時々TaccsNoName

NORWAYというバンドを中心にアナログシンセ、ソフトシンセ、DAW、日常等を不定期にupします。

NORWAY 全公開曲 list

2021-09-21 00:00:50 | NORWAY 楽曲 all

ここではこれまで公開したNORWAYの楽曲をlist化しています。
上に行くほど新しい曲です。

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【NORWAY メンバー】
飯野賢治さん(Synthesizer and Rhythm)
浅岡雄也さん(Vocal ex FIELD OF VIEW)
HISASHIさん(Guitar GLAY Guitarist)
セキタヒロシさん(Bass)
Taccs(Synthesizer)
spinstealthさん(engineer)
上野美香さん(マーケティング・PR)

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15.潮騒のメモリー - NORWAY
2013/12/30 に公開

14.OP - NORWAY /(AmaChan Cover)
2013/12/8 に公開
Sound cloud NORWAYアカウントへリンク

13.Komm, susser Tod~甘き死よ、来たれ - NORWAY - Kenji Eno Tribute
2013/03/19 に公開

12.NORWAY 新音源到来、予告動画
2013/03/16 に公開


11.リバーサイドホテル - NORWAY / ( Yosui Inoue Cover )
2011年9月11日公開(2nd.season)



10.ルパン三世のテーマ - NORWAY / ( Yuji Ono Cover )
2011年9月11日公開(2nd.season)



9.ルビーの指環 - NORWAY / ( Akira Terao Cover )
2011年9月11日公開(2nd.season)



8.モンキー・マジック - NORWAY / ( GODIEGO Cover )
2011年9月11日公開(2nd.season)



7.The Never Ending Story - NORWAY feat. Miu Sakamoto / ( Limahl Cover )
2011年7月22日公開(1st.season)



6.めぐりあい - NORWAY / ( Daisuke Inoue, Mobile Suit GUNDAM III Cover )
2011年6月20日公開(1st.season)



5.SAY YES - NORWAY / ( CHAGE and ASKA Cover )
2011年6月2日公開(1st.season)



4.Born Slippy (NUXX) - NORWAY / ( Underworld Cover )
2011年5月21日公開(1st.season)



3.グロリアス - NORWAY / ( GLAY Cover )
2011年5月14日公開(1st.season)


2.Get Wild - NORWAY / ( TM NETWORK Cover )
2011年5月11日公開(1st.season)



1.君に胸キュン。 - NORWAY ( Yellow Magic Orchestra Cover )
2011年5月3日公開(1st.season)


浅岡雄也さんの2014年シングルに、、、Remix参加!

2014-08-17 21:38:22 | NORWAY

浅岡雄也さんの2014年シングルに、、、Remix参加!

NORWAYでご一緒してから3年、厳密に言えば浅岡さんと知り合ってから約3年9ヶ月、浅岡さんと僕の始まりはYMO。そしてTwitterでした。
当時僕はYMOのcoverをニコ動にupしていてそれを観てくださって、Twitterでフォローしてくださったのが一番最初でした。
(20年前から僕は一方的に浅岡さんのことを知っていましたが......w)
初めて浅岡さんを知ったアルバム。(以前からこのブログではちょくちょく出ますw)
(しかも先日、ライブに行ったときに、20年越しのアルバムにサインをして頂きました。)

僕素人なんで、そんな急に色々な人にフォローされたりとかぜんぜんなかった訳です。
なんですがこの時期、飯野さんや浅岡さんを始め、YMO第4の男・松武さんにもフォローしていただいて、わ!ぇ!おぉ!ってなってた時期でした。

でもよく考えてください。フォローされてフォローバックしたとしてもそれだけでは何も始まらないじゃないですか?

↓当時の浅岡さんとの会話↓
この後、NORWAYに繋がるとは到底思えないこの会話w
↓2010年9月17日↓


いやいやでもですよ、僕的にはむちゃくちゃ勇気振り絞って浅岡さんへTweetしてるんですよ!
ファイル名に【突然】て付けてTweetするのどんだけ勇気いったかw
なんですけどその会話、僕の勇気も届かず流れます..........ションボリ

でもこんなことを繰り返しながら時にはシンセの話をしたり、YMOやTechnoの話でちょとだけ盛り上がったりもしてました。
僕はその間、YMO coverが出来るたびにupし、そして浅岡さんがいつも聴いてくれて感想やアドバイスをTweetしてくれました。
嬉しかったですよ!だってネットの向こう側で本物のプロミュージシャン!
間違いなく僕に向けて言葉を発してくれている訳ですから。

それからご縁があり、NORWAYのメンバーとしてご一緒し、その後、浅岡さんのラジオのオープニング曲やジングルを作らして頂いて、
不採用な時もありましたがw採用になったときはラジオを聴きながら、嬉しいのと、、不思議な気持ちと。

時々、呑みに連れて行ってくださったり、ライブ、観においでよ!って言ってくれたり、NORWAY以降はホント兄貴みたいに接してくれて、
目の前にFIELD OF VIEWの歌の人がいる現実が不思議で、でもその時だけは音楽の話やシンセの話を遠慮せずに出来ていつも幸せでした(^^♪

そして2014年6月初旬に、一通のメッセージがiPhonehへ届きます。
「Taccs、Remixやってみない?」
ぅぅぅぅぅ~~!うれしい!でも出来る訳ないかな.......って
「浅岡雄也/ウタウタイ」としてのオフィシャルリリース音源。
結構小心者の僕はやってみたい!!と思ってもなかなか踏み出せないところがあったりします。
シンセが得意であってもRemixやアレンジが得意な訳ではないですし、シンセが得意って言ってもプロではない訳で.......

