ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

筋肉少女帯 20年ぶりの新作「FUTURE!」

2017年12月02日 | 音楽
この気温、気圧差、日々の疲れが爆発しております。
皆様、如何お過ごしでしょうか?

と、一度は仕上げたこの記事が全部消えて意気消沈してしまい、
少しタイミングずらしましたが、11月にこの20年ぶりの新作CD+ブルーレイ
ぶりぶりざえもんさんから頂いていたのでした。毎度有難う御座います。

兵庫但馬(一連の相撲事件とタイミングドンピシャ)と帰京、即リハ、ライブ
その他諸々でネタ再仕込みが遅れてしまいました。

事務所トラブルを含めたストレスから大槻ケンジ(オーケン)が精神疾患になった事を
まだ知りませんでした。
筋肉少女帯が分裂していたを知ったのはホント、再結集の頃でした。
私はまだ健康で営業マンやっていたのですが、営業部から直結している
ビルの守衛室の晩の守衛さんが10年位前に書いたセッションギタリストの人で
仲良くなり、「今夜これから大槻ケンジのレコーディングなんですよ、、、
彼の感性に付いていくのが大変で・・・」と溜息漏らしていた事を思い出します。
(コレ、前回と重複しますね。)
ソロだったと思いますが、その頃私はオーケンの「非モテエッセイ」系とか読んでました。
カートコバーンが自殺した後ですね。
「カート君のバカ!」と嘆き、「バンドをやるまで全くモテずバンドやってモテた。
モテない諸君よ、バンドをやれ!」なんて書いていましたな。
てか・・・バンドやってモテたためしが無い私なのですが(笑)
後、私がパニック障害になって自助会でオーケンが同病、その他の精神疾患にかかり
合わない人には全く向かないと云われる森田療法がフィットしたらしく、
オーケンが森田療法という入院療法で治したというのを知り驚きました。
その頃、格闘技番組でよく見ましたなぁ。
「特撮」というバンドやっていたなんて知らず。
(私、その頃ほぼロックから離れていたので。日本は特に)
と、コレは前回のネタに書いたかしら?

そして本題の新作。
ぼよよんロックという言葉が当てはまるか、まあ何と評して良いやら
この人達こそ「ミクスチャー」ではないですかね。その幅が依然より広がりつつ
整合化されているというか。

色々感じた点を色々メモっていたのでズラっと羅列したいと思います。

・本城氏のファンキーなカッティングから始まるオーケントレイン、
 「シュッポ、シュッポ」という歌詞がやはりオーケンワールド。
・続いてヘビーなリフからハードな曲へと続き、
・その次の曲ではオーケンワールドからサブカルチャーに強いオーケンらしく
 仮面ライダーのような曲メロ。
 皆が不在の間、バンドを守ってきた内田&本城氏のソングライティング、
 筋少ワールドを完全に支配した曲作りですな。
・そして長淵剛→チェッカーズの「I LOVE YOU SAYONARA」のような
 POPソングが。思わず、チェッカーズの歌詞を重ねたくなる(笑)
・ベンチャーズ、ブルージーンズ、GSがMIXされたキノコホテル的昭和歌謡ロック
 思わずモズライトギター+スプリングリヴァーブをかけてテケテケしたくなる曲。
・本城&橘高のギターワークが素晴らしい。内田氏のベースも凄く良い。
・主にギターソロを担当する橘高氏の67年製ギブソンフライングVが渋すぎる! 
 先日同じチェリーのギブソン90年代初期のフライングVを気になる値段で
 提示されたのでした。マイルドな音色かつ素晴らしいプレイ。
・キーボード、ピアノに盟友の三柴氏が参加。変拍子炸裂。

と、このアルバムタイトル名で動画検索したら出て来たのがこの曲。

筋肉少女帯「エニグマ」MV  (2017年10月25日発売AL『Future!』収録)


