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首長族。

首長族。や、カレン族、タイ北部に注目するブログ。

2・3度目の正直

2013-12-27 13:03:11 | 首長族。
2013年 12月某日 

メーホンソンから午前の飛行機でチェンマイへ戻り、すかさずPOPレンタカー&バイクへ。
オムコイへは250ccバイク(CBR250)だったが、今度は2日だけなので大型バイクを借りる。

排気量は表記が無かったが、現地のラインナップからするとNINJA650のようだ。
低速走行で“ぼぼぼぼぼ”っと排気音を響かせながら、チェンマイ市街を抜けて118号線でチェンライ方面へ。遅いバスで後続の車が連なってきても路側帯を使ってガンガン追い抜く。
3時間近く走ってチェンライ市街へ。渋滞。
なんとか抜けて、いつもの首長族の村へ。途中、未だ行っていないターカオプルアック村の看板を発見、そこは後日に回す。
いつもの村の、いつもの娘に、最初に出会った娘の居場所を聞く。
この娘に。
ついでに、聞き逃さないように動画を録りながら彼女に名前を聞いていたら、通りすがりの日本人カップルが「ミーハーねぇ」みたいな事を言ってたが無視。ここは、ゴールデントライアングルのツアーに組み込まれてるので、(日本人含めて)人が多い。まあ、自分は同じ日本人から日本人に見られないので喋らなくていいので気楽ですが。
昔ながらの首長族の女性は首の真鍮に髪が触れないように、髪を上で結っていたり前髪パッツンだったりするんですけど、

最近の子は、首に布を巻いてみたり前髪を長くして垂らしていたり、首長をチラ見せする感じ。(寒くなくても、民族着の上に更に上着を羽織ったりするのも、若い世代か。)
今回はこんな服装。
マタちゃん17歳に礼を言って、宿へ向かう。(余談:昔、大学生の女の子を子ども扱いしてチャン付けしたら気持ち悪がられた、あの悪夢が頭をよぎる。)
メーチャンの宿に着いたときには、すっかり夜になっていた。(だが、チェンマイ中心部~バスターミナルへソンテウ、チケットを並んで買う時間、バス待ち時間、そして遅いバスでチェンライに来てからバイクを借りるよりは、チェンマイから直にバイクで来たほうが、だいぶ早い。)


失われたもの

2013-12-26 22:00:41 | 首長族。
フアイプーケンを発ち、ボートから陸に上がった私は、次の首長村“ナイソイ村”へ。

108号線西バイパスを北上、パイ川を渡る前に左折、ソイ川沿いに進む。
ナイソイの町(村?)までは道路が良い。町を抜けて未舗装路へ。土の道が、波打っている。
雨季に沈む、砂防ダムの縁のような道を渡って、さらに悪路を進む。
また道が、まるで眉間の皺の様にエグれてきたので、心底、車で来て良かったと思った。オフロードバイクじゃないと、かなり厳しそうだ。

難民キャンプの検問の前を左折、教会を横目に進む。ナイソイの、首長族の村。
ほとんど土産物の店が無いなー、静かだなー、と進む。

集会所のような所を過ぎると広場。

運転手兼ガイドのガイさんは突き進む。簡易校舎を抜け、村の裏手へ。豚さんがお出迎え。

必死こいて立ち上がってるのだから、愛着が涌くよ。(食べないで!!ってそりゃ無理か・・・。俺の豚じゃないし。)
ガイさん、勝手に台所へ突入。


坂を上がると、お化けが!?

じゃなく、タナカ(ミャンマーの日焼け止め化粧)をしながら、昼飯を素手で立ち食いしてる子。

着ている服の色合いを見ると、カヤー(耳長族)のような気もするが。(気のせいか。)
たしか、9歳。(猫の歳は知らない)

戻って他の人達を探す。農地へ。

昼時だったので、誰も働いていない。それに、良く考えたら、首に真鍮を巻かない男達が農業やるんだろうね。


戻る途中に、変わったモニュメントがある。新年か何かの儀式でもするんだろう。

子供も調理中。こちらもお腹がすいたので帰る。

帰り際、入り口の店に、先ほどは居なかった女性。

良く見ると、首は長いが真鍮を巻いていない。もしや!!
案の定、町へ働きに出てたら奇異の目で見られるので外してしまった(らしい)。そもそも、首長の状態で働きに出る事自体が珍しい。色々あったのだろう。(反抗期とか?)
21歳(らしい)。(首長族の結婚適齢期らしいのに、婚姻関係を調査するの忘れた。。;)