なんですが、ここでいつも思い出すのは飯野さんの言葉。
「楽しもうぜ!」
ここで断ったら楽しみもヘッタクレもないんです。
ダメなら不採用、、きっとそこまでの実力なんです。
不採用ならまた頑張って巧くなればいいじゃないですか(^^♪

数日後、仮歌とデモ音源が送られてきます。
歌を聴いてすぐに「Happy」と「梅雨明け~夏へ」というキーワードと共になんとなくの音が頭に浮かびました。
通常の仕事もあったので1週間くらいかけて第一案を制作。
浅岡さんへ送りました。

知り合った頃から一貫して僕に対して浅岡さんが言ってくれることがあります。
「綺麗にまとめようとか音楽的にどうとか考えないでTaccsはこれ!を聴かせて欲しい」って。
NORWAYの時もそうですが、この言葉で何度立ち直れたか判りません。
どうしても音楽的なものとか打ち込み自慢的な傾向があって第一案はそう成りがちです。
よくよく考えてみると音楽的なモノを求めているのであれば、どう考えても僕じゃない、、と気付くんですよねw 

百戦錬磨のプロの方な訳ですから。


第二案を作りながらすごく楽しくなってしまって、やり過ぎかな?とも思いながら、
ですが、浅岡さんの「声」があれば、僕のオケなんて凌駕するに違いない!というのもあって、今出来る僕を全力注入しました。

第二案を送って修正点はあるものの、「かっこいいよ!いいよ!」って
iPhoneにmsgが入った時はホッとし、嬉しさのあまり心の中で叫びましたよ♪♪
そこにはNORWAYとは違った嬉しさがありました。

そしてBassはセキタヒロシさんが弾いてくださる!ことになって!!マジすか!! 嬉しい!!×10
セキタさんのBassは日本人離れしていて音もグルーヴも海外を感じます。
飯野さんもいつも言っていたのですが、「セキタさんにはいつもグルーヴ助けられるわ」って。

数日後、セキタさんから届いたBassを合わせてみるともう、想像を遥かに超えたカッコ良さ!
まさに飯野さんが言っていたことがここ(僕の部屋)で起こっていました。

そして更に数日後、浅岡さんから渾身の歌声も届けられます。
丁寧に言葉ひとつひとつを繋いでいる歌は僕ごときがとやかく言えるような
トラックではなく、やはりこの道で生きてきた人なんだ。と深いところで納得せざるえない内容でした。
一言で言えるとするなら「浅岡雄也」そのものとしか言いようがないです。
それ以外の言葉が見当たりません。

ほぼ完成し、すべてのトラックを浅岡さんへ送り、そこから浅岡さんの作業が始まります。
浅岡さんは「ウタウタイ」として世の中に出ていますが、僕の中では少し違っています。
「DTMer」(デスクトップミュージックをやる人)という顔も大いにある方だと思うんです。
僕が送ったトラックが浅岡さんの手によって更に高まっていく訳です。
DTMって一見地味な作業かもしれませんが、それが無いときっと浅岡さんも僕も生きていけない人種だと思うんです(^^♪ 

そして更に嬉しい知らせが、、マスタリング(音の最終調整)をみのやんさんが!って
わ!半分NORWAY構成!!w 

完成した音源が浅岡さんから送られてきます。
感動!!!
感情的には遥か上から僕の頭めがけて降ってくるような音の洪水に身体が固まりました。

もう何も言うことはありません。
ひたすらリピートして、出会いと、こうしてモノが作れることに胸が熱くなりました。
プロの方たちはこれが日常なので特別なことはないのかも知れません。
ですが、やはり一般人の僕には特別な出来事となりました。

↓リリースされた音源がこちら!↓
(先日のライブ、娘2号小5と一緒に観させていただいて、娘もサインを頂きました)

そしてクレジットまで載せてくれた浅岡さん、めちゃ嬉しかったです!!!

是非、Uyax jp(浅岡雄也公式サイト)でポチってしてください!

Taccs

 


明けましておめでとうございます(^^♪

2014-01-07 16:27:51 | NORWAY

明けましておめでとうございます(^^♪

 超久しぶりの更新ですが、、当blogかなり中途半端で申し訳ないです。
FacebookやTwitterの手軽さに甘えてしまう部分もあってなかなか更新できてなくて。
ただ辞める必要性もあまり感じていないのでお付き合いくださる方は気長に今年もよろしくお願いします。

2013年は僕にとってとても転機になる年となりましたが、
NORWAYというバンドに凄く思い入れの強い年でした。

ただ普段はNORWAYより本業や家庭のことの時間が圧倒的に多い訳で、そこを長々と話してもあまり面白くないと思うので。

なので今年12月8日と30日に発表したNORWAY音源が僕にとってとても大事な出来事だったので
動画を交えながらお話出来ればと思います。

12月に【OP - NORWAY /(AmaChan Cover)】と【潮騒のメモリー - NORWAY 】を発表したNORWAY。
いつものことながらその始まりは突然でしたw
記憶では9月末くらい。ドラマ【あまちゃん】の最終回の直後だったように思います。

2013年、Twitter上ではあまり音楽的な話は皆さんされていなかった記憶。
ですが【あまちゃん】に関しては浅岡さんとHISASHIさんがちょくちょくやり取りをしていましたし、
HISASHIさんはTwitterアイコンをあまちゃん仕様にする等、尋常じゃない力の入れようでした(^^♪


それをTwitter上で眺めつつ、普段通りの生活をしている僕はその後、【あまちゃん】曲をやることに
なろうとは全くもって思ってもいませんでした。

9月末未明にNORWAYメンバー掲示板に浅岡さんがスレ立てをします。
【2013年NORWAYでやれるとするならこれしかないんじゃないでしょうか。】
久しぶりに音楽的に動いたメンバー掲示板にワクワクしました。キタコレ!

メンバーの皆さんがその日の内にやりましょう!的なレスを返していきます。
ただ僕には不安がありました。それは飯野さんがいないのでベーシックトラックを
どうやって作るんだろうって.......

