NORWAYというバンドに参加出来たことで今までやってきた音楽に対しての考え方に大きな変化がありました。
そんな中で音楽を作る環境にも大きな変化があり、アナログシンセが大好きなことに変わりはないのですが、
ソフトウェアの利便性や優秀さにも触れることが多くなっています。
そして現在、Chiba M OのリーダーでもあるMiyaさんとTwitterをきっかけに知り合いになり、共同作業で、
【YMOのAbsolute Ego Dance】coverを製作しています。
Chiba M Oといえば、YMOのcover bandとしてご存知の方も多いと思います。
アナログシンセを駆使したサウンドと独自のアレンジは他のcover bandとは間違いなく一線を画してますよね。
YMOリアル世代の方にもあまりYMOを聴いたことのない方にもお奨めです!
↓Chiba M O 公式はこちら↓
http://www.m-and-h.asia/cmo/
そして表題の【ただいま調整&挑戦中。】ですが、今回僕はアナログシンセを一切使っていません。
非常に心配です・・・・・(笑)
(MIYAさんはアナログシンセを使用しています。)
midi全盛(既にちょっと古い言葉ですが)の現在では、アナログシンセを正確にコントロールするには
それなりの経験やお金も随分必要になってきます。今まではどちらかというと年に数回出る凄くいい音を
たまたまうまく録音出来たり、気が向いた時に長い時間をかけてシンセと話合うかのように作業をしてきました。
ですが、NORWAYでの製作スピードを経験してしまい、【今、この音出したい!】となったときに、
これでは極端な話3ヶ月に1回くらいしか録音することが出来ない訳です。
そこで考えたのが以前からも少し使っていたソフトウェアシンセと比較的新しいデジタルシンセを
使って音楽を作っていくことでした。
きっとDTMをやられている方であれば、普通のことだと思いますが、僕には凄く新しい試みです。
ツマミがあんまりないハードウェアシンセを見ると(ぇ、これで何できるの?)とずっと思ってましたが、
最近のシンセって結構凄いんですね!(笑)
ただ、やはり音色自体が以前と大幅に変わってしまうのは意図するところではないので、1つ1つ慎重に
音色を確認しながら、自分らしさみたいなものも出せればなぁ~と思ったりしてます。
というところで現在の僕のmix、【Absolute Ego Dance】を聴いてみてください。
もしよろしければ、【おいおいこりゃねーよ?】【ここ、気になるなぁ~】【やはりお前にはデジタルシンセ無理だ】(笑)等々、
ニコ動コメント頂ければと思います。コメントを参考にさせて頂いて、更に完成へ向け修正や追加、変更を重ねたいと思います。
今回、結構使用頻度の高かったソフトシンセは僕が使っているDAWソフトに付属している【PentagonⅠ】というシンセでした。
どうしてもアナログシンセサウンド中心の音色を考えたときに、(特にYMO coverの場合は)発売されているソフトシンセの中でも
使用できるものは僕の中では限られてしまいます。YMOがProphetを好んで使用したように僕の中でも気に入ったシンセを使用して、
自分の好みの音を沢山作って、それらを曲にはめ込んでいくという作業が楽しく感じています。
沢山のシンセをインストールしてみたところで僕の場合は全てを使い切ることが出来ません。
1台のシンセを深く掘り下げて色々試し、自分にしか出せないような音を作っていくことが1つの目的でもあります。
【PentagonⅠ】の良いところは下の画像が全てです。画面が切り替わったり、タブがあったりする訳ではなく、
この下の画像で全ての音作りが出来ることです。一見ツマミも多そうに感じますが、4オシレータなので、
同じような機能を持ったツマミも存在している訳なので、基本的なアナログシンセの構造を理解できれば、そんなに難しくありません。
出音は目を閉じるとアナログです。(笑)僕はきっと、このシンセの音をハードシンセだよ。と言われても気付かないです。(笑)
興味のある方は是非、体感してみてください。
http://www.cakewalk.com/products/pentagon/