ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

キャバレー回り

2021年01月19日 | 音楽
私、キャバレーという所に行った事無いんですよねぇ。
時代はキャバクラに移行してましたし
社会人になってサービスタイムの六本木のキャバクラに
上司が連れて行ってくれた時、初めてこういう世界があるんだ!と
感動?した位。
頭では高級クラブ、キャバレー、スナックでした。

キャバレーってゴージャスなイメージ。
昭和30〜40年代、893や大実業家が経営している、
という私の勝手なイメージ。
ダンスホール、ナイトクラブには生のバンドが入り、ジャズを演奏して
ジャンジャカ、踊るそんな昭和40年代のイメージ。
カップル達はそのムードに浸り肌を寄せ合う?とか?
というか、キャバレーならお目当てのお姉さんと席を一緒にし
お話し、時にはビジネスの話もされる情報交流の場でもある
キャバレーに、特に管楽器の音なんて会話を遮断するんでは?
と耳の感覚では思ってしまう。

現在、バンドを入れるお店って減ったと思います。
箱バン以外はお店の意向で演奏を提供する。
ホテルのラウンジやナイトクルーズ。
その他、出たとしても最小人数やソロで、少しのギャラか
音楽活動の場としてPA無しノーギャラで。
私が学生時代バイトしていたバーというかラウンジには
美人のピアノの先生が30分程、ピアノかピアノと歌を
演奏していました。その人からジャズの名盤を借りたりでした。

活動停止中のめたぼ。
リハ中やリハ後の飲みで「もうキャバレー回り文化って消えちゃったよね〜!」
と悲しく話すメンバー達。私より一世代上の人達なので
仕事が社交ダンスホールの人も居ます。
コロナ前に見学に行けば良かった。
東京ではコロナ前から結構廃業、またはダンスホール閉店へ
進めてたそうなので。
と、キャバレー回り、
恥ずかしながら、そんな風潮が有ったのか!と
初めて知る事に。大きいお店なら別として。

プロとしてまず鍛えられたのがバンマスに雇われた
キャバレー回りの仕事から、という人が結構居て。
そこで譜面の初見力も鍛えられ、色々ツテも作ると。
お客さんは、音楽をガッツリ聴いていたのかは存じませんが
私の周りでキャバレー回りからキャリアスタート、
またはそこで音楽の仕事を諦めた人と其々。
思い起こせば?矢沢永吉達のキャロルもリブヤング出演でデビューする前は
ダンスホール以外でもキャバレーで演奏していたのですしね。

私、連れて行かれた?ニューハーフクラブやオカマバーで
ダンスショーが有るだけで、「う〜要らない」とか
思ってしまうタイプ。
余興的なモノは必要無いと思ってしまったんです。
ストリップでお笑い芸人が場を盛り上げた時代と
キャバレー回りというのは同じなんでしょうかな。

思い出せば実家の真横は若き日のビートたけしも修行を積んだという
大きなストリップ劇場でしたし
隣駅には唯一「キャバレー」と看板を上げていたお店が有りましたが
時の流れか?無くなっておりました。
バンドとは別に、一度キャバレーというお店を
体験したかったなぁ、と思います。
出来れば、昭和30〜40年代を彷彿とさせるキャバレーを。

と、キャバレー回りというより
キャバレー等、ナイトクラブの話になってしまいました。

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4 コメント

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そして“基地回り” (ZUYA)
2021-01-19 06:19:17
そう、キャバレーと基地での演奏は演奏技術の向上だけでなくパフォーマンス(エンターテイメント)性も身に付いたようですね

私は東京に来て、さぁやるぞと思ったら9.11が起こって話の来ていた基地での演奏が無くなりましたね
返信する
ZUYAさん (太郎)
2021-01-19 23:07:04
基地回りもありましたよね。回りでしていた人は居ないのですが。
そうですよね、そういう世界ではショーアップされている所も多いでしょうし。
あれま、9.11と被ってしまったとは。残念でしたね‥。
六本木ロアビル前に「911」という米人の多いclubがありました。
事件後ですが。そういえばclubも演奏入っていた所ありますね。
東南アジアのclubは生バンドでした。
返信する
「キャバレー」は懐かしい響きの Word (凸椪)
2021-01-20 13:37:03
約半世紀前にライザ・ミネリ主演の『キャバレー』という映画を観ましたが、近所の駅前キャバレーとは随分が違う印象を受けました。駅周辺のキャバレーは地元のオジサン達が仕事帰りに足を運ぶ場所という感じがあって、映画『キャバレー』のような“高級感”とは無縁な印象。私的には「キャバレー」と聞くと何か生活臭を覚えます。実際に働いているホステスさんの中には、バツイチや未亡人、シングルマザーなんかも少なくないそうですし。
東京では赤坂や銀座なんか都心の繁華街にあってハイソサエティの紳士方が行く店が本格的なキャバレーだったのかとも思いますが…。力道山が利用していた「ラテンクォーター」や「コパカバーナ」などは政財界の重鎮が集って、一流のバンドや芸能人が出演する場所として、とても私のような下々は出入りできないところでしょうか?(映画『力道山』で視ただけですが…)ただ現在ではキャバレーも衰退して来たように思います。私の駅前にもキャバレーはすべて閉店していますし、ビッグバンドを入れ一流歌手を招いてショーを観せていたら店側でも採算が取れないのかと…。私の先輩諸氏でも学生バンドで活動しながら、キャバレーに入っている楽団のトラで小金を稼ぐことも難しくなっているのではと感じますが…。
そう言えば、フランク・シナトラが来日した時に赤坂の高級クラブにも出演したそうですが、観客はショーと飲み食いで数十万円も払ったとのこと。もっとも売れる店舗はホステスさんの顔ぶれと客種がウリになっているのかも…と思います。私の好きなベンチャーズがキャバレー(?)に出演したこともありましたが、私はキャバレーもクラブも区別が出来ないほどのド素人です。
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凸樫さん (太郎)
2021-01-21 00:59:39
ライザミネリのキャバレーは聞いた事があります。
日本でも角川映画の「キャバレー」がバブル期に有りましたな。
お姉さんが付くお店はキャバレー、
最初はゴージャス感と場末感とでもいうか
街のキャバレ→スナックという庶民派なイメージも。
ただ時代が変わりキャバクラ、ガールズバーとなると
今の世代の子達はキャバレー?何のこっちゃ?でしょうね。
私キャバレーというと、ホテルニュージャパンのラテンクオーターがまずイメージで出てきます。
キャバレーバンドでバイトという人口も多かったかもですね。
と、このご時世はナイトスポットが生き残るのに必死な事でしょう。
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