ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ゴーゴーダンス&ホール

2022年02月10日 | ひとりごと
私、1960年代後半の日本の夜の街、若者の遊びに関心あります。
何とも妖しげでサイケな壁紙に照明。
更に進んだ大人の遊び場。
戸川昌子が渋谷の宮益坂でやっていたレズビアンの人達を店員に雇った
シャンソンバー「青い部屋」とか。
アップテンポなGSサウンド(演歌と歌謡曲のMIXなメロディー)に
箱バンの演奏、踊り狂った裏で、当時の女性達の貞操概念から少しずれた
フリーセックス、クスリ、シンナー、暴力等。
思い起こせば、見事にソレをやっていたであろうホールでライブしていた事を
思い出しました‥。

今の時代より娯楽がまだまだ少なかった頃。
ボーリング、ピンボール、喫茶店、ダンスホール等々。

そういう私のイメージを作った大元は
子供の時に父が持っていた漫画「あしたのジョー」
ハングリーボクサーの主人公、矢吹丈がライバルの力石徹を
直接的では無くとも試合後、死なせてしまった苦しみで
ボクシングを辞めアテもなく自暴自棄に街を彷徨う。
新聞記者に連れていかれた六本木のダンスホールで
力石の後ろ盾の白木財閥の一人娘、白木葉子が
同じく力石を失った悲しみ、苦しみで遊び、踊りまくっている所を
新聞記者の恣意ですが、ジョーと洋子が邂逅、
葉子がジョーの落ちぶれを挑発、批判するシーン。
六本木の「バロン」という店。



私のダンス時代はリアルタイムで盛り上がっていたバブル期のディスコでは無く
少しアングラ感の出てきた90年代中盤のCLUBシーンでした。
その更に30年前、自分の親世代の当時の若者達の
進んだ?飛んだ夜の遊び方に興味湧きます。
当時大流行していた女子のミニスカート、そしてブーツ。
ロング、又はマッシュルームヘア的ボブの髪型。
そのファッションで踊り狂うゴーゴーダンス。

両手を交互に後ろに投げ体を捻り、2、4拍目にステップを踏む。
又はモンキーダンス。
後で知りましたが、ツイストもブレンドされている。
コレもコレで持久力が必要な踊りですな。

下の動画は現代の女性が当時のゴーゴーダンスを踊っている映像ですが。

1960年代ゴーゴーガール creamers クリーマーズ!-紹介動画-



あさこ ゴーゴーダンス



コレは当時の映像ですね。
サイケな絵が白黒で流れ、ファズギターの音がビンビン鳴り
軽快でアップテンポな曲で踊る、当時の若者たち。
少しズレますが、美空ひばりがロックに挑戦したと言われる
「恋の季節」等、GSサウンドをよりロックに寄せた曲が
トレンドだったんでしょうね。
ゴールデンカップス、モップス等。

この時代にタイムスリップ出来る訳ないので
私にとって何だか魅惑の世界です。

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2 コメント

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Unknown (Home In My Shoes)
2022-02-11 22:16:54
ナウでサイケなヤングですね、なんのこっちゃ(*´ω`*)。

ものすご悪いことしてる感じで、やっぱエレキは不良なんですね。

歌詞、けっこう当時としては際どかったのでは。誰が歌ってるのかわかりませんが。

ただ、楽しんでるのはよく伝わりますよね(*´ω`*)。当時の背徳感やスリル、今同じだけ楽しもうとするといくらかかるやら。
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Home In My Shoesさん (太郎)
2022-02-11 23:48:38
確かにナウでヤングでイケてるチョベリグでマジ、ヤバいよ!ですよね(笑)
当時のバンドはガチ不良が沢山居た訳ですしね。喧嘩強い人が多かった事でしょう。
海に山に!という健康的な遊びも多かったでしょうが
イケてるヤングな若者は長くはない青春時代を楽しんだのでしょうね。
この頃20歳で嫁入りは至極普通な時代ですし。
返信する

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