浅岡さんが【Taccsベーシックトラックよろしく】ってその後書き込んでくれたのですが、
NORWAYが出来るという超嬉しさの反面、飯野さんがいない一人ベーシックトラック作成という
最大の危機にプレッシャーと緊張感で数時間、無言で酒を呑むという行動で精いっぱい(胸いっぱい)。

とりあえず、シンセをいじってみないと始まりもしないのでコピーから始めました。
あまり原曲を変えてしまうと収集つかなくなると思ったので1日半くらいかけてコピーをし、
リズムを少し原曲とは違う感じにして2日目に提出してみました。

飯野さんならこうするとかこの時は考える余裕もなく、ようするにただの
コピーをupした訳ですw 素人だから出来る匠の技(ちげっ!!?

やはりコメント返信頂いたメンバーの皆さん、コピーなんぞ誰も期待しておりません.....(凹みの技....
共通して返信していただいたコメントとしては【ポイントは残してもNORWAYらしさが必要。】という
ごくNORWAYにとっては当たり前のことでした。

まずい....これ飯野さんだったら首って言われる。(-:

更に2日かけて飯野さんだったらという部分も含めてベーシックトラックを作り直していきます。
必死になっている時なんて時間はあっという間。気づいたら2日経っていてそこには
ベーシックトラックが!よし!出来た~~! upすると詰める部分、修正する部分はあるものの
OKを頂くことができて、首にならずに済みそうです。(-:

後は修正しつつ、皆さんの音を待つだけと思いきや、何が起こるか判らないNORWAY、、
OP(オープニングテーマ)どうすか?と始まるメンバー掲示板。
うわキタ━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━ !!! 脈々と受け継がれる飯野式無茶振り。(-:
皆さん、本業が忙しい中、何を考えてるのか判らない.......
でも待って。超楽しい。(-:

そして数日後、HISASHIさんがギターをupします。BPM160ですと言い残し。早っ!!!
ストラトで録音されたそのソリッドな音色と正確なリズムは身体が勝手に動いてしまう職人技。

潮騒を修正してから取り掛かろうと思っていたところに、セキタさん、、、
【オケ無いのに手順が変ですが、、、、弾きたくなったので、先にベース入れてみました。】

お二人のデータを合わせてみるともう完全にそこはNORWAY World (^^♪
セキタさん独自のグルーヴが見事にHISASHIさんにマッチング♪

ヘビーローテーションで気持ちいい時間を過ごしていると、素人Taccs気付きます。
ちょと待って、、Drum最後に入れるんですか.......ぇぇぇぇぇーーーーー!
ヤバイヤバイヤバイ.....絶対このNORWAYな感じが崩れる....もう逝こう.....

ふと飯野さんの顔が浮かびます。楽しそうだな。Taccs。(-:  って。

無我夢中で鍵盤とマウスを触り続けました。
出来た~!

難しかった。(シライ)くらい難しかった。(-: (判る人だけ)

upすると皆さん笑いながらコメントくれました。良いって。
こちらも修正個所はありますが、NORWAYめちゃ楽しいよ~~!飯野さーーん!って叫びたいくらい
嬉しかったです。

潮騒もそうこうしているうちにどんどん皆さんがそれぞれのパートをupしていきます。
そこには本気で遊んでいるNORWAYらしい感じが満載。

そうして出来上がった2曲がこちらです。

今回、OPはSoundCloudのみという試み。潮騒のメモリーはYouTubeへ。

潮騒のメモリーの動画は飯野さんのお弟子さんでもある写真家の河西春奈さんが担当してくださいました。ちょうステキ!!

【OP - NORWAY /(AmaChan Cover)】


潮騒のメモリー - NORWAY




NORWAY 3rd season 本編公開 ②

2013-03-25 13:51:56 | NORWAY

 ひとつ前のblogの続編なのでお読みでない方はそちらを読んでから見てくださいね。

2012年11月23日の明け方のTwitterで飯野さん・HISASHIさん・セキタさん・僕で【甘き死よ、来たれ】を
NORWAYの3rd seasonの最初の曲にすることを確認しました。

まず僕がやらないといけないことは飯野さんが作るベーシックトラックの下作りをすることです。
23日、明け方、NETで楽譜をすぐに購入しました。
そして何度も何度も聴いてみます。そして楽譜と合わせていきます。楽譜が違うなと思うところは自分の耳を頼りに。
この時僕はとにかく早く飯野さんに打ち込みデータを届けたった。出来れば明日(24日中)には。
理由は気持ちの熱いうちにというのはありますが、飯野さんにデータを届けることで確実にNORWAYが動き出すと
思っていたからです。
一通り聴き終えてなんとなく頭の中でスケジュールを立てました。きっと明日には飯野さんに渡せる。
そう思った僕は1、2時間だけ眠ろうと思い、ヘッドフォンで曲をリピートしながら眠りにつきました。

朝9時頃、目が覚め、寝ぼけていた僕はもしかしたら夢の話だったのかもと思い、Twitterで昨日の話を確認しました。
【大丈夫だ♪夢じゃない】そう確信した僕はこうTweetしました。

そこへ浅岡さんからも返信があり、徐々にNORWAY始動が色濃いものになっていきます。
更に美香さんからも返信が。

もう迷うことなく、自分が出来ることをメンバーの皆さんにぶつけるだけです。
コーヒーを飲んですぐに自分の世界に入り込みました。
曲を考えたとき、リズムは飯野さんがハッピーな感じに仕上げてくれるから
僕は飯野さんが加工しやすいように丁寧にピアノとオルガンを中心に作業を開始、
NORWAYをやってるときは時間なんか気になりません、というか何も気になりません。
メンバー皆さんの音を想像しながら、気持ちが弾み、鍵盤→マウス→確認→修正を繰り返します。


