ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

高山善廣vsドンフライ20周年 (2002)

2022年11月27日 | 格闘技
高山vsドンフライの凄まじい激闘、名試合から
20周年記念という事でネットでも記事になったり
商品も発売されている様で。
改めて凄まじい試合で20年経ち何度観ても色褪せないです。

私が思い出せる、壮絶な激闘、ノーガード打撃戦として思い出せるのは
あくまでも私の頭の記憶で出てくるのは
藤波vs前田の藤波大流血が恐ろしい(通常のヒールレスラープロレスの範疇を超えた)
前田の蹴りを受け「受けの美学」を魅せつけた藤波の
ある意味で一線を超えた試合。
当時、多くの新日本選手が前田と闘いたがらなかったですしね。
仕方なく手を上げ凄まじい打撃の試合を思い出しました。
コレが後にアンドレvs前田のシュートマッチに繋がったという説も有りますが。

それだけ影響力が強かったこの試合。
この日、判定決着ばかりですっかり欲求不満状態の会場を
一変させたという。この歴史的試合を生で観れたお客さんは
幸運である意味世紀の一戦に立会えたのでは無いかなぁ?と
思います。ドンフライの対戦相手はマークコールマンでしたが
コールマンの怪我キャンセルで高山の所にオファーが行ったのは
8日前だといいますしね。
其れまで高山は総合格闘技でまだ2戦しかしておらず
しかもメインイベントで藤田、セームシュルトにTKO負けでしたし。
(デビュー戦の藤田戦の高山の粘りは感動した)
ドンフライとは、お互いプロレスラーのプライドでか?
受けのノーガード大打撃戦、試合を終えた他の外国人選手が
出てきて口あんぐりの状態でリングを見つめていたというのですから。
ボクシング経験で一日の長があるドンフライのパンチは的確に高山の顔面を捉え
顔はボコボコ。しかし負けて漢を上げたのは高山善廣でした。
やっぱり凄い試合だ…。

PRIDE FC Free Fight: Don Frye vs Yoshihiro Takayama (2002)



長年のダメージとプロレスの試合で頚椎損傷という大怪我で
今も首より下の巨体が動かず闘病生活の高山。
(先日の同じく頚椎損傷した大谷晋二郎が心配ですが)
ドンフライが闘病生活の高山が居るリハビリ病院を訪ねるTVの光景が
話題になりましたね。あの試合で総合格闘技引退を決めプロレスに専念する予定だった
元UFCチャンピオン中のチャンピオン、ドンフライ。
どういう事情が有ったのか?分かりませんが、その後も総合格闘技のリングに経ち
簡単に負けるシーンを見てショックでした。
本人曰く、高山との激闘が大ダメージとなり弱くなり
あんなにラブラブだった夫人や家族を失い
ガリガリに痩せた闘病生活を送ったドンフライ。
其れ位、命を削った一戦でしたね。
派手な殴り合いは湧きますが、幾ら打たれて強いプロレスラーとは云え
今見たら、早く試合を止めてくれ!と思うシーンも有ります。
が、ここは格闘家、勝負師の本能、
漢をかけた闘いを止める事は頭から無い精神が見える様に思います。

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