ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

WJ「カテエ…」

2024年03月08日 | プロレス
ラジオ「真夜中のハーリー&レイス」にWJ研究家のプロレスライターの人が出演しました。
あの「トンデモ団体」を追求し永島勝司氏のインタビューによる「地獄のアングル」の
構成、ライターをしたという日本でもたった1人でしょう
こういう事をする人は。凄い……。
「ド真ん中」を掲げるのに潤沢な資金と時代錯誤、
インディー批判をした長州力が、最後は批判の対象のインディー選手を使い
因縁の橋本真也率いる「ZERO-1」と対抗戦をやる、
ヘビー級王座トーナメント決勝戦の日に
発注したチャンピオンベルトが間に合わず
優勝した健介が丸腰で両手を上げ優勝アピールする間抜けさ、
後楽園ホールダブルブッキング事件
WJが会場押さえていないのに大会発表したとか?
新日本時代、MMAの金網に新日本選手を入れさせないと言ってたのに
無名選手を使いプロディース、金網の中で闘わせ、その金網が試合中に壊れるという
これまた凄い伝説…コレは当時のゴング誌で読んだかなぁ、そんな凄い事になっていたとは…と
当時思いました。伝説の「X-1」を見た方は当時は腹を立てたと思いますが
今考えると、凄い大会を目撃したんだなぁ、とすら思います。

しかし何というか皮肉というか…あれだけ豪華な顔ぶれでスタートしたのに
皆が覚えてる名勝負は旗揚げ戦第1試合「石井vs宇和野」だという事。
以前ベイダーvsドンフライを記事にしましたが、正直つらまらい…かな。
ケンドーカシンがいうには、ぜーんぶつまらない!
第一試合からメインイベントまで全部おんなじ試合!と。
流石カシン、永島オヤジに遠慮なく直接言ってましたな。


この後、プロレスとして余り恵まれない活躍となったWJ選手の中
石井智宏と中嶋勝彦という発掘が有った事は救いです。











TOP画の漫画からか?一部プロレスマニアの間で
「カテエ」が流行語になったとか?
新日本では数々のドーム大会、特にvsUインターとの
10,5東京ドームでの全面対抗戦なんかは
ガチの因縁団体とは云えアングル含め長州の名プロデュース力が
マスコミの間でも高く評価され、猪木の道楽という
(しかも資金繰りとして長州が手形の裏書き迄させられて)
北朝鮮、平壌大会の借金をUインターとの全面対抗戦の成功で
新日本の借金を返済出来たというのに‥‥
自分の理想というかエゴの団体のエースとなったら
「トンデモ団体」と言われる事ばかりになるとは。

参加した日本人選手、レフリーは
佐々木健介、健三、越中、天龍、大仁田、大森、谷津
マサ斉藤、保永、タイガー服部と
ネームバリュー抜群の人材を集めて
後々、トンデモ団体になっていたとは。
私は凡その内容を知ったのは数年前です。
ホント、トンデモエピソードだらけで不幸が面白くなってしまう程‥
凄い内容でした。

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2 コメント

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悲運の団体WJ (凸椪)
2024-03-09 19:07:43
この逸話を聞くと、個人的に私が小中校生の頃に存在した「東京プロレスリング」(東プロ)を想起してしまいます。東プロの約30年後に旗上げしたWJとの共通点は確かな目算もないまま短期間で終わったという点で、どうしても“見切り発車”という感を拭えないところ。まぁ私のプロレス愛好歴では両団体ともナマ観戦は皆無なので大きなことは言えませんけれど、多大な運転資金と豪華メーンイベンターを揃えて旗上げしたWJについては、日本プロレスを追放され逆風の中で旗上げした新日プロと同様の興隆は迎えられなかったのは、長州には猪木ほどのカリスマ性はなかったことに加え、エースレスラーの周囲に新間寿氏達のような優秀なスタッフに恵まれなかったこともあったのかと…。
当時のわずかなYouTube映像で視ると、昭和プロレスのテイストは感じるものの、WJが時代遅れな「トンデモ団体」と称される理由がわかるように思います。永島勝司氏の功績として語られているUWFインターとの東京ドーム対抗戦で経営危機を救った成功体験の再現を…とばかり、WJでも新日との全面対抗戦により団体崩壊を回避する起死回生案も長州には受け入れられなかった(「カテエ」という長州の頑迷さを指した言葉か…)という点や、次々に起こった(G落合氏の事故や後楽園会場Wブッキング、X-1の失敗など)不運な出来事も重なったりで団体運営に暗雲が立ち込め、それ以上に資金繰りや集客減少という要因もあったでしょうが、長州の試合会場周囲に宣伝カーを走らせて連呼すれば観客動員できる程度の感覚では団体運営は立ち行かなくなったのだろうと思います。
実際、長州にとっては思い出したくない過去かも知れません。元直弟子の健介や谷津嘉昭との関係も壊れ、多額の借金が残るだけの“負の歴史”が残る結末になったという…。
凸樫さん (太郎)
2024-03-10 22:08:07
ここまで来ると悲運というより自業自得に思えます。
ラジオ(ポッドキャストで)を聴くとこのライターさんの話は更に凄いかも。
金銭感覚狂っている上、事務処理が出鱈目で。
DDT社長の高木三四郎がWJフリークなそうです。
エンタメ化された今のプロレス界でWJの試合を見たら、正直新鮮だと思います。
東京プロレス、リアルタイムでしたか。M井上が国際の時、豊登さんから
「猪木って奴は酷い奴だ」と聞かされてきたけど今思えば豊登さんの方が猪木さんより
酷いんじゃないかな?と「国際プロレス外伝」で語っていました。
WJも訴訟となりましたね、金の切れ目が縁の切れ目。
ジャパンプロレスの竹田元会長は「長州には馬場さん猪木さんの様なリーダーシップは無かった‥」
とラジオで語っておりました。頑固頭で有名でしたから今の成功は真逆ですねぇ。
そういえばマサ斉藤もX-1の事で長州と切れましたね。
猪木&新間は時代の流れに乗りましたが、長州&永島は
高橋本や総合格闘技、K-1の流れを汲んでおらず時代を読み間違えた事が
失敗にも思います。そしてアングルを立てようとした永島を無視しようとした長州。
と、後々の猪木の暴走度と比べると長州は可愛い方かもです。
落合の死は、色んな方向から推測してしまうので憶測で書けないトコも有ります。
一度悪いイメージが付くと取り戻せない典型例な団体にも思えます。
長州、天龍、大仁田と客は呼べるレスラーが揃っていたのに。
話はズレますが現在、元弟子であるM雁之助が大仁田に激怒しています。

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