Tadanovskyのボチボチ日記

好きな事だけたらたら綴る備忘録的な日記…

秋吉台テューバ&ユーフォニアムミーティング…と自販機うどん(2020年11月②)

2020-11-23 14:14:00 | 日記
11月は休みの度に戸籍を取りに人吉へ向かったり




(写真は九州道下り 山江SAにて。名物の栗饅頭…ではなくびっ栗団子だそうです。美味しい。)
諸手続きで駆け回っております。

遺品整理と年金関係以外は前もって準備出来ますね。勉強になりました。

さて、本題です。前日から下道でボチボチ移動し…辿り着いたのは



秋吉台国際芸術村です。
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現地へのアクセスは比較的優しい…駐車場までは。
此処から楽器背負って(約20kg)奥の白い建物まで徒歩です。上り坂。嗚呼…膝が…

まぁなんとか無事に登りきり、受付すると其処では既にリハーサルが始まっておりまして



吹き抜けの中庭に美しく響く中低音のコラール。200m手前からでも聴こえる良き音色のお陰で坂を制したと言っても過言では無かったかと。

ゲスト講師陣によるスペシャルアンサンブル…との事。皆さんお上手なのは当然として、驚いたのが地元で活動されているTubaの御二方。低音域が伸びやかでシンクロ具合も抜群。会場の特性を熟知した吹き方…とでも書くべきか。

よくアマチュア吹奏楽団においてはTuba奏者が5〜6人(もしくはそれ以上)でブリブリ鳴らす…という事がありがちだったりします。それはそれでアリですし中で吹くには楽なのですが…どうしても純度が下がる、というか響きが濁るのです。

対してプロの吹奏楽団ではTubaは大抵1〜2人。トラ入れて3人、それ以上ステージに乗ることは非常に少ないと思います。
理由はおそらく「2本あれば普通の楽団は支えられる」から。
まぁ実際吹奏楽の低音は様々な種類の組み合わせなのですが(Fg,BsCl,BSax,BsTrb,Euph,Tuba,Contrabass,etc…)全部を包み込む響きを出せるのはやはりTubaなのではないかと…

横で聴いてて「あぁ…この2本だったら70人編成くらいイケそう」と思った次第。良かったです。

ところでこの施設、山口出身の方に聞くと「大学の時部活の合宿で泊まった」とか。
携帯の電波は薄いし(ちょいちょい3Gに陥る)宿泊費は安いし(かなりリーズナボゥ)
なんでも作家さんが逗留して作品を仕上げて…的な利用を想定されているとか。

10時過ぎにウォームアップを兼ねたレッスン。
「楽器演奏するカラダ」を作る…コンセプトでストレッチやヨガの要素を織り交ぜながら進みます。

ロングトーンが始まると一気に薄まる酸素濃度。Tuba吹き集まった時あるあるです。換気大事。ご時世的にも。

参加者全員での合奏もリハーサル…流石に40本以上のEuphとTubaが音出しすると、窓ガラスがビリビリ共鳴します。
私は…といえば、もうそんなバリバリ吹ける身でも無いことだし、周りに何人も同じ音を担当する方が居られるので
(全員合奏は4声で作編曲の譜面を使用)吹けない音(自分には高すぎて)は遠慮なく休んだりオクターブ下げましたし和声感が乏しいトコロは違う音吹いてコード作ってました。
(補足すると…所謂この編成の為に作曲された曲だと、音域にも無理はなく演奏できますのでそういう曲ではズルはしてません。問題は編曲モノ、コチラは容赦なく弄ります)

お昼。お弁当頂きながらコンサート鑑賞。うん。レパートリーが分からん。

13時から講師陣によるトーク&コンサート。
どうもクラシック寄りの選曲には馴染まないワタシ。よく眠れました。申し訳ない。
そんな私も楽しんだのは(というか今回はコレがお目当て)

TubamanShowのステージ。

そういえばTubamanのマネージャーさん(もう設定上ややこしい)は以前サラメシにも出てらっしゃいましたね。
あの感じがアタマにあったので実際お見かけして驚きました。細くなってる。地球での食生活が影響したのでしょうか?
…まぁ全く音には影響ないんですけどね。素晴らしかったです。お二人とも。
欲を言えばEuphmanが前向きベルで即興演奏するとこを聴きたい…という事。どうしても上向きベルだとボヤけちゃう。

全体合奏も無事(?)終了してイベントはお開き。と思ったら…
片付けしてたら外から物凄いTubaの音。「誰?若いな〜」て思いながら外に出たら鈴木先生でした。

参加者の楽器を試奏されていたのですが、もう凄いのなんの。
全く割れる事なく美しいまま大音量と音圧。なんか演奏している後ろ姿が大きく見える錯覚(幻影?)も起きたりして…
なんか胴体が直径2M位の球体に見えた気がしたんです。不思議。
「あぁ、これがオケを支える巨人なのか」と思った次第。バケモノでした。まさに。

そうこうしてると暗くなったので撤収。まずはお風呂を目指します。

続いて向かったのは



自販機コーナーオアシス。4ヶ月ぶり?





