本日で1月も終わりですが、1月はIntelの新CPUが発売されました。
現在の私のDAW用PCはCore2Duo E8500を積んだ、自作した2年前にはそこそこハイスペックな自作PCです。
現在もあまりDAW中の作業に困ったこともなく、ほぼ不具合もない状態でここまできましたが、
sandy bridge のレビューを読んだりしているとどうしても新PCを組みたくなりました。
現在の状況でも困ったことがない状態なので更に快適になることは間違いないでしょう。
海外のDAW-Benchを公開しているサイトでもi7-2600Kをオーバークロックしたものは物凄い数値を
叩き出しています。今回、私もこのi7-2600Kを購入しようと思っていますが、OCも時期を見てやろうと
思ってます。その他、2年前と違うところとしてHDD→SSDやDDR2→DDR3、等もあげられますが、
その辺りの話は次回として、今回はあまり話題にならない、しかし私的には非常に重要なPCケースの
話を書きたいと思います。いくつかポイントがあるのでまず、その辺りを。
1.フロントに開閉式の扉がある。
2.裏配線が出来る構造である。
3.フロントの3.5インチシャドウベイに12cm以上の吸気ファンがある。
4.3.5インチシャドウベイに最低4個のハードディスクを搭載できる。
5.ミドルタワーサイズのケースである。
6.密閉率の比較的高いケースである。
7.ケース内のファンを全て好みのものと交換できる。
8.基本的には空冷なのでエアフローを確保しやすいケース。
9.ケースファンは全て12cm以上搭載可能でフロント×1、リア×2、トップ×1が最低ライン。
10.デザイン的にガンダムしてないこと。
1は開閉が出来ることでケース内の騒音を閉じ込める意味があります。
CPUファンやVGAカードのファン、ケース内吸気・排気のファン、電源、HDDの駆動音など、比較的、
ケース内は音が沢山出ています。ファンを交換したり、CPUクーラーも純正のものではない静かなものに
交換はしますが、更に静かな環境を求めて開閉式の扉のあるものをこれまでも使用してきました。
ケースフロントの半分(5.25インチベイ部分)だけ扉というのもありますが、私はケースフロント全体を
覆う扉の付いたものを選択しています。例:
AntecP183等。

2は裏配線が出来ることにより、エアフローを確実に確保する目的があります。
変なところに埃の山が出来たりすることも少なくなるだろうし、また、ケーブルが抜け落ちたりというときに、
見た目を綺麗にすることで抜け落ちたことを判りやすくすることも目的の1つかと思います。
メンテナンス時にケースを開けたとき、雑な配線を見るだけで私はやる気を無くします。(笑)
3は12cm以上であればシャドウベイに入れた4台のハードディスクを満遍なく冷やしてくれるということです。
14cmでもいいですけど、これ以上大きくなると市販しているファンに交換するときに選択の幅が狭まります。
12cm~14cmであれば市場に様々なメーカーから沢山の機種が出てますので、好みに合ったファンを選択できます。
4は今までのPCの仕様で4台のデータディスクをシャドウベイに搭載するということで最低4個のHDD搭載可能としています。
今回の自作PCにおいては
128GBのSSDを2台。(Raidは無し)OSを入れるのに1台と最重要サンプラー用サンプルデータに1台。
その他4台のHDDは
2TB,キャッシュは64MB,7200rpm,SATA6Gbpsものを選びます。ここには大量のサンプルデータや、
これまで作ってきたデータ等、現在の環境でも5TBくらいあるので今回は8TB用意。(多いかな)(笑)
でも上記のような2TBのハードディスクでも既に単価で1万円を切るレベルですので2年前の500GBくらいの価格かも。
そう思うとお買い得なのか?お買い得じゃないのか?(笑)
5はそのままでミドルタワーです。フルタワーではないということです。高さは50cm、幅22~23cm程度、奥行き50cm程度。
私の環境としてはこれが目安です。理由はフルタワーはでかいから。重いから。運べないから。
私的理由てんこもりです。(笑)
6は最近よくある、ケース全体がメッシュ構造、あるいはケースのフロントやサイドがメッシュ構造、またそれに
近い構造であることは静音というところからかけ離れてしまいます。音楽をやるときは集中力も必要になると思います。
余計な雑音はないにこしたことはありません。例えていうと
Antec DF-35、
Corsair CC600T等です。

ただし、これらのケース、DAW用途じゃないとすると非常にかっこいい!(笑)今回は私的なDAW用ということで
選択肢からは外れてしまいましたが、人によっては水冷や更に静音ファンを搭載することによって、DAW用途でも
使えるようになるかもしれません。私の知識では無理なのですみませせん。しっかし、特に
CC600Tこれ、
フロントが開閉式扉なら即買いでした。残念。
7は元々搭載されているファンにあまり満足したことがないというところが大きいです。最近では光るファンの
標準搭載も普通で、正直いりません。(笑)そんな光るくらいならもう少し静かなファンを!といつも思います。
なので基本は搭載ファンは全て外して、好みのファンに全とっかえとなります。
8は9とも繋がるので一緒に。フロントから吸気してリア・上部へ抜ける構造が良いということです。
サイドの吸気は書いていないのですが、VGAカードがDAWの場合Lowスペックなものでよい場合が多いかと思います。
CPUにはCPUクーラーがありますので、サイドは特に必要がない場合が多いのではないかと考えます。
サイドがファンなどで穴が開いているより、密封されているほうが静音という意味では良いかと。
ただし、エアーフローの確保はPCの寿命にも直結するのでしっかりしたいなと。
10はここ最近というか久しぶりの自作ということでケースを探していたところ、ゲーマー向けのケースが
多いかなぁというのが印象でした。需要と供給のバランスを考えるといたしかたないとは思いますが、
見た目にもロボットみたいなケースが増えて少々、私的感覚とずれが出てしまっています。
シンプルで長く使えるようなデザインを私的には求めています。
というようなところですが、PCケースの候補はあるもののまだ、絞りきれていません。
P183にすれば当たり障りないような気もますが、もう少しだけ個性的な(あまり使われていないようなもの)ケースを
探そうと思います。お時間のある方でそのような情報をお持ちの方はぜひ、2月初旬のPC完成を目指して、
Twitterで一声かけてくださいませ。(笑)
https://twitter.com/#!/TaccsNoName
ではでは、また次回に。長々とお付き合いいただいてありがとうございました。