ケースファンを色々と。
PCケース、色々と調べてきましたが結局、見た目のカッコ良さでは【Corsair CC600T】ダントツだったのですが、如何せん、静音となると
フロント&トップがメッシュ構造というなんとも爆音ケースが簡単に出来てしまう構造ということで、ここはやっぱり【antec P183 v3】に
なりそうです。実際、現物も見てきましたし、騒音状況というのも自分なりの確認が出来ました。購入後の自由度というのもP183の方が
私には向いていると感じました。そんな中で標準ファンを取り外して、自分の好みのファンを取り付けていく作業があるのですが、
CC600TとP183、どちらを選択するかという時にこのファン交換が大事な選択理由の1つとなりました。CC600Tは上部と前面に20cmファンが付いています。
このファン、上部はファンを取り外して12cmファンを2個取り付けることができますが、前面ファンは交換が出来ないようです。
20cmの大型ファンを使用すれば、ファン数も減るし、騒音も低く抑えられる可能性が高いですが、前面ファンが交換出来ないCC600Tは私の購買意欲を
そぎ落としてくれました。(笑)理由としては、購入後なんらかの理由で搭載ファンを変更したくなった時に出来ないということです。
少しの改造や工夫で交換が出来るのかもしれませんが、私の知識では無理のようです。そこでP183ですが、前面12cm×2(オプション)、背面12cm×1、
上部12cm×1という構成ですべてのファンを交換・取り付け出来る仕組みです。
これまでの経験、と言っても空冷の場合ですが、P183の場合だと前面2個のファンは800rpmくらいの比較的低回転で15db以下のファンを搭載させ、
背面は1000rpm~1200rpmの18db以下、上部も同じく1000rpm~1200rpmの18db以下のファンを搭載させればかなり静かなPCが出来上がると思われます。
エアフローを確保した上での話ですが、このくらいの回転数のファンを搭載すれば、熱処理も私の環境では快適に行われます。(AMD:1090T環境)
更にビデオボードのファン、CPUファン、電源ファンがあるので計7個のファンが常時動いている訳です。さすがに無音という訳にはいきませんし、
音が静かでも爆熱となってはパーツの寿命にも関わるので騒音と熱のバランスを自分の環境で整えることが大事だと思われます。
そこで今回は決定的にこれ!!というファンがあるわけではないので交換しながら、いろいろなファンの風量や静音性を調べて生きたいと思います。
ただし、機器を使用して何dBAとかって調べるのではなくて、体感として静かなものや、実際の風量にしてもティッシュを充てる等して、感覚的に
ファンを選択していきたいと思います。まずは背面、前面下の12㎝ケースファンとCPUクーラーのファンを交換・取り付けしたいと思います。
●CPUクーラーのファン交換編
現在サイズのグランド鎌クロス SCKC-2000というCPUクーラーを使用していますが、ファンの騒音がどうも気になります。
あと、風量も思ったほど、出ていないような気がしています。
このCPUクーラーに搭載されているファンは少し特殊で12cmファンのネジ穴で14cmファンが搭載出来るというものです。
これに合ったファンは当然、サイズ社に数種類あるのですが、ベアリングやファンの形状もそんなに変わるもんじゃないので、
効果的な静音が期待できそうもないので思い切って他社製にしようと思います。事前のリサーチでは(Thermalright)サーマルライト社の
ArchonというCPUクーラーに搭載されている12cm互換ファンのTR TY-140というファンが良さそうだったのでこれをamazonでポチりました。
しかし、サーマルライトなんてなんちゅ~カッコいいネーミングw。
↓現在のCPUクーラーに搭載されているファンのスペックはこんな感じです。
風丸2
1200rpm±10%
PWM
ノイズ:~23.2dBA
風量:65.2CFM
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↓交換したファンのスペック
サーマルライト社 TR TY-140
900~1300rpm
PWM
ノイズ:17~21dBA
風量:28.3~74CFM
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そんな変わんねーじゃねーか?という声もありますが、そんなもんです。(笑)劇的に変わるようなことはありません。
しかしそこが面白いところなんですよ。少しずつを積み重ねることで劇的変化に近づけるということだと私は理解しています。
ファン回転数の制御は【ASRock OC Tuner】で行うようにしました。。ファンコンを使ってもいいのですが、風量の幅が
そんなにないので気になったときだけソフトウェアでコントロールすればいいかなぁ~ということです。
結果、CPUファン交換としては成功したと言えるレベルです。1000rpmくらいで廻していますが、気になるレベルではありませんし、
風量もそこそこ来ています。CPUの温度=アイドリング時で36度程度、M/B Tempはアイドリング時30度程度とこの季節の室温が
我が家では20℃くらいですが、まずまずではないかと思います。これからDAW中心に作業していく中で当然、PCに負荷がかかるわけですが、
初期値がこれくらいだとほとんど問題ないと思われます。あとはオーバークロックをしたときにどうなるかですかね。
そのあたりは後日。
今日は少し疲れたので、その他のファン交換編も後日。(笑)
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