ラーメンと肉うどん。美味い。コレからの季節は特に良い。

広域農道でコチラ。





自販機のお店風花。



コチラではラーメン…で自販機うどんプチツアーも終了。

久々にR191の海沿いルートで帰りました。

今回色んな方の楽器演奏を見聞きして思ったのが
「やはりプロ奏者は違う」
もう「音楽(音)でメシ食ってます」という決意、というかプロの皆さん「音に名札」のついた方でしたね。

自分はアマチュアで気楽に出来て良かったとホントに思いました。仕事にはしたくない。

さて、楽器の方は年明けに指揮者講習会の生贄バンド、自販機うどんはシーズン入りですが冬タイヤ履かない民には辛い時期です。まぁ降らない区域に行くんですけどね。






秋吉台テューバ&ユーフォニアムミーティング…と自販機うどん(2020年11月①)

2020-11-03 16:17:00 | 日記
先月のうちに父の葬儀は滞りなく進み、残るは手続き系のみとなりました。質、量共に難敵ですがひとつひとつ片付けて行きます。

んで、奥さんの許可も貰えて参加してきました。秋吉台テューバ&ユーフォニアムミーティング…です。




今回も楽器と着替えだけ持って10月31日(土)15時頃出発です。
久留米の混雑を避けたくて、先ずは菊池へ…R387で上津江、R212で日田へ。一旦休憩です。
所謂GoogleMapのルート検索(熊本〜門司、有料道路×)すると高確率で提示してくるこのルート、ご存知の通り普通の方にはオススメ出来ないルートなのです。距離こそ短くても「山道」ですから道幅狭め、コーナー多くて時間はかかります。
下道で最速ルートだと基山〜飯塚〜田川〜小倉と個人的には思います。

八女市と久留米市はどうにもなりませんね…有明沿岸道を使うか、みやま柳川〜鳥栖だけ高速乗るか…で渋滞はパス出来ますが、これも時の運…混むときゃ混みます。

すっかり暗くなって再出発。日田市からR211で北上、嘉麻市でR322へ。

R322は八丁峠トンネルが開通して利便性が向上…など聞きますが、嘉麻市の改良なしでは物流に「使える」道に成れないのです…その象徴がコチラ。


高さ制限ありのトンネルとキツいコーナーのギリギリ2車線…コレでは物流トラックは走れない。



山田の方では工事がひと段落してますので、後は嘉麻市次第…だけど見ての通り、全然手付かずの様です。

以降はバイパスが完成してますので快走できます。香春R201の交点が立体交差でないのはちょっと嫌なんですが。

ちょうど御飯時にもなった頃小倉南へ…この付近でゴハンといえば



うどんです。資さんうどんで…「肉ごぼう細麺大盛りネギ多め」と「かしわ」を。
ごぼ天の食べ応えが最高です。味付けも普段ウエストで喰ってる身には丁度良い塩梅。生き返ります。

資さんうどん 徳吉店
〒803-0278 福岡県北九州市小倉南区徳吉西2丁目3−15
093-453-3328
(基本24時間営業の模様)

福岡のうどん…チェーン店では「牧のうどん」が未体験なのでそのうち行ってみたいトコロではあります。

満腹になって再出発…いつものルート(県道25号線等)で門司へ…どうも運転の怪しいクルマが多い。
トラブルはゴメンなので慎重に運転…します。

下関で給油、宇部市のコンビニで仮眠…起きて最初に向かったのは







秋吉台カルストロードです。
おそらく季節毎に眺めは相当違うのでしょう。春にまた来たいですね。

一旦下って朝ご飯を探しに。この辺でお弁当といえば



ポプラですね。



結構朝からガッツリですね。ちなみに賞味期限1時間(!)です。

此処から目指すのは秋吉台国際芸術村。

途中地図の読み違い(立体交差の見落とし)で遠回りしながらも無事到着です…が。



此処から楽器(ケース込み20kg)を担いで300m徒歩、とのコト。
もう、ココロと膝が折れそうです。

しかし、この坂をチューバ吹き軍団が登っていく様はなかなか壮観でしたね。

では今回は此処まで、次回は写真少なめ(イベント自体撮影お断りだった様な)で進みます。