
燃えろ!誌、別冊の「スラッシュメタルの真実」
先月頂きました。先日デスエンジェルを記事にした時
結構書いてしまいましたが、往年のUSスラッシュメタラーのインタビュー本です。
現地の米国人ライターがインタビューしています。
それに答え登場してくるのが
・スコットイアン(アンスラックス)
・チャーリーベナンテ(同上)
・チャックビリー(テスタメント)
・クレイグロシセイロ(フォビドゥン)
・トニースカグリオン(ウィプラッシュ)
・ボビー(ブリッツ)エルズワース(オーバーキル)
・マイケルクーンズ(ラーズロキット)
・ロブキャヴィェスタイ(デスエンジェル)
・カートヴィンダーフーフ(メタルチャーチ)
・スティーブ(ゼトロ)スーザ(エクソダス)
・ゲーリーホルト(エクソダス・スレーヤー)
スラッシュメタル界では良い時期に活躍したミュージシャン達です。
パイオニア達というか。
メタルチャーチは初期はスラッシュっぽかったけど実質パワーメタルバンドだし。
ウィプラッシュ、ラーズロキット、フォビドゥン以外は全部、中には何度も
観ているバンドが多い事に気づきました。
一番印象深かったのが
・大手メジャーレコード会社には売れっ子大HITミュージシャンの巨額の税金対策として
所謂「負け組」アーティストとも契約して損益を相殺し申告するシステム。
メガデスやアンスラックス達迄、その負け組要員として契約された事に驚きました。
メタルチャーチのカートなんかはレコード会社からギャラを貰えずツアー終わったら
ホームセンターの仕事をしていたと。
・テープトレード。このシステムも初めて知りました。MTVのハシリとでもいうか
ファン達がアーティストのデモやレア音源等を交換しているシステム。
それが米国内だけでは無くヨーロッパのファン達との交流にもなっていたと。
・スラッシュメタルが米国で一番盛んだったサンフランシスコ・ベイエリアは
LAバンド達の露骨な嫌がらせや敵対心と違い、ベイエリアでは皆が助け合っていた事。
ここに所謂「BIG・4」と呼ばれるバンド達はアンスラックスの二人を除き
登場せずです。(ゲーリーホルトはエクソダスの顔なので)
ただ、BIG4、特にメタリカが「暗黒の90年代」と呼ばれるメタル・ロックシーンを
生き抜き、そして超BIGな存在として生きてきた事も理解出来るというか。
91年以降、多くのメタルバンド達が湾岸戦争による言論弾圧の陰惨とした空気の中
陰惨なグランジ系が登場&ブレイクしスラッシュだけでは無く、これまでのベテラン
ハードロック/ヘビーメタルバンドが契約を切られてきたか・・・・。
ここは私にとってもロックが闇になってしまった時期なので痛烈に感じますねぇ。
(日本はV系、メロコア、渋谷系、SOUL系等、私も「黒い音楽」やってたし)
超ベテランのDIOやRUSH、人気だったクイーンズライチドリームシアター迄、
ダウンチューニングのグランジサウンドをやらざるを得ずファンの嘆きを得たか・・・。
今は元気なスラッシュメタルシーン、今だから復活も果たし、アルバムも出しツアーを出来ている
生き残れたニュージシャン達のインタビュー本でした。
面白かったです。
その中で90年代のトレンドに添いバケモノ的、
巨大アーティストとなったメタリカを批判しない、それ所か
賞賛する今回の取材されたミュージシャンの口から出てきた事が意外でした。
先月頂きました。先日デスエンジェルを記事にした時
結構書いてしまいましたが、往年のUSスラッシュメタラーのインタビュー本です。
現地の米国人ライターがインタビューしています。
それに答え登場してくるのが
・スコットイアン(アンスラックス)
・チャーリーベナンテ(同上)
・チャックビリー(テスタメント)
・クレイグロシセイロ(フォビドゥン)
・トニースカグリオン(ウィプラッシュ)
・ボビー(ブリッツ)エルズワース(オーバーキル)
・マイケルクーンズ(ラーズロキット)
・ロブキャヴィェスタイ(デスエンジェル)
・カートヴィンダーフーフ(メタルチャーチ)
・スティーブ(ゼトロ)スーザ(エクソダス)
・ゲーリーホルト(エクソダス・スレーヤー)
