
以前チト、ネタにした事がありますが
レッドツェペリンはチョイチョイと一般リスナーにはわかり辛い
変則、いや変態リズムを仕込んでくるモノがあります。
その仕込みが一番多いのが「レッドツェッペリンⅣ」と「プレゼンス」だそうで、
特に日本では一番馴染みが深いであろうレッドツェッペリンⅣは少なくとも
「ブラッグドッグ」「ロックンロール」「天国への階段」「フォースティックス」と
リズムが難しいモノが仕込まれております。
「天国への階段」なんか5年前に知るまで私は最後まで4/4でカバーしていたし
19歳の時、学校のレコーディング実習で「ロックンロール」のボーカルとリズムギターを担当したのですが
あのイントロのドラムソロ、裏から入るのに、プレーヤーになったメンバー全員
(そこそこバンドレベルは高かった)あのドラムから入る事が出来ず
簡略化した事があります。
元々ドラマー出身でリズムに煩い元バンドメート、コーラですら
気付かずボーカルで歌っておりました。
その一緒にやったバンドではドラマーがコレを必ずミスりグダグダな入り方でしたが。
春からネタに出させて貰っているプロミュージシャンバンド「メタルボーン」で
レッドツェッペリン(以後ZEP)フリークのドラマーさんから
「ブラッグドッグ」のリクエストが入ってしまいました。
リーダーからメールがあり「太郎君歌える?」と言われ、KEYは大丈夫なのですが
(正午リハで体力はしんどい)とにかくリズムが怖い、
個人的には一番カバーしたくない曲の1つのリクエストをメンバー全員合意で
やる事になりました。
友人の友人で元ドラマー、大の変拍子好きの女の子が居るのですが
プログレ的変拍子がメインで、「アタシにとって最強の変拍子は「ブラッグドッグ」と
言い切りました。
その日のライブはDOOM、BB、ココバットと変拍子を多用するバンドばかりでしたが
その事が言い切る位、ジミーペイジが20代前半で考えた変態リズムリフ・・・・。
(ボーカルのロバートプラントはもうこの時期ハイノートが辛く歌メロをフェイクしています)
Led Zeppelin - Black Dog (Live Video)
コレ、アカペラをAセクションとしてCセクション(歌なし)のパートで
変態リズムが炸裂します。
そしてボーカルのアカペラパートのリズムもライブアレンジは観客のレスポンスで毎回違い、
尚且つ少しでもモタるとおかしくなるアカペラ部分、
伴奏するバンド側(ZEPが)も、その時の感覚でイン、突っ込んでいるらしくて
それが阿吽の呼吸でピタっと合っている事が多いです。
(息子、ジェイソンボーナムが叩いている「祭典の日」が一番参考になるそうなんですが。
コレを全パート、譜面に起こすのも大変だったハズですが
実際は譜面通りに行かない「感覚」が勝る時があります。
私、知っての通り、殆ど、いや、まともに譜面が読めません。
小学4年生迄チョイ、エレクトーン習ったり、自力でクラッシックギター弾いていた中学生迄。
他のミュージシャンは譜面、「初見」が当たり前の仕事です。
ギターはタブ譜と耳コピ専門なので毎回このバンドで譜面渡される度にビクビクしております。
ドラマーの人は専門家なので問題がありませんが
本来、ZEPが大好きなベースの人も譜面見ながら相当苦労しております。
当日は売れっ子ギタリストの相方が欠席だった為
私がギター部分を担当しつつ、歌いましたが
とにかくボーカルのアカペラ部分のリズムが難しい。
ココは何とか見逃してもらい・・・?