24日の20時くらいだったと思います。
出来た!気づくとコーヒーしか飲んでなくて少々疲れ気味。しかしなんとも言えない製作初期の充実感。
30分してもう一度聴きなおして修正する箇所がなければ飯野さんに送ろうと思い、21時半頃飯野さんへメールで連絡。

このあと僕の作業としては飯野さんから返ってきた指摘箇所のmidiデータ修正と飯野さんのトラックへ対して自分の
パートを入力することです。

飯野さんからトラックが返ってきてないにも関わらず、なんだか嬉しくて僕は勝手に自分のトラックを
作り始めました。ですが、さすがに寝ていなかったので25日の深夜2時か3時ごろに机で寝落ちしていました。

この頃飯野さんは既にファーストトラックを提供すべく作業をしていたんですね。
そして25日午前9時半頃。


僕がデータを送って約12時間でファーストトラックをYouTubeへup!!(僕は夢の中)
メンバーの皆さんからも続々と返信があり、そしてリスナーの皆さんからも遂にNORWAY再始動か!等と
嬉しい書き込みがTwitter上で確認できました。

ここから飯野さんは数個のトラックをYouTubeへupしていきます。
12月4日には飯野さん+セキタさん+TaccsのトラックがYouTubeへupされます。


【エヴァ☆"NOW RECORDING"】甘き死よ来たれ / NORWAY【BasicTrack+ベース+SE】



12月5日はTwitter上のやり取り、メンバー掲示板でのやり取りも非常に活発に行われ、
NORWAY独特の雰囲気で音楽の話、及び音楽の話、更に音楽の話と見逃すことの出来ない話が繰り広げられました。


少し間が空きました。というのも飯野さんが新しいプロジェクトを立ち上げ2013年の動きを取ろうとしている矢先、
『未来創造イルカショウ』というイベントを16日に控え忙しい時期でした。

更に浅岡さんもBEING LEGEND Live Tour( FIELD OF VIEW再結成)の真っ最中の中でNORWAYの再始動を告げられ、
Tuor直後でご自身の活動も活発な時でした。

更に更にHISASHIさんは(GLAY)アルバム2枚同時リリースに向けた曲作り、レコーディング、ライブ等の激務。
いつもに増して超多忙な時期でした。

そんな中、リリースに向け勢いをつける嬉しい出来事が起こります。
このblogでも以前ご紹介したことのある、飯野さんの親友でもある超実力派シンガー・アーティストのDamiana Terry
(ダミアナ・テリー)さんが12月23日に仮歌を入れ、音源をアップしてくれたのです。(皆さんがupに気付くのは24日頃)

テリーさん、この頃はセカンドアルバムを発売されたばかりの時期でプロモーションやライブリハ、
日本国内・海外での新譜発表直後のライブもある時期。
にも関わらず、仮歌とは思えない渾身の歌をベーシックトラックに載せてクリスマスプレゼントとは言わずに
さらっとメンバー掲示板に置かれていかれました。(超cool!!)


この後メンバー掲示板が大いに盛り上がったことは言うまでもありません。

テリーさんはこの時、気付いてなかったかもしれませんが、NORWAYに一回関われば強制的にメンバーになる
決まりを飯野さんから聞いていたかは定かではありません。(-:

飯野さん、テリーさんの歌が大好きなのでとても喜んでいました。


こうして2012年のNORWAYは期待に胸を膨らませた状態で終わりを迎えようとしています。

また明日以降続きへ。

Taccs


NORWAY 3rd season 本編公開 ①

2013-03-22 16:01:48 | NORWAY

 2013年3月19日、飯野さんが天国へ旅立たれ約1ヶ月。
この日は飯野さんが旅立たれてから7日ごとの法要、4回目の日、四七日(よなのか)でした。

メンバーの皆さんも本当にこの音源にはそれぞれとても想いいれがあったように思います。
勿論、僕も。

まずは完成した音源をYouTubeで!
【Komm, susser Tod~甘き死よ、来たれ - NORWAY - Kenji Eno Tribute】



どこから話せばいいか判らないんですが、そうですね、まずはこの曲をNORWAYでやるようになった経緯から順に。
ですがきっとめちゃめちゃ長くなりそうなので2、3回、、くらいに分けてBlogを更新しようと思います。
【画像001】

2012年10月3日に飯野さんとHISASHIさんがこんな会話をTwitterでされていました。
(Twitterをやっていない方にも見やすいようにタイムラン編集しました。上から下へ読んでください。)
もうすぐでエヴァQ公開というタイミングだったんですね。
僕が嬉しかったのはHISASHIさんはこの頃、GLAYの2枚同時アルバムレコーディングやライブ活動もある激務の中で、
体調があまり優れずに約1年間、NORWAYの活動が出来ずに、でもNORWAYをやりたいって思っていた飯野さんに対して、
【Ready to NORWAY】のTweet。タイムランを見た僕は胸が熱くなりました。

きっと飯野さん、この時、よっしゃーー!って思ったと思います。

と、ここから3rd seasonへの流れができつつありました。

10月3日の飯野さん・HISASHIさんの会話の後、いつもの飯野さんなら、必ずといっていいほど僕にmsgをくれました。
【Taccs,go eva】と。なのですが、その流れになりません。
体調のこともあったので僕から飯野さんを煽ることも躊躇していました。

それから1ヶ月以上NORWAYの活動に関することはTwitter上でやりとりされませんでした。
11月23日の深夜2時半頃、打ち込みをしている画面の隣の画面にTwitter上の飯野さんが突然現れます。
(この時の出来事を僕の中だけですが奇跡の2画面と呼んでいます。(ちげっ!?)
【画像002】