いいもん見れたな。(もちろん、チップ渡し)

チェンマイ・チェンライ近郊の首長村が盛況なうえ、メーホンソンではどうしてもフアイプーケンのほうが知名度が高いし、
ナイソイから先の道が酷いので此処は取り残された感がある。良い意味でも悪い意味でも。(サポートするなら一番、やりがいがあるかもしれないね。)

私は普段、(チェンマイ・チェンライの)街道沿いにある首長族の村を廻っているので、
(此処の人達は)もっと道の良い所に住んだらいいのに、と思わないでもない。

首長族の本場へ

2013-12-26 18:45:36 | 首長族。
カレン族宿「オムコイ・バンブーハウス」を旅立った私は、バイクを返してすぐチェンマイ空港へ。バイク用品を国際線側に見つけた保管ロッカーへ預ける。(1日200バーツ。高い。※スワンナプームは1日100バーツ)
ノックエアーでメーホンソンへ。プロペラの音がラピュタを連想させる。

飛行中に窓から、山が一つだけ雲の上に突き出ていた。後から調べたら、どうも、タイ最高峰のドイ・インタノンらしい。オムコイに行く途中にあるので、今度バイクで上ってみよう。

30分も経たずメーホンソンに着いて、トゥクトゥクで町中へ。
ホテルにチェックインして荷物を置いてから、首長族の村の情報収集へ。ホテルの受付に聞いても首長村について知らず。
通りは、トゥクトゥクもソンテウも全く走っていない。歩いて観光案内所を発見して地図を貰うが、村へはこうこうこう行くんだよという指示だけ。歩いて行けってか?!

しょうがないのでレンタバイクを探すも、なかなか見つからない。
途方に暮れているとセブンイレブンの隣にツアー代理店を発見、ボートで行く首長村と、車で行く村をダブルで申し込む。3000バーツ、地味に痛い。

次の日、ホテル前からソンテウに乗り出発。しばらく走って船着場へ。運転手のガイ(鳥というあだ名)さんもボートに乗る。

ボートの縁が水面ぎりぎりじゃん、とか楽しかったのは最初のうちだけ。
一番有名な首長村、フアイプーケン到着。
確か、ミャンマー側か何者かに焼き討ちされて首長族たちが移ってきた村だ。

ボートを降りて、村の入り口に行くと、なんか待ち構えてる感じ。

予想通り、ここの村は顔が素朴。地元の岩手かと思っちゃった。(特に横から見ると)


たしか、ほんとは7歳くらいから真鍮の輪を首に巻くんじゃなかったか?さすが観光地。何でもアリ。

首長族の子供達の近くを歩く、先進国の子供を見ると変な感覚。

奥まで歩くと、ガイさんが脇の方へ連れて行ってくれた。
なにやら西洋人が首長族を取材撮影中。帰りに通ったら、布が掛けられてシャットアウトされていた。物好きね、って俺もか。
教会に着く。

やっぱりここでも、寺が何もしないから、教会が世界に訴えてサポートしてもらってる、とのこと。毎度、耳が痛いですね。(こういう地域は当然、キリスト教に改宗した人が多い。)
橋を渡って行ったら、広場だった。
子供たちがセパタクロー?(サッカー・バレー)をやっていた。

おやつ中の子も。

観光地化されてるし、家にソーラーパネルが設置されているし、難民と言ってもパッと見では悲壮感は無い。

公衆電話が!無い。

腹下してたから、繊維質でも取ろうとバナナ焼きを食べて、他の参加者が帰ってくるのを待つ。

水漏れ??ボートで戻って、

次の村に車で向かう。

この日、3っつ目の首長村へ。

2013-12-21 17:38:33 | 首長族。
メーリムから北へ。
メーテーンに入り、1095号線(パーイへ行く道路)も通り越して、メータマン・エレファントキャンプ方面へ。

途中で左側に首長村を発見。(帰りに寄る。)
さらに進んだ所の右側の、なんとかリゾートへ。
タイならではのユルい滝がある。子供たちが水遊びをしていた。年少の子供達しか見えない。

入村は500バーツ。ここまでの距離を考えると、高い。(コストパフォーマンスが悪い)
まあ、入村料が有意義に使われればいいが、首長族っぽくない人に毎回渡すので、どういう金の流れなんだろうか?と疑問。(元締めは誰だ?)