問題のAセクションの入りの部分、
Aセクションの終わり方とBセクションの突っ込み方、
そして大問題のCセクションに入ります。
コレ、ドラマーばかりの初見プロミュージシャン達は皆大変な事になっているではないですか。
そして、「感覚」だけでやっている私はドラマーさんに付いていけた。
しかもボーカル専任と聞いていたので、ギターは全く練習せずで以前家で研究練習しただけ。
もう、コレは漫画「あしたのジョー」で丹下段平がよく劇中に言っていたように
理論に強い専門家では無く、理屈に弱くカンで生きて来た丹下段平の勝利というか
チト、瞬間でも「やったぞ!」と思った瞬間でした。
ライブ映像見て下さった方はいらっしゃるかも知れませんが
1曲目にやった「ディープパープルメドレー」(王様、「深紫伝説」そのまんま)で
ドラマーさんが「ブラックナイト」のリフの最中から意識的に早くしていて
付いて行ってたのは私だけ、という異常事態でして、ここも「カン」の勝利という様です。
本番2日前に意図的に早くするBPMをフラットに戻しました。
セッションプロもアマもインディーも関係無く理屈に弱い
カンの男でもここだけは勝る、という事があるのですよね。
因みに私、ZEPもディープパープルもホント大好きで多くのアルバム、代表曲は
一通り聞いていますが、マニアでもフリークでも有りません。
次回以降、皆はそこそこ仕上げてくる可能性もありますが、
上手く纏まるか?(しかも独自のアレンジもこれからする、と)
まあ、コンプレックスだらけになったこの2年半、音楽諦めなくて良かったなぁ・・・・
と思った瞬間です。
今後、これまた恐ろしい1stアルバム収録の「幻惑されて」をカバー&独自アレンジで
譜面起こし、プレイするそうで、ZEPの曲って正直カバーが怖いです。
この「ブラッグドッグ」はプレーヤーや専門家では無く
普通のリスナーの方が聴いても、途中「ん???」と思うリズムだと思います。
高校1年生の時、「伝説のレッドツェッペリンだぁ!」とレンタルレコードで借りてきて
針を落としたしたら「???」と思ったモノで、コレが「名曲」と言われる所以が
全く判らなかったのですから。
レッドツェペリンはチョイチョイと一般リスナーにはわかり辛い
変則、いや変態リズムを仕込んでくるモノがあります。
その仕込みが一番多いのが「レッドツェッペリンⅣ」と「プレゼンス」だそうで、
特に日本では一番馴染みが深いであろうレッドツェッペリンⅣは少なくとも
「ブラッグドッグ」「ロックンロール」「天国への階段」「フォースティックス」と
リズムが難しいモノが仕込まれております。
「天国への階段」なんか5年前に知るまで私は最後まで4/4でカバーしていたし
19歳の時、学校のレコーディング実習で「ロックンロール」のボーカルとリズムギターを担当したのですが
あのイントロのドラムソロ、裏から入るのに、プレーヤーになったメンバー全員
(そこそこバンドレベルは高かった)あのドラムから入る事が出来ず
簡略化した事があります。
元々ドラマー出身でリズムに煩い元バンドメート、コーラですら
気付かずボーカルで歌っておりました。
その一緒にやったバンドではドラマーがコレを必ずミスりグダグダな入り方でしたが。
春からネタに出させて貰っているプロミュージシャンバンド「メタルボーン」で
レッドツェッペリン(以後ZEP)フリークのドラマーさんから
「ブラッグドッグ」のリクエストが入ってしまいました。
リーダーからメールがあり「太郎君歌える?」と言われ、KEYは大丈夫なのですが
(正午リハで体力はしんどい)とにかくリズムが怖い、
個人的には一番カバーしたくない曲の1つのリクエストをメンバー全員合意で
やる事になりました。
友人の友人で元ドラマー、大の変拍子好きの女の子が居るのですが
プログレ的変拍子がメインで、「アタシにとって最強の変拍子は「ブラッグドッグ」と
言い切りました。
その日のライブはDOOM、BB、ココバットと変拍子を多用するバンドばかりでしたが
その事が言い切る位、ジミーペイジが20代前半で考えた変態リズムリフ・・・・。
(ボーカルのロバートプラントはもうこの時期ハイノートが辛く歌メロをフェイクしています)
Led Zeppelin - Black Dog (Live Video)
コレ、アカペラをAセクションとしてCセクション(歌なし)のパートで
変態リズムが炸裂します。
そしてボーカルのアカペラパートのリズムもライブアレンジは観客のレスポンスで毎回違い、
尚且つ少しでもモタるとおかしくなるアカペラ部分、
伴奏するバンド側(ZEPが)も、その時の感覚でイン、突っ込んでいるらしくて
それが阿吽の呼吸でピタっと合っている事が多いです。
(息子、ジェイソンボーナムが叩いている「祭典の日」が一番参考になるそうなんですが。
コレを全パート、譜面に起こすのも大変だったハズですが
実際は譜面通りに行かない「感覚」が勝る時があります。
私、知っての通り、殆ど、いや、まともに譜面が読めません。
小学4年生迄チョイ、エレクトーン習ったり、自力でクラッシックギター弾いていた中学生迄。
他のミュージシャンは譜面、「初見」が当たり前の仕事です。
ギターはタブ譜と耳コピ専門なので毎回このバンドで譜面渡される度にビクビクしております。
ドラマーの人は専門家なので問題がありませんが
本来、ZEPが大好きなベースの人も譜面見ながら相当苦労しております。
当日は売れっ子ギタリストの相方が欠席だった為
私がギター部分を担当しつつ、歌いましたが
とにかくボーカルのアカペラ部分のリズムが難しい。
ココは何とか見逃してもらい・・・?