スラッシュメタル界では良い時期に活躍したミュージシャン達です。
パイオニア達というか。
メタルチャーチは初期はスラッシュっぽかったけど実質パワーメタルバンドだし。
ウィプラッシュ、ラーズロキット、フォビドゥン以外は全部、中には何度も
観ているバンドが多い事に気づきました。
一番印象深かったのが
・大手メジャーレコード会社には売れっ子大HITミュージシャンの巨額の税金対策として
所謂「負け組」アーティストとも契約して損益を相殺し申告するシステム。
メガデスやアンスラックス達迄、その負け組要員として契約された事に驚きました。
メタルチャーチのカートなんかはレコード会社からギャラを貰えずツアー終わったら
ホームセンターの仕事をしていたと。
・テープトレード。このシステムも初めて知りました。MTVのハシリとでもいうか
ファン達がアーティストのデモやレア音源等を交換しているシステム。
それが米国内だけでは無くヨーロッパのファン達との交流にもなっていたと。
・スラッシュメタルが米国で一番盛んだったサンフランシスコ・ベイエリアは
LAバンド達の露骨な嫌がらせや敵対心と違い、ベイエリアでは皆が助け合っていた事。
ここに所謂「BIG・4」と呼ばれるバンド達はアンスラックスの二人を除き
登場せずです。(ゲーリーホルトはエクソダスの顔なので)
ただ、BIG4、特にメタリカが「暗黒の90年代」と呼ばれるメタル・ロックシーンを
生き抜き、そして超BIGな存在として生きてきた事も理解出来るというか。
91年以降、多くのメタルバンド達が湾岸戦争による言論弾圧の陰惨とした空気の中
陰惨なグランジ系が登場&ブレイクしスラッシュだけでは無く、これまでのベテラン
ハードロック/ヘビーメタルバンドが契約を切られてきたか・・・・。
ここは私にとってもロックが闇になってしまった時期なので痛烈に感じますねぇ。
(日本はV系、メロコア、渋谷系、SOUL系等、私も「黒い音楽」やってたし)
超ベテランのDIOやRUSH、人気だったクイーンズライチドリームシアター迄、
ダウンチューニングのグランジサウンドをやらざるを得ずファンの嘆きを得たか・・・。
今は元気なスラッシュメタルシーン、今だから復活も果たし、アルバムも出しツアーを出来ている
生き残れたニュージシャン達のインタビュー本でした。
面白かったです。
その中で90年代のトレンドに添いバケモノ的、
巨大アーティストとなったメタリカを批判しない、それ所か
賞賛する今回の取材されたミュージシャンの口から出てきた事が意外でした。
スラッシュメタルに思い入れが強いリスナーには
是非、目を通して欲しい内容です。
正直、「ここまで言ってしまっていいの?」と
危惧感もありますね(苦笑)
この本を読んで思ったの個人的感想は
スコット・イアン→やっぱり、性根腐ってるはコイツ
チャーリー・ベナンテ→グラフィックデザイナーだった
カート・ヴァンダーフーフ→実は、まともだった
ボビー(ブリッツ)→実は56歳!?
ゲイリー・ホルト→現役ヤンキーそのもの!?
マイケル・クーンズ→不完全燃焼気味(哀)
クレイグ・ロシセイロ→実は問題児
チャック・ビリー→現実主義者
トニー・スカグリオン→銀行マン
ロブ・キャブスタニー→アメリカ南部大嫌い
スティーヴ(ゼトロ)→大工さん
大ざっぱな印象はこんな感じです(個人的に)
この本のヨーロッパ編とか発売して欲しいです。
アンスラックスはチャーリーが作曲、スコットが歌詞というのが
かなり意外でした。スコットが曲作りしていたと思ってたので。
まあ、一癖も二癖もあるミューッジシャン達ですから。
その中で銀行マンという職業がかなり意外でした。
しかもそこそこの地位という。
大手メジャーも合併等で今存在していない所もあるし
まあ、この面でラウドネスですら
アメリカ時代に不満を言っていましたしね。
矢沢永吉なんか酷い目に合いましたし。
デスエンジェルは人種差別が強い南部では身の危険を感じた事でしょう。
ヨーロッパ盤も出ると良いですが、日本で需要があるかどうか・・・?
とは云え、今回は有難う御座いました。