10月16日。縁あって下北沢で暗闇演劇を初観賞。
大川豊興業の芝居は何年ぶりだろうか。。。
確か「全身全霊」以来か。寺田体育の日以外のメンバーは誰も知らなかった。
阿曾山大噴火は名前だけは裁判物の著作で知っていたが、初遭遇。
月日の経つのは、って感じだ。
ちなみに、
「ショウザブラック」で始まって以来、一度は観たいとずっと思っていた暗闇劇。
思った以上に途中で光を与えてくれたので正直見や . . . 本文を読む
「生きるも死ぬも運しだい」
「計画もなにもあるものか。すべて今この瞬間勝つだけだ」
「罪があるとすれば、あなたのその美しさでしょう」
なんつっても原作シェークスピアですから。。。
悪党リチャード3世が残虐非道のやり方で
のし上がっていく。その途上、
威力のある言葉の数々をドンドン吐きだすことで
何よりも自らをパワフルにすることができてしまっていく。
その効力は相手が悪人でも善人でも自 . . . 本文を読む
喜劇王・三谷作品を久々に、本当に久々に見る。
09年3月新宿で行われた15年ぶり限定復活版で、
WOWOWでずいぶん以前に録画していたやつだ。
しんみりしたテーマをさりげなく隠して
表向きのお笑いでたたみかけていくパターンはやはり鉄板だなあと
改めて感心する。今回は舞台の映像はもちろんだが、
バックステージのやりとりがさらに興味深かった。
それにしても、
15年間の時を経て、劇団員13人 . . . 本文を読む
鈴木蘭々主演の09年10月東京公演版。松尾スズキ、猫背椿、
宮藤官九郎、皆川、小松ら。
ずいぶん以前に録画していたやつをようやく見る。
松尾スズキ、なんだかちょっと柔らかくなった感じ。円熟ってことか?
面白かったので別に文句はないが、ちょっと意外だった。
幼少時に足を噛まれてびっこをひく蕎麦屋の看板娘さっちゃん、
その恋人らしき身障者の営業マン、蕎麦屋に新規採用された前科者、
さっちゃんの先 . . . 本文を読む
小★正★や、斎藤★★りらの元ネタって
道元だったんだ、と改めて思い知る。
あるがままを受け入れ、今に満足し、感謝せよ、、、などなど。
録画しておいた3時間超の大作を何度かに分けてようやく見終えた。
蜷川演出。阿部寛や栗山千明らの出演で結構豪華な布陣だったが、
お芝居の魅力というよりは、
道元の人となりを説明した劇中劇に目を剥いた。
一人の役者が何役もこなし、ミュージカル仕立てで飽きさせない演出は . . . 本文を読む
DVDで約2時間。
作・鴻上尚史、主演・筧利夫ら。
演劇と映画の違い。ナマ空間の味わいが演劇の醍醐味なのに、
DVDでの演劇鑑賞は邪道、、、というのは分かってはいるが、
なかなか時間的に難しい。もしくは、過去の演劇を振り返るには、
映像でありし日をしのぶしか道はない。ベストではないが、
ないよりはまし、って感じ。でも、ありがたいのは確かだ。
人気のネットアイドル、サイコ・ダイバー、
政府軍、ネ . . . 本文を読む
大氣拳仲間のY氏が出演する「びっくり校長先生」(動物電気)の観劇へ。
久々の下北沢でわくわくしながら、直前に古本屋&中古CD店を漁る。
目当ての芝居DVDはゲットできなかったが、そこそこの成果は得る。
下北沢はやはりいい。
そして、夜7時の回。当日券で入れたが、きっちり超満員のぎっちぎち。
自由席ながら前から2列目に陣取り、約2時間。
ドタバタ&涙&笑い&教育!&友情って感じでノンストップ演劇を . . . 本文を読む
久々の観劇。新宿スペースゼロは超満員だったが、
当日券で補助席ながら8列目をゲットでき、かなり満足。
芝居はひたすら肩のこらないシチュエーションコメディ。
前回観たヒーハーと同じく、ドタバタに終始し、
文字どおり、観客を爆笑の渦に巻き込んでいた。
以前の後藤作品だと必ず泣きも感動も入っていたが、
最近は笑いオンリーの気がする。たまたまか。
最後に後藤が出てきて、
「アンケートに『で?』というのが . . . 本文を読む
主役の小林克也が、医者(松尾貴史)や看護婦(今江冬子)
や得体のしれない青年(大倉)らに、
とこんいじられる冴えない中年サラリーマン役で右往左往する。
それを青山円形劇場の観客が見て笑う。。。
不条理劇。私はただ単純にそのサラリーマンが、あまりに白痴的で
可哀想すぎるやんと思ってしまった。決して笑えなかった。
やはり生で観ないとだめか。
客席の笑い声にどうも違和感を覚えた。
ラストに神様が出現 . . . 本文を読む
DVDで【シアトリカル】(監督大島新)を鑑賞。
07年日本映画批評家大賞ドキュメンタリー作品賞受賞とか。
ともあれ、唐十郎作品は正直、
これまでよくわからなかった。ストーリーもよくわからないのに、
なぜ、劇場、というか、あのテントに懲りずに通ってしまうのか
ずっとわかりたかった。
この記録(7割ドキュメントで2割がフィクション、1割がウフフとか)
を本日見て、少しわかった気がするのは、
やはり . . . 本文を読む