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京の一枚

京都 紅葉100シリーズ 毘沙門堂塔頭の双林院(山科聖天) NO.61


早朝は空気も澄んでいて気持ちのいいのもですね。


目指すは山科の毘沙門堂です。


毘沙門天王と書かれた朱いのぼりに導かれるように、急な階段を登ります。


毘沙門堂の少し奥にある山科聖天に到着、少し息切れが・・・。






毘沙門堂の横から裏参道を歩いて数分で行くことができ、参道入口にはなぜか大きな石の鳥居が立っています。


ご本尊の大聖歓喜天は十一面観音と大日如来の化身で、頭が象、首から下は人間の姿をしているとか。



しかも二体が向かい合って抱擁している「男女合体神」なのだそうですが、残念ながら秘仏とされていますので、拝見することはできません。


境内の右奥には岩に不動明王石像が彫られた「不動の滝」もあります。


毘沙門堂と同様に、春は桜、秋には紅葉の名所となります。










双林院  通称名:山科聖天


本尊は、大聖歓喜天。




1665年(寛文5)公海大僧正によって毘沙門堂門跡とともに、毘沙門堂の山内寺院として再建されました。


当院は毘沙門堂門跡塔頭の一院である。


毘沙門堂は、寛文五年(一六六五)後陽成天皇の勅により徳川家から安祥寺の寺領の一部を与えられ、天海大僧正、公海大僧正に至って現地に再興された。 


当院も同年に建立された寺院である。


当初、本尊には湖東三山の西明寺より迎えられた阿弥陀如来(藤原時代作「光坊の弥陀」と称す)を安置するが、のち明治元年に聖天堂を建立し、門主の公遵法親王ご念持仏「大聖歓喜天」を賜り本尊とした。




そのほか武田信玄や多くの信徒や寺院から奉納された聖天像を七十数体合祀し、願いのかなう霊験あらたかな「山科の聖天さん」として広く信仰されている。


正面には不動堂があり、堂内で大護摩が焚ける、特別な構造をした建築物である。



比叡山の千日回峰行者であった第二十四代住職が明治十六年に比叡山無動寺より勧請された不動明王を安置する。










■駐車場無料駐車場


■交通機関山科駅徒歩20分


■住所:京都府京都市山科区安朱稲荷山町18‐1


※写真は全て過去のものです。


















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