無茶苦茶な相談を目の当たりにした情報

仕事で役所のとある部署に行ったら、結構な年齢のオッサン（おじいさん？）が大声でがなり立てている。
何事かと聞き耳を立てて、っていうか、うるさいから勝手に耳に入ってくるんだけど、どうやら何らかの事業を行おうと土地を買ったが、道路が狭くて自分の思った施設が建てられないことがわかって、それをどうにかならないかと相談に来ているようだ。
相談、といえば聞こえはいいが、実際は
『こっちはもう１億も突っ込んでるんだよ！』
『町金から金を借りてるから、施設を建てられないと誰か首釣って死ぬことになるんだよ！』
などと、半ば脅しのような内容。
でも脅しと取られると困るからか、
『脅しで言っているんじゃないですよ？』
などと急に弁解したりして。
っていうか、どういう事情があるにせよ法令や条例をねじ曲げて許可なんか出来ないって。
建築関係の法律なんて最低限の安全を考慮して出来てるんだから、無理矢理通して何かあったら役所の責任になるもんな。
だからフツーは調べに調べて、役所なり審査機関なりと打ち合わせして詰めていくのに、
『土地買ってみたけど建てられないってことが後からわかった。でもそれじゃ困るから建てられることにしてや？』
っていうのはいくら何でもアレだと思うよ？
高い買い物なんだからもうちょっと調べてから買いなさい、って感じだ。
『（土地を）買った相手の業者は建てられるって言ってたんだ。最初のうちはいい方向で進んでたんだけど、途中でそいつらと連絡取れなくなっちゃったんだよ！』
などとも言っていたから、むしろアンタ騙されたんじゃね？とか思う。
町金で借りるのもダメだろ。
あーでも最終的に議員さんとかに知り合いがいたら何とかなったりするかもな？