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ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ブルースクリエイション 「悪魔と11人の子供達」

2017年08月27日 | 音楽
ちと、映像音源のパンが
どちらかの(右?)ギターの音がうまく入っていないのですが
フライドエッグ(まあ、ジプシーアイズも)、フラワートラベリンバンド、カルメンマキ&OZその他
日本のハードロックの本格的始まりに
世界のハードロック名盤達と同じく
凄いバンドと作品がリリースされていた事でしょう。
正直、サウンドの「気合い」が違う!と思ってしまう程。
(当時の時代背景もあるでしょう、)
(日比谷野音のステージに乱入した全共闘をジョー山中は半殺しにするまで返り討ちとか。)
まあ、そんな時代の中だからなのか?
このジャパニーズハードロックのバンド達の若い気合いが。

この頃のジャパニーズハードロックに対して非常に興味持った高校時代、
周りにこの時代の情報や音源を持っている友人は皆無。
後にフラワートラベリンバンドの音源は二作手に入りましたが
ぶっ飛んだモノでした。気合いと完成度が。
そして、バイト先に10数歳年上のドラマーさんが居たのでしたが
「ブルースクリエイションが聴きたい!」と言ったら
「クリエイションの方が良いよ」そう言われ
後にクリエイションから入るのですが
このおどろおどろしいブルースクリエイション時代、
弱冠17歳で「日本のトニーアイオミ」とも言われたそうな
竹田和夫のギター。
他のギタリストのビッグネームの人達も
「彼は抜きん出てた」と言ってました。
ビヤホールでバンドマンとしてバイトしていた
芳野藤丸氏が、対バンがブルースクリエイションの日に当たると
「俺、やだよぉ~」なんて言っていたそうで
その語り口調に笑わせて頂きましたが

サウンドはブルースロック、レッドツェッペリンやブラックサバス
またはジューダスプリーストの1stとか、出だしは
ブルースロックですよね。

Blues Creation - Demon & Eleven Children 1971 (full album)
ね。


"Blues Creation - Demon & Eleven Children 1971 (full album)" を YouTube で見る


(長いので適度に)

これが、今でいう邦楽、J-POPとして括られるでしょうか?
海外の模倣とか言われたらどうしようもないのですが、
これは当時の世界のバンド達と対等にやれる力だと思います。
残念ながら、日本の音楽シーンでは日の目を浴びなかった残念な時代でもありますが
(邦楽はGS、歌謡曲、そして大フォークブーム)
先日の「極悪祭」にゲストでフラワートラベリンバンドのギタリスト
石間氏がゲストに呼ばれた位、リスペクトされている時代の人達。
ブルースクリエイションは、後にクリエイションとして人気を博し
後にアイ高野をボーカルに迎え「ローリーハート」という
聞きやすいポップな路線がスマッシュヒットしましたが
多くのファンの頭の中にあるのは、やはりロックな
クリエイション、そしてブルースクリエイションだったのではないかな?
ギタリスト、竹田和夫は何度かクリエイションを限定的に再結集してましたが
アメリカに住んでジャズギタリストになっている感がします。
ギタマガ氏の付属CDではジャズギターの講座でしたし。

私個人は同世代にこの時代のサウンドを共有
そしてカバー出来る人間が極めて少なかった事、
とても残念無念でした。
(以前も書きましたがカバーバンドライブに出演する時、フラワートラベリンバンドのSATORI・Ⅰを持っていったら
メンバーに爆笑&馬鹿にされたとか。)


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