坐花酔月 徒然日記

 「花咲く処に腰を下ろし 月を眺めて酒を楽しむ」 この一年、どんな年になるのか。

成人の日

2008-01-14 19:28:23 | 徒然日記
 昨日のブログに島田雅彦のことを書いたら、朝刊に連載小説「徒然王子」を20日から連載するという記事があった。現代社会の暗部に触れた王子が自分の無意識と向き合うファンタジーだそうだ。ふ~