戻って、さきほど見つけた首長村へ。CHOKCHAIエレファントキャンプと書いてある。
ツアーに組み込まれているようで、どうやら、個人で来る人は少ないようだ。しばし待たされる。

行っていいよ。300バーツでいいよ。というので払って進む。
吊り橋を渡ると、ゾウが放し飼い。キャンバスのようなものが有るので、ゾウのショーの舞台のようだ。

ゾウを横目に進むと、斜面にへばりつくように村がある。

入っていったが、日が暮れ始めていたので人が少ない。

子供たちは中央に集まって勉強中だった。

旦那と話していた奥様が土産売り場に来たので、写真を撮らせてもらう。
24歳だという。

若いんだが、既婚だと、化粧っ気が無くなって一気に老けて感じるね。(子育てで忙しいんでしょうか?)

「普段はほとんど化粧しないよ」っていう女性もタイには居るようなので、(日本では、スッピンで人に会うのは相手に失礼なんでしょうけど)タイ自体の化粧事情から調べるべきか?

日が暮れる前に予約したコテージへ急ぐ。(うまく撮れなかったが、)1095号線での夕暮れが綺麗だった。

3rdシーズン、スタートダッシュ。

2013-12-21 12:02:13 | 首長族。
長めの年末年始休みを取って旅に出た私は、バンコクに着いて重いバッグを担いでホテルへ。ホテルに着いて、疲れて朝まで眠る。
次の朝、ドンムアン空港へ。昼過ぎにチェンマイ空港に着き、すぐソンテウでターペー門近くの、POPレンタカー&バイクへ。

地面に足が届いて燃費も良くレンタル料金も安い、ホンダCBR250Rを借りる。(4日で2800バーツ)
Mr.POPに、(給油するのは)ガスホルか?と聞いたら、「そうだ。」といってタンクを指さすと、タイ文字は読めなかったが91と書いてある。ガスホル91が指定のガソリンのようだ。

1時に出発、渋滞を抜けて、急いでメーリムへ。タンクが空なので給油7.8L・300バーツ。リッター毎110円以上する計算だ。(僻地に行くと日本と同じくらいまで上がる)
<普通は給油時は、何バーツ分のガスホルを入れるか言うようだ。知らなかったので、Fullと言って手のひらで満タン状態をジェスチャーし、伝えた。>

107号線を高速走行(スクーターが走る路側帯ではなく、メインの車線を走る。青信号スタートダッシュで車を引き離す。)で、すぐ首長村に到着。
ソンテウ乗り継ぎ・出発待ちとは比べるべくもない。快適だ。

前回、ここ<メーリム>の首長村に来たときに、入り口付近に犬がうろついていて怖いなと思ったのだが、今回は居ない。
ツアーバスが二台ほどと貸切のトゥクトゥクなども停まっている。

まあ、あの娘は居ないだろうが、とりあえず入村、500バーツ。

ざっとひと通り見て、めんこい(可愛い)子が韓国人に写真を撮られていたので、去るのを待つ。
声をかけると、勉強中だったようだ。

歳を聞いたら13歳。見えないね。

あまり、10代後半~年配の人の姿が見えない。(裏で洗濯物を石に叩きつけて洗濯してた首長族のお婆さんが見えたし、家事や仕事中かな?)
日本の感覚だと、土産物屋には20代の看板娘が居るのが定番だが、(後に、20歳くらいで結婚するのが判明するから、20代は置いておいて)10代後半はいずこに?


ここは街が近いので、高校にでも行っているのだろうか?(首に真鍮巻いて首が長い状態で??)
首長族の学業の実態も、ちょっと興味深い。

日が暮れるまで、もう一つ二つの村を廻りたいので、退散。

北へ。