疲労が落ち着いたら、ブルーレイの感想もレポしたいです。

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4 コメント

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トレカは橘高さんでした♪ (ぶりぶりざえもん)
2017-12-12 05:52:07
遅くなりました…(汗)

師走って、言うだけあって勤め先も
かなりバタバタしていたのでコメントどころか
PCすら触っていない状態でした。

今作は、かなり賛否両論になってましたね(苦笑)
Amazonのレビューに書かせて貰いましたが、
クオリティは高いの認めますが、
「遊び心」は余り感じられない「真面目」な
部分が強調された作りになっていると思います。
一部の熱狂的なファンから反感買われた理由が、
「悪ふざけが許されているバンドなのに
何マジメになっていやがるんだ!?」
…が総評って感じです。

オーケンの悪ふざけ/妄想ワールドを
堪能したいなら「特撮」があるので、
そちらを選べば良いので(笑)
長く活動してると皆、安全パイを選んでしまうのが
性なんでしょうか?

個人的に筋少は「エクソダス」が「ドッケン」みたいな
音楽を演奏するバンド(何じゃそりゃ?)の
印象を持っていたので、
少し寂しい部分があるのも事実です。

まだ、彼らは「ロックオペラ」アルバムを
作ってません。
いつか、「ロックドタバタ劇」を再現して欲しいです!!
返信する
ぶりぶりざえもんさん (太郎)
2017-12-12 20:08:25
お待ちしていました(笑)
レビュー、読ませて頂きました。というか、全てのレビュー読ませて頂きました。
ぶりぶりざえもんさん
ご自身のブログを再開設とか如何ですか?
と思ってしまう位、ディープに解析されていますね。
トレーディングカード付きというのも凄いですよねぇ。
学生時代、オーケンワールドを理解するのに
難しいというか、退屈に感じてりまう年齢だったのでしたが
改めて聴くと面白いモノで、今回の作品なんかは今の年齢で聴いてみて
ツッコミ所満載!と思ってしまうのです。
家の中で行方不明になっている3作のカセットテープを聴いていた頃より
ベンチャーズ&GSアレンジやファンキーカッティング
そして!チェッカーズ(爆)と個人的に楽しめました。
昔はエクソダスクラスにぶっ飛んでいたのかも知れませんね。
何せ20年ぶりの最新作という事ですし。
ロックオペラを作るとなると、各メンバーが筋少の活動のみに
(特に大槻、本城、内田氏)専念してプリプロしないと作れない感じします。
そうなると、現実問題というのを考えてしまいますなぁ。
(生活面とか)

返信する
かなり歌詞はダークです (ぶりぶりざえもん)
2017-12-13 04:28:14
オーケンこと大槻さんの興味が
より現実的になった気がします。
実際に身近にいる精神的に追い詰められた人物や
イジメ等で自暴自棄になってる子供達に対し、
筋少に避難して来いよってニュアンスが
感じられました。

多分、今まで発売したアルバムの中で
現実味が帯びている時点である種の
恐怖感を感じました。
音はオシャレでpop感満載なのに
歌詞が問題を抱えてる人物を冷徹に
洞察してる印象があります。
正直…イヤ、この後を書くのは止めましょう。

大槻さんの興味が「文学/妄想」から
「現実」にシフトしていることが窺えます。
返信する
ぶりぶりざえもんさん (太郎)
2017-12-15 01:39:23
すみません、不具合か?今このコメントに気がつきました。
弱者?の非モテ?男達へのエール本を読んだ事は過去書いたかもですが
他の本はチェックしてないのです。その本を読んだ後に
オーケンさんと同じパニック障害になった、という以外なシンクロもあります(笑)
イワンのバカや子猫が沢山登場したのは、本人のコンプレックスが有ったかもですね。

あれから20年経ち、
今作でも一曲目から怖い詩ありますね。
この先書くのは…止めましょう(笑)
返信する

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