1.新撰組 2.新徴組 3.禁門の変(蛤御門の変)
4.大政奉還 5.王政復古の大号令 6.薩摩藩邸焼き討ち事件
7.朝敵と仕立て上げられた会津・庄内(会庄同盟)
8.戊辰戦争 奥羽越列藩同盟 9.寛大な戦後処理 10.開墾事業
育成部主催の歴史講演会が公民館を会場に午後4時30分から行われた。
荘内神社石原宮司による『城下町鶴岡を訪ねて』(2016.9.16)、『続・城下町鶴岡を訪ねて』(2016.11.12)に続き、一年ぶり3回目の講演である。
演題は『荘内藩と戊辰の役』。相変わらずの宮司らしい「面白詳しく」聴衆を惹き付ける講演となったようです。素晴らしい。
討幕運動等の幕末期の動乱から、戊辰戦争(戦後処理)、明治維新、後田山開墾(殖産興行)までの内容(上記Content)でした。良かったと思います。
ただ、「後田山開墾事業では3,000人の士族が刀を鍬に変え、10年に渡って開墾し… …」など、全体を通して御家中サイドの史観に基いての講演ではある。もっとも記録文書等は圧倒的に士族側のもので、農民側のものは稀少(開墾事業については以前書いた。史実も調べることができるのだが)のためではあるが…。
それでもふたつ、気になった所があった。
1.戊辰戦争で庄内の農民・町民は藩主を慕い、自ら進んで兵隊に加わった。
2.新庄藩(戸澤藩主)は、庄内藩から攻め込まれた際、自ら新庄城下に火を放って秋田に敗走した。
興味があって、古文書やワッパ騒動について学び始めた。未だ「庄内の歴史」の初心者なんだけれど、このふたつに関しては「えっつ…!?」と思うとともに、さっそく調べてみたい衝動に駆られた。
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