京の一枚

京都 紅葉100シリーズ  隠れた紅葉スポット 紅葉の参道 鹿王院 NO64


今日は嵐電沿線にある「鹿王院(ろくおういん)」へ行ってきました。


山門から中門までの参道の紅葉がとてもきれいでした。


12月を過ぎてなお彩をますと言っていいほどの美しさです。


真っ赤なもみじのトンネルから黄色やオレンジのトンネルへと続きます。


鹿王院の名の由来は、廟を建てようとして横の藪を切り開いたところ、藪の中から白鹿が出てきたために名付けたといわれています。


山門には義満筆の「覚雄山」の扁額がかかっています。


さぁ、山門をくぐって受付へ・・・






鹿王院(ろくおういん) 


山号:覚雄山 臨済宗系の単立寺院


総門は切妻造、本瓦葺き。


創建時に近い南北朝時の建立と推定される。


「覚雄山」の扁額は義満の自筆。


鹿王院は、三代将軍足利義満が延命を願いこの地に一宇を建てたのが始まり。


康暦2年・天授6年(1380)、義満24歳のときであった。


開山は夢窓疎石の後継者といわれる普明国師(ふみょうこくし)。


当初は、興聖寺(こうしょうじ)と称していたが、至徳元年(1384)に宝幢禅寺(ほうとうぜんじ)と改めている。


後、開山堂を建てたとき、後方の山に野鹿がよく現れることから鹿王院と号している。


その後、応仁の乱などで衰退してしまい、残った開山堂(鹿王院)を再興して寺号にした。


なお2年後の永徳2年(1382)、義満は「室町殿」の東隣に自らの仏道修行の場として相国寺の創建を発願。


10年後の明徳3年(1392)に落慶している。


鹿王院へ行くには、京福電鉄嵐山線「鹿王院」が便利。


駅から南へ徒歩約5分、また、車折神社から西400m程の場所、落ち着いた町並みの一角にある。


創建当時の姿を残す山門を潜ると中門までの参道両側はカエデなどの樹木が覆い、足元は青苔が続く。


この山門には義満自ら筆を振るった「覚雄山」の扁額が掲げられている。


また参道は、紅葉の頃に訪れると色づいた美しいカエデを見る事ができ、隠れた紅葉スポットとなっている見逃せない1っに加えられる。






例年の色づき始め


11月中旬


例年の見頃


11月下旬~12月上旬


紅葉する木の種類


カエデ


おすすめスポット


客殿から見る庭








■アクセス


市バス・京都バスで「下嵯峨」下車。


京福電鉄「鹿王院」下車、南へ100m/西へ50m。


■拝観:10:00~16:00 大人300円


■住所:〒616-8367京都市右京区嵯峨北堀町24 
 
■電話:075-861-1645


■関連サイトはこちら:http://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000276














京の一枚
京都四季折々・祭り その他

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「京都旅行」カテゴリーもっと見る