ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ブライアンジョーンズ exローリングストーンズ

2020年08月11日 | 音楽
新しく記事にしようと思っていたら過去に書いておりました。
何故かブライアンジョーンズの事が頭に浮かび離れなくなってしまったんです。
元々ミックジャガーもキースリチャーズもブライアンの演奏に魅了され感銘を受け
自分達から近づき永遠に音楽界に輝き続ける
マディーウォーターズの曲からチョイスしバンド名付け親もブライアン。
スライドギターの名手且つ多種多用の楽器を弾きこなし
色んなセッション活動をするも不良過ぎて、
素行が悪過ぎ、リーダーとしての役割を果たさず
政権はミックとキースへ移り、段々居場所を無くし最後は
メンバーにリーダーがクビにされるという‥。
作曲能力が無かったとか。
TVのステージに立つもコンセントは抜かれ、時にはマラカス振るだけだったと。

The Rolling Stones Rock and Roll Circus (1968)

スライドギターが切ないですな。

ブライアンの存在からストーンズを不良のイメージとして刷り込む事に成功、
ブライアンは労働階級出身かと思っていたら中流階級の様で。
そうでないと、若い時期に多種多用の楽器を弾きこなせ無かったでしょう。
日本も貧富の差がリアルに出て悲しいですが
長年続いた、今も名残りを残すイギリスの階級制度は悲しい制度ですね。
士農工商が20世紀迄存在していたのですし。
ウェールズの出身なんですね。
ギタリストとしてはスライドギターの名手、
そしてVOXのティアドロップ型のギターといえばブライアンがまず先に浮かびます。

雑誌の特集なんでブライアンを悲劇的に書いてますが
追ん出されたちっちゃい赤いオンドリ。
しかし、この時の特集は何だか心を打たれました。

哀愁のブライアンジョーンズ - ヤンディーズ

ローリングストーンズの「悪魔を憐れむ歌」の動画を観ていましたが、キースリチャーズがカッコ良くリードギターを弾いているその左端で…マラカスを振...

哀愁のブライアンジョーンズ - ヤンディーズ

 



本人はR&Rではなく「R&B」に拘ってたんですね。
ストーンズクビになる時、ある程度の慰謝料が支払われる約束だったのは存じませんでした。


The Rolling Stones Live on the TAMI Show 1964 (Brian Jones Plays His VOX Teardrop Guitar)


音量はキースがかなり持って行ってますが
歪んだカッティングの切れ味がカッコいいですね。
ライブであの「サティスファクション」のギターリフはブライアンからスタートするんですね。
しかしまぁ、観客の若い女の子は皆ストーンズに夢中ですもんね。
派手なモテモテライフで。

コレも代表的な曲「黒くぬれ」でシタールを弾き。

The Rolling Stones - Paint It, Black (Official Lyric Video)


「アフターマス」ではマリンバを持ち込む、ロックンロールバンドとして
当時、イレギュラー過ぎるアイデア。

The Rolling Stones - Under My Thumb (Official Lyric Video)


この人、幼い頃から知能指数がかなり高かったそうですね。
クビになってから1ヶ月後に死んでしまう、
他殺説も高いそうですが、ブライアンの人気と
滅茶苦茶且つ、悲しいドラマティックな人生は物語になりますね。
現に、ブライアンの伝記的映画が公開された程ですし。

しかし、本人の行いが悪いとは云え
恋人をバンドメンバーに寝取られたショック、
自分が始めたバンドで居場所を無くす、
不本意な所も有りつつ大の商業的成功を収めていたのですし、
心の拠り所は彷徨ったのでしょうな。

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2 コメント

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Stones のファンには (凸椪)
2020-08-11 20:55:39
学生時代に、いわゆるプログレッシブ・ロックが日本の音楽シーンを席巻していたけれど、丁度、映画『ウッドストック』に倣って、今頃の夏場には全国各地で野外フェスティバルが開催されていたのを思い出しました。とにかく反体制世代に支持され大音響を奏でるハードなサウンドで、譜面も読めず楽器の弾けない私には理解不能な音楽でした。それらハードロック(ヘビーロック)に食傷気味だった反動で、(あまり日本では流行らない)カントリー音楽を聴き始めたので、Rolling Stones については全く"門外漢"ですが、学生時代に当時、読売巨人軍のフランチャイズだった(今はなき)後楽園球場で、第一回目のストーンズライブが行われたのを覚えています。偶然にも野球場でビール売りのアルバイトをしていた知人が同ライブに遭遇したのを、後日、聞きましたが、その後、同球場の跡地に出来た東京ドームでもストーンズのコンサートが開かれたと思いました。
支離滅裂で薄っぺらなコメントになりましたが、ストーンズの映像で一番好きなのは ↓ です。ご堪能ください!!
https://www.youtube.com/watch?v=SwEOZtJm8pU
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凸椪さん (太郎)
2020-08-11 23:11:04
65年辺りからハードロック化が進みましたし
69年から更にスパートして行きますね。
私の世代からすると逆に、ウッドストック→ストーンズ→ブルース等
レイドバックな自分なのですが。
86年頃か?東京ドームが出来たての頃ミックジャガーのコンサートが
放送され面白かったです。私自身はカントリーウエスタンが
逆に馴染みが無くジョンデンバーとアルバートリー位しか存じませんでしたが、
ピッキング等難しい感じでしたが近年、世界名作劇場の影響で
結構好きです。動画のスティールギターなんかは一時かなり欲しかったです。
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