾かした
100%自家製のドクダミ茶を、なくなるたびに
おかきの缶いっぱいに分けてもらっています。
ありがたやありがたや。

こんな簡単な手作り和菓子では、
ずっとリンスケのアトピーを心配してくれて
いつも手間隙かけたドクダミ茶を飲ませてもらった
お礼と言えるほどにもならないけど、
せめて感謝の気持ちだけでも。
と、いうことをブリちゃんに伝えて
実家に持って行ってもらったら、
帰ってきたブリちゃんの手には
袋いっぱいのイリコが。
あらら、ありがたやありがたや。
こんなふうにいつも両親が近くで
気にかけてくれているなんて、ありがたや。
じょいフルも、他に作れる和菓子がないか
また考えよう。










ひやあつ

2011-06-19 22:08:51 | 香川らぶ
午前10時半のおやつ。
「宮武」のひやあつ。

高速料金上限1000円終了を前に
瀬戸大橋を渡ってやって来ました。
いや、うどんを食べに来たんじゃなくて、
リンスケをさぬきこどもの国に連れて来たのだけど、
ブリちゃんとじょいフルは、むしろこっちがメイン。
クニョンクニョンの太い部分と
ピロピロの薄い部分が混ざった手切りの麺で、
小1杯230円。
朝ごはんを食べたばかりのリンスケも
ペロリと一玉平らげていました。
しっかりイリコ風味の出汁が
その昔善通寺のおばあちゃんが作っていた
お出汁を思い出して、懐かしくて大好きです。
讃岐うどんは美味しいなぁ。








おやつ

2011-06-14 10:27:39 | こんな親でも子は育つ
晴れて幼稚園ママになったじょいフルは、
幼稚園の後のおやつを準備することが
日々の重要な任務になりました。
一日ずっと一緒にいた今までは、
おやつと言うと、補食というか、お昼と夕ごはんの間に
栄養を補うものという役割だったけど、
リンスケが幼稚園に行き始めて
半日それぞれ別の時間を過ごすようになると、
幼稚園の後に2人で一緒におやつを楽しむことも
一日の大事なイベントになります。

この日は、甘夏入りの野菜ジュースのゼリー。
そうは言っても、こんな地味な手作りおやつだけど、
今までのおやつは、果物とかパンとかチーズとか
補食的なもので適当に済ませていたので、
これでもリンスケにとっては
随分とおやつらしいおやつです。
他に喜んだのは、塩味のクレープの皮に
りんごを簡単に煮たのを包んだものとか、
豆乳と甘酒を凍らせただけのアイスとか。

アサ(赤ちゃん)と過ごす静かな午前中におやつを作って、
リンスケが帰ってきたら、2人でその日の話をしながら
用意しておいたおやつを食べます…と言うと、
なんだか穏やかで素敵ママな感じだけど、
実際のところは、リンスケが帰ってくるなり
手を洗いなさいだの、遊ぶ前に着替えなさいだの大騒ぎで、
当のリンスケは汗だらけ泥だらけのまま
アサに抱きついていたりするので、
残念ながら、穏やかには程遠い、戦闘態勢のじょいフル。
後でおやつ食べようね、の殺し文句のために
おやつが欠かせないというのもまた
幼稚園ママの実情です。










スタートです

2011-06-09 13:32:36 | 手作りが好きなのよ
里帰りという名目で、出産後はじょいフルの実家に
みんなで居候していたのだけど、
私達もそろそろ自立しなくてはと、
ようやく家に戻ってきました。
食事の支度も買い物も頼りっぱなしだった毎日から一変、
聞かん坊の3歳児と、まだ首の据わらない乳飲み子との
4人の生活が始まりました。

そして、生活の場を移した時の大事な儀式もしました。
ぬか床の仕込み。
妊娠中から産後、じょいフルの便秘を解消してくれた
ありがたいぬか漬けは、
里帰り中はずっと、実家のぬか床で作っていました。
家族が4人になって、この家の生活をスタートするにあたって、
またフレッシュなぬか床が必要です。
新しい生ぬかと、空の漬け容器。
それから、実家のぬか床も少し持って来ました。
ぬか床は、鰻屋さんのタレみたいに
熟成したものを少し混ぜることで
その中の熟成した乳酸菌が定着して
いいぬか床になるのだそう。
あとは、この家の環境と、
また授乳を始めたじょいフルの手が毎日かき混ぜれば、
新しい生活のスタートと一緒に
この家にふさわしいぬか床が育っていくと思います。










今度は納豆

2011-06-04 18:02:02 | 手作りが好きなのよ
今度は何を始めたかというと、納豆作り。

納豆なんて、どこのスーパーでも安く買えるものを
わざわざ自分で作ることもないでしょうと、
そんなことをするのは一部の手作りマニアだけかと思っていたら、
Liebeちゃんは、台湾では納豆はとても高いので
自分で作っているのだと。
しかも自分で作ると、とても美味しいのだと。
…ほほう、そんなに身近にも
納豆を作っている人がいるのか。
それもとても美味しいのか。
今のじょいフルの本職は授乳マシーンだから、
家にいる時間やたらと多い。
しかもこの本職は3時間おき、
副業にうってつけの悠長なお仕事です。
それに納豆というと、大豆で納豆菌を増やす
じょいフルの好きな発酵系。
買えば済む納豆を、わざわざ悠長に作ってみよう。
やってみよう、やってみよう。

大雑把なじょいフルは、
いつも大豆は水にも浸けずに
そのまま圧力鍋でシューシュー煮ているのだけど、
納豆の大豆は、水煮にするより、蒸した方が美味しいらしい。
本職が悠長なので、ちゃんと一晩水に浸して、蒸し大豆にしてみました。
蒸し上がった大豆にスプーン一杯の納豆を混ぜて、
熱湯消毒したタッパーに広げて、あとは一日保温をすれば、
タッパーいっぱいの蒸し大豆が、
タッパーいっぱいの納豆になります。
Liebeちゃんのいる台湾はもう連日30℃を越しているそうで
保温もわけないみたいだけど、
朝晩はまだまだ涼しい岡山のじょいフルは、
1回目にシャトルシェフを使ったら
温度をキープするのがけっこう面倒だったので、
2回目の今回はコタツを使いました。
使っていない実家の離れに小さなコタツがあるので、
片付けてあったこたつのコードを引っ張り出して、
上に綿毛布をかけて簡易コタツにして、その中で一日。
ちゃんと糸を引く、普通の納豆が出来上がりました。

立派な大豆だったみたいで、やたら大粒で、
大豆の風味いっぱいの、豆々しい納豆でした。
その納豆が、タッパーにいっぱい。
じょいママは「こんなに簡単にできるんだったら
もう納豆なんて買うことないね」と言うけど、
何しろタッパーいっぱいの納豆だからねぇ。
やってみるのはいいとして、もうちょっと後先考えるべきでした。
台湾では納豆は高級品らしいから、
一度にたくさんの納豆ができてさぞ感激的だと思うけど、
日本の一般家庭でこの量の納豆って。
これから、この悠長な副業の大量の産物を
どうやって食べるか考えます。