問題のAセクションの入りの部分、
Aセクションの終わり方とBセクションの突っ込み方、
そして大問題のCセクションに入ります。
コレ、ドラマーばかりの初見プロミュージシャン達は皆大変な事になっているではないですか。
そして、「感覚」だけでやっている私はドラマーさんに付いていけた。
しかもボーカル専任と聞いていたので、ギターは全く練習せずで以前家で研究練習しただけ。
もう、コレは漫画「あしたのジョー」で丹下段平がよく劇中に言っていたように
理論に強い専門家では無く、理屈に弱くカンで生きて来た丹下段平の勝利というか
チト、瞬間でも「やったぞ!」と思った瞬間でした。
ライブ映像見て下さった方はいらっしゃるかも知れませんが
1曲目にやった「ディープパープルメドレー」(王様、「深紫伝説」そのまんま)で
ドラマーさんが「ブラックナイト」のリフの最中から意識的に早くしていて
付いて行ってたのは私だけ、という異常事態でして、ここも「カン」の勝利という様です。
本番2日前に意図的に早くするBPMをフラットに戻しました。
セッションプロもアマもインディーも関係無く理屈に弱い
カンの男でもここだけは勝る、という事があるのですよね。
因みに私、ZEPもディープパープルもホント大好きで多くのアルバム、代表曲は
一通り聞いていますが、マニアでもフリークでも有りません。
次回以降、皆はそこそこ仕上げてくる可能性もありますが、
上手く纏まるか?(しかも独自のアレンジもこれからする、と)
まあ、コンプレックスだらけになったこの2年半、音楽諦めなくて良かったなぁ・・・・
と思った瞬間です。
今後、これまた恐ろしい1stアルバム収録の「幻惑されて」をカバー&独自アレンジで
譜面起こし、プレイするそうで、ZEPの曲って正直カバーが怖いです。
この「ブラッグドッグ」はプレーヤーや専門家では無く
普通のリスナーの方が聴いても、途中「ん???」と思うリズムだと思います。
高校1年生の時、「伝説のレッドツェッペリンだぁ!」とレンタルレコードで借りてきて
針を落としたしたら「???」と思ったモノで、コレが「名曲」と言われる所以が
全く判らなかったのですから。
自分の中学の時の担任が、超ツェッペリンフリークかつ、超絶なペイジ狂でしたので、ZEPのアルバムを貸してくれたり、『永遠の詩』のVHSを見せてもらったりしてました。この動画はまさにその『永遠の詩』のライヴ映像かと思いますが、リマスターされてるのか、ジミーペイジの音がVHSで見た時と随分違って聴こえます。
「アイデア出尽くした」感の現代より面白い曲目白押しで
当然、ヲタク的なフリークが出て来ますもんね。
私もレインボー&パープルフリークの高校の数学教師から
沢山LP貰った中に「永遠の詩」二枚組入ってました。
私もムービーフィルムコンサートのVHS持ってるのですが
棚の奥に収納していて、チト確認しなかったのですが
「セレブレーションデイ」の後にも古いライブ映像が表に出ましたよね。
私「デストロイヤー」という海賊版の名盤らしいライブ音源持ってるのですが、
録音機材の問題もありますが
ジミーペイジのギターの音はペケペケです。
03年に三枚組のライブアルバム「伝説のライブ」が発表されましたが
信じられない程、音が良くて。ジミーペイジの
ギターの音は特に。どうやってこんなに補正出来たのだろう?と。
現代出てる「永久の詩」はデジタル化した時に
補正した可能性が無いとも言えませんねぇ。
今のテクノロジーで考えれば。あくまでも推測ですが。
というか、「永久の詩」デジタルのCDとアナログのLPでも
デジタルリマスターか?音の違いを感じますね。