【飯野さんが体は大丈夫と言っている→NORWAYやんなきゃ!→音楽の話、ふっていいかな?いいよね?あーどうしよー。→後は天のみぞ知る。】
とっさにこう思った僕は飯野さんへ音楽の話題を振りました。よく飯野さんが、今聴いている音楽や好きな音楽を
僕に送ってくれてたんです。半年以上そういうのがなかったので実際、飯野さん切れでした。
僕、飯野さんに色々聴かせてもらってそれをコピーしたり、研究したりすることでこの2年くらいは上達しているように
いつも感じてましたし、そのことにとても感謝していました。
【003】

洋楽2曲のYouTube動画を飯野さんがTweetしてくれました。
これを聴いた瞬間、なぜか1ヶ月以上前の飯野さんとHISASHIさんの会話に出た【甘き死よ、来たれ】が僕の中で繋がります。
そして、、
【004】

HISASHIさんと映画を観にいきたいのかNORWAYでエヴァをやりたいのかよく判らない流れですが、(汗 きっと両方、絶対そう!

上から2番の飯野さんのポスト、これは凄く重要なポストでした。HISASHIさんがオンライン上にいるかどうかは判りません。
ですが飯野さんはHISASHIさんに向け、このポストをしました。すぐにHISASHIさんから返信があるとは限りません。
約5分後、上から4番目のポストで奇跡が起こります。HISASHIさんがキ・キ・キ・キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
この時僕はどうしても複数のNORWAYのメンバーの方たちと会話がしたかった。
それはNORWAYで新音源を出す道筋が出来ればという思いでした。
誰か他にももっとメンバーの方、来てくれないかなぁ!?という思いでいっぱいでした。でも深夜3時近く。
そして、、
【005】

セキタさんキ・キ・キ・キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
こうしてNORWAYで【甘き死よ、来たれ】製作に向けて動き出したのでした。

ようやく動き出したNORWAY、もうたまらなく嬉しく、とても気持ちが高ぶった深夜でした。

①はここまで。


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【実はNORWAY】
勝手にコーナー新設しました。(ヲイ)

NORWAYマニアック選手権が行われたとして、僕は全問正解できるくらいNORWAYのファンなのです。
メンバーなのだから当たり前だろー!とおっしゃる方もいるかもしれません。
ですが、一般サラリーマンとクリエイター界、音楽シーンで第一線を極められた方々との距離感をご存知ですか?
大スターとサラリーマンって違いすぎません?活字で見ただけでもYou!違いすぎません?

僕にメンバーだと言ってくださる皆さんのことを本当に優しく感じていて、正直とても嬉しいのです。が、そう言われると緊張します。
めちゃめちゃ緊張します。なんか出る。(-:

なので僕の中ではまぎれこんだファンがたまたま楽器が出来た。そしてたまたまそこにいたからまぁいいか。って
NORWAYの中にいるような感覚です。

で、【実はNORWAY】の本題。

実は2012年10月3日以前にもこの曲をやりたかったと飯野さんが発言したこと僕は知っています。(-:
NORWAYファンを自負する方でこれを憶えている方がいらっしゃれば素晴らしい!

この音声は2011年7.22 - NORWAY12時間USTの時に次の楽曲何やりますか?の会話の中の飯野さん発言の一部です。
2011-7.22-eno001
飯野さんの中で、この曲への流れは既にこれ以前よりあったんだって気付きました。


それではまた明日か明後日に、②を更新します。
あ、最近やっとFacebook使いかたがわかってきました。
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たっくすふぇいすぶっく

Taccs


3.19 NORWAY 新音源到来、予告動画 公開

2013-03-18 09:13:57 | NORWAY

3月17日23時にHISASHIさんのTweetで始まったNORWAY 3rd season。



この曲は2011年9.11の遠足の時にHISASHIさんが
【僕から何か最初に出していいですか?】
とメンバーの皆さんに聞かれ、遠足終了から
1週間後くらいにメンバー掲示板にHISASHIさんのGuitarだけがupされました。

そしてここからはNORWAY式、音返信ラッシュ。
リリース日等を決めていた訳ではないのですが、数日で完成しました。

そしてHISASHIさんから嬉しいご褒美が。

【ツアー用のアンコールで使っていいですか?】

ぇぇぇぇぇぇーーーーー!
誰一人ダメ!なんていうハズありません。
GLAYのツアー会場でNORWAYがかかるなんて誰一人想像もしていなかったでしょう。
2011年ツアーに行かれた方の中にはこの曲を聴き、会場に映し出さされる
アンコール映像の中に【Special thanks - NORWAY】の文字に記憶がある方もいるかもしれません。

そんな思い入れ深い曲に新たに浅岡さんのナレーションを入れ、3rd season予告としました。
映像自体は飯野さんが作られたものです。3rd seasonに向けて動いていたんです。

なんの偶然なのか、この曲と3.19にリリースされる【甘き死よ、来たれ】がエヴァ繋がり。

メンバーの皆さん、これまで培ってきたスキルや経験、そして一番は
飯野さんへの想いをプレイに込め、素晴らしい1曲になっています。

僕はNORWAYのメンバーではありますが、皆さんとは違っていて、
音楽を稼業ににしている訳ではありません。
あえて言うならNORWAYの1番のファンです。
そのファンの気持ちでこの音を聴くと改めてNORWAYを深く感じ、知ることが出来る1曲。

3.19、公開時間は23時頃を予定しています。

3rd seasonの始まりを皆さんと一緒に楽しんで大騒ぎすることで、
大勢で大騒ぎすることが大好きだった飯野さんにも必ず届くと思います。

公開まで1日ちょっと。楽しみにしていてください!

Taccs


飯野賢治さん告別式~再始動。

2013-02-26 23:23:57 | NORWAY

 とても晴れた2013年2月25日、飯野賢治さんの告別式が妙法寺で行われました。
NORWAYのメンバーの皆さんと久しぶりの再会が飯野さんとのお別れの日になるとは
想像もしていませんでした。

NORWAYの12時間USTでゲスト出演してくださった坂本美雨さんをはじめ、飯野さんを慕う
アーティスト、ミュージシャンの方たち、NORWAYのメンバーの皆さんとご一緒し、
飯野さんの最期をお見送りしました。

ふと気づくと雲ひとつない青空の下で、皆さんの表情に決意や生き様が現れているように感じて、
僕自身の軟弱さに気付き、ハっと我に返りました。

飯野さんが残してくれたたくさんの音楽や言葉や出来事、出会い。
どれをひとつとっても今の僕には大きすぎます。
そのことを想いながら飯野さんに感謝し、見送る皆さんからも次に進む力をいただいた告別式でした。

飯野さん、皆さん、本当にありがとうございました。

↓2011年9.11 NORWAYで遠足に行った時にみのやんさんが撮影してくれたものです。↓



26日



アルバム2枚「JUSTICE」&「GUILTY」を2013年1月29日に同時発売され、
GLAYのアリーナツアーがスタートしたばかりのHISASHIさんがNORWAYの新ロゴを提案してくださいました。
NORWAYはTwitterでのやり取りとネットファイル交換によりメンバー同士が会わずに
最短2日で楽曲を発表するなどそのスピード感を重視するのが特徴のひとつでもあります。
昨日のHISASHIさん、式中の長時間、起立したままピンと背筋を伸ばし、近寄れないくらいの雰囲気で微動だにしません。
胸を張り、〔凛〕としたその姿は飯野さんとHISASHIさんだけで最期の対話をしているんだと感じました。
このロゴのデザイン、仕上がりの速さは飯野さんが僕たちに残してくれた事を
HISASHIさんのやり方で僕たちに再確認させてくれたんだと思わずにはいられませんでした。

もう動くしかない。

Taccs


僕の中の飯野さん。

2013-02-22 15:18:06 | NORWAY

 飯野さんが旅立たれた。

飯野さんから貰ったたくさんの音楽を大音量で聴きながら、飯野さんから貰ったたくさんの
メールを読み返し、NORWAYのメンバー掲示板を読み返し、Twitterでの飯野さんとの会話を探す。
亡くなっているという現実が厳しすぎて泣く、聴く、読む、という連続行動をすることによって
その現実を受け入れることを脳や身体が拒否します。

その間も報道やタイムランは飯野さんの訃報で埋め尽くされていきます。

(Taccs、冗談に決まってんだろ!?)って電話がかかってくるんじゃないかと思い、
携帯のアドレス帳の飯野さんページを開いたまま待ってみたりします。

辛い。胸が痛いということがこんなことだったと飯野さんが僕に最後に残していった教えでした。

今、多くの事を書くことが出来ません。
本当はたくさんたくさん書きたいんです。10日先か1ヶ月先か、1年先なのか判りませんが、
飯野さんとのこと、NORWAYのこと、天国の飯野さんと会話しながら書けるときがくるように思います。

その時にはサプライズ好きで皆と楽しむことが大好きだった飯野さんのことたくさん書きたいと思います。

飯野さんとの出会いで僕の人生には今までとは違った生きる意味が見つかりました。
音楽も以前よりもっともっと好きになりました。

僕の中の飯野さんは何も変わらずずっと心の中にあります。

飯野さん、ありがとう!心からありがとうございました。
天国でJohn Lennonに会えてるといいな。

今まで忙し過ぎたのでゆっくり休んでください。

飯野さんが残していった音楽たち。

Taccs


明けましておめでとうございます。

2013-01-01 17:03:22 | 日記

旧年中、家族共々平穏無事に幸せな1年を終えることができました。
今年もこのブログは何の策略もない、相変わらずの不定期ブログとなると思いますが
お時間のある、心優しい方にお付き合い頂ければと思います。

1年の始まりということもあって、今年の抱負なんて書こうかなぁ、なんて思ったのですが、
社会人としても特にどうこうなりたいわけでもなく、音楽的にもプロではないので
アルバムでまーーす!とかLiveやります!とかもないので抱負といっても特にありません。w

いやぁ、なんていうんでしょう、子供が4人、奥様1人。6人家族な訳で1年を健康にそして、
大きな怪我や事故がなくいつも笑顔とはいきませんが、そこそこ笑顔であったかい家庭であれば
本当に年末はほっっとしたりする訳です。

とはいえ、ブログなので個人的なことなのですが、今年やってみたいこと等をざざっと書いておきたいと思います。

①TK関連coverの充実。
 これは昨年、松岡英明さんやゆきゆっきさんとのコラボレーションをupしましたが、
 年末に久保こーじさんや溝口和彦さんといったTKの右腕だった方達と吞む機会があり、当時のサウンドについて
 色々お話を訊かせて頂きました。その際に僕が持っているシンセでEnsoniq ASR-10というシンセがあるのですが、
 このシンセ実はTKが使っていた実機なんです。

 

 そのシンセの画像をお二人にお見せし、色々と質問させて頂きました。
 特に溝口さんがこのシンセを使用し、TKのサポート的な役割を果たされていたとのお話で具体的にはglobeや
 WOW WAR TONIGHT等はまさにこのシンセとROLAND JDを中心にサウンド構成された音だと訊き、またどんなサンプル
 ファイルを使用して音を構成しているのか等のお話も簡単ながら訊けましたのでこのシンセを使用して今までとは
 少し違った形でサウンドを追求し、何か出来ないかなぁと考えたりしています。
 知人にもTKが使用した実機を持っている方がいたりするのでそういった方達にも協力頂ければ更に内容の濃いものになりますよね。
 少しずつでも進められればちょっと楽しい企画になるのではないかと思っています。


②オリジナル曲。
 これはやりたい。ゆきゆっきさんで。昨年ゆきゆっきさんが8月にアルバムを出したときに1曲だけ作曲とアレンジを担当させて
 頂いたのですが、それ以降、曲を結構作っていたりするんです。なんですが、なかなか発表に至っていなかったりします。
 ちょと昨年中盤くらいから普段の仕事が忙しくなったせいもあるのですがこのあたり何か形に出来ればいいな、と思ってます。
 ここにはNORWAYでご一緒させていただいている、エンジニアのみのやんさんやセキタさんもバックアップして頂ける可能性を
 秘めているのでオリジナルならなんでもいいという訳ではなく、良い曲が作れればという前提で頑張りたいなぁ~と思ってます。

③2年ぶりのPC自作更新。
 約2年に一度の割合で自作PCを新しくしているのですが、今年の2月くらいで2年がこようとしています。
 昨年年末にCPUとマザーボードだけは買ったのですが、その他まだ購入していないものがあるので2月くらいには
 こちらも完成させたいかなぁと思ってます。今回はINTELでいきます!

④オーディオインターフェイスを新しく。
 昨年、ブログにも書きましたが、ヘッドフォンを代えたんですよね。
 すると気になるのがオーディオインターフェイス。そんなに高いものを使っていなかったのですが、少し高いかもしれませんが、
 音の出口入り口をしっかりして少しでも良い音で(この辺は自己満足もありますが)エンジニアさんに音を渡したいなぁと思ってます。
 NORWAYのみのやんさんにも色々相談して候補は決まってたりします。後は奥さんとの商談が成立するかどうかですが......
 毎度の話なのですが、新しいシンセ欲しいんだけど、機材欲しいんだけど、って話を切り出すと去年買ったのなに?
 今使ってるのじゃダメなの?プロじゃないんだからさ、、子供4人いんのに大丈夫?等々、交渉には難関が多数あります。
 今年はこの辺りも商談の内容を考えて普段の仕事と同じように考えて前もって仕込から入り、なんとか機材GETを目指します。w

⑤NORWAY
 一番楽しみにしている部分でもありますし、僕が一番大事にしている音楽です。
 忙しいメンバーの皆さんなので僕がどうこうできることではないのですが、現在、1曲進行中の曲がありますので
 まずはこの曲に全神経を注いで自分が出来ることをやり遂げたいと思います。
 やはり思うのはこのメンバーの方達の音に自分の音がmixされ、その音が聴けるということ自体、本当に貴重なことで
 NORWAYのメンバー中、僕だけは素人な訳です。時々、なんじゃこりゃ?ということをやってしまい、首かな、、、ということも
 数度ありました.....だけどなんとかここまで続けていられることを心から嬉しく思っていますし、僕はNORWAYが大好きです。
 今年、どんな展開になるのかはまったく判りませんが、本当に楽しみです。

と 音楽的なことを中心に書きました。
NORWAY以外はほとんど自分だけの問題ということが多いのでやろうと思えばなんとかなるようにも思います。
今年、年末を迎えるときにどんな達成率なのかという部分ですよね。
よし、がんばろー!

2013年、家族、僕自身、ここを読んでくれている皆さんにとって幸多い年になりますように。

Taccs


モニターヘッドフォン MDR7520

2012-11-16 19:42:53 | ハードウェア

 仕事が忙しくて音楽がなかなか出来なくてちょとイライラしてた時期が2ヶ月半くらい続きました。
まぁ、仕事があっての音楽なので、、+家族は仕事で養っているのでしょうがないのですがw
リーマンショック以来の難シーズンは続いていますがなんとか通常営業できるところまで持ってきました。

なので少し休暇を取って出来る限りのこと(音楽)をしようと思います。

表題の件ですが、以前ヘッドフォンを新しくしようとしていて調べてる最中だったのですが、その途中で仕事が忙しくなりってことだったんですね。
そうこうしているうちに現在使っている【beyerdynamic社 DT770pro】というヘッドフォンの調子が悪くなってしまい仕事が忙しいながらも少し時間が
あるとヘッドフォンの視聴はやっていたんですよね。

モニター用ヘッドフォンといっても大きく分けて2種類に分れると思うんです。
(密閉とか開放とかってことではなくて)
1.それはレコーディング時にプレイヤーがオケを聴きながらプレイする為のヘッドフォン。
2.そしてもうひとつはミックスやマスタリングを行うエンジニアさんの為のヘッドフォン。

1.に要求されるこというのは自分がプレイしている楽器を気持ちよく演奏できるかどうかということだと思うんです。
 レコーディング環境によるところも大きいと思いますが、ボーカルを聴きながら演奏をレコーディングしていくというのはあまりないように思うんですよね。
 基本自分の演奏のボリュームはリリースされる音源より大きめの人が多いと思います。
 更にいうと演奏といってもドラムもあればギター、ベース、シンセ、その他色々な楽器があります。
 これらの要求を満たすヘッドフォンというのは極力フラットなチューニングがされていてどの楽器もある程度気持ちよく聴こえるもの+少々の粗い使用にも
 耐えうる耐久性だ思います。日本ではこの代表格が【SONY MDR-CD900ST】になるんだと思います。
 

海外ではAKGSENNHEISER製品も使われているようです。 

 かの有名なイギリス・アビーロードスタジオでは【beyerdynamic社 DT250】が使用されてたりしています。



2.は基本的にヘッドフォンだけでミックスやマスタリングを行うプロのエンジニアさんはいないんじゃないかと思うんです。(いたらごめんなさい。)
 電源や外部からのノイズ、そしてスピーカーに接続される音の上流(オーディオインターフェイス等)更にはスピーカーに接続される配線まで気を遣い、
 1本数万、数十万、時には100万単位のスピーカーを数セット用意してそれらを使い分けながら作業していることを忘れてはいけません。
 最近ではiPhone等で聴かれるユーザーも多いので最終調整にヘッドフォンを使用したり、特殊な周波数や特殊素材加工の際にあえて使用するということは
 あるかもしれません。ですがプロはあくまでもスピーカーメインと考えていいでしょう。

 ただ僕みたいなアマチュアは家に高いスピーカーを購入したところできっとボリューム的に鳴らせないと思うんですよね。
 そこで休日や昼間スピーカーで鳴らしつつヘッドフォンでの作業が出来る製品があればなぁと思う訳です。
 求められていることというのはプロのエンジニアさんがスピーカーで聴く環境に近いもの!なのですが、そんなの無理なので
 解像度が高くチューニング的には楽器や歌の素材の録音されたそのままの音を出来るだけ再現してくれるものとなります。
 後、出来ればテンションを上げてくれる見た目w←これ僕は結構大事だったりするんですよねw

今回十種類程度のヘッドフォンの視聴をしました。同じヘッドフォンを違う店で、自分のiPhoneで、
そして環境が許す時はお店にあるヘッドフォンアンプを使用してと僕にしてはかなり慎重w
以前は雑誌の機材レビューやネットのレビュー等を参考にしていたのですが、今回のヘッドフォン選びではそういうのは
ほとんど参考にしませんでした。理由は簡単で人の耳と僕の耳は違う。ということです。例えばマイケルジャクソンの
プロデューサーでもあるQuincy Jones。彼がプロデュースしているモニターヘッドフォン【AKG社 Q701】というモデルがあります。
このヘッドフォンを買ってみんながQuincyみたいな音が出せるのならそうしてると思うんですよね。

ということで経験してきた音や信じるエンジニアさんの音を頼りにヘッドフォンを探しました。最終候補は3種類。(以下感想など)
1.ULTRASONE PRO 900 

  
  特に低域に特徴がある。現在のダンス系のバスドラやベースは特にかっこよく聴こえる。引き締まって強さのある低域に特徴があり
  全体的にきらびやかな音でミックスやマスタリングの際はテンションを上げてくれそうに感じたのですが、中域が自分が求める音ではないことと
  原音に忠実かという部分ではちょっと違うかなと思い断念。解像度は高い!
  でもすごくかっこE音でした。リスニング用で欲しいかも!でもリスニング用にしては値段ry.....w
  例えて言うなら六本木のそこそこ値段のするクラブ(おねぇさんがお酒つくってくれる店の感じw)

2. beyerdynamic DT250 
  上でも書きましたがアビーロードで使われてるスタジオヘッドフォン。
  低音が心地よく出ていてなかなかのナチュラルさ。楽器ごとの音が捉えやすく各楽器の特徴を上手く聴かせてくれます。
  明らかなPRO 900との低音の違いを感じるがこちらの方が原音に近い音なのかもと思ったりしました。
  解像度も高く高域をすっきり聴かせてくれるように思いました。音圧もあり太い音はさらにもう1段上に聴こえます。
  これにしよう!と思ったのですが装着感がいまいち。長時間のヘッドフォン作業なのでこれは厳しい。
  例えて言うなら吉祥寺で一番良いクラブという感じw

3.SONY MDR7520


  このMDR7520は海外仕様なんですよね。なので輸入品しか日本国内にはないんです。国内で売られているのはMDR-Z1000という
  製品なんです。MDR-Z1000の後に改良版としてMDR7520が海外で発売された訳なんですが、ならばMDR-Z1000を視聴しよう!と
  とある店へ。エージングされたMDR-Z1000からの音は集中力を高めざる得ない楽器本来の音も再現する素晴らしい音でした。
  こういう音が鳴っているのか!と思わせる(少し耳障りな音もそのまま再生してくれる)しかも解像度、めちゃ高い!
  リスニング前提のヘッドフォンでは聴こえない音が確実に聴こえてくる。ハイハットのザラツキやギターのワウを動作している
  感じがとてもリアルにスタジオの空気感も伝わってきます。定位も体験したヘッドフォンの中では最高クラス。
  分離も非常によく楽器の特性をうまく再生してくれます。僕はプロではないのでプロのミキシング云々は判りませんが、
  少なくとも自分のミキシングやマスタリングの弱点やあら捜しは出来そうなヘッドフォンだと感じました。
  この点だけでも今まで使っていたヘッドフォンより進歩があったんじゃないかと思います。
  少し低音寄りのフラットと思わせるチューニングでこの音を自分の耳で聴きながら音作りをしたいと思いました。
  MDR7520音は聴いていないけど、これの改良版だよね、、装着感もイイ! よし決定!
  そして並行輸入の鬼・SUOUNDHOUSEでめでたく購入。
  例えていうなら銀座のクラブ。(銀座のどのランクかは数件しか行ったことないので不明w)

これから数日エージング。そして本領発揮してくれたこのヘッドフォンを相棒にenjoy music!
今まで使ってたDT770Proとお別れですが、このヘッドフォンでも沢山音楽を作りました。
修理に出して大事に保管しておいて子供たちが音楽に興味を持ったときにでも譲りたいと思います。

番外編としてSONYから新しく出たヘッドフォンMDR-1Rも欲しい機種の1つです。これはiPhoneや自宅で
本当にリスニング用として透明感の高い綺麗な音が出てると感じたのでいつでも気持ち良く音楽が聴ける機種だなぁと思いました。


ヘッドフォンの感想は聴く音楽や環境によってぜんぜん違ってくると思います。あくまでも僕が感じたことなので
購入される際はご自身の耳を信じてください。ネット評価だけで購入するより視聴を重ねたほうが色々発見があると思います。
この他にも色々なヘッドフォンを視聴しましたが(今)を捉えた音やリスニングにはかなり良いと思えるヘッドフォンが
いくつかありました。はっきり言ってある程度のものならどれでも良いと思います。自分が気に入ったものを大切に
使って欲しいなぁと思います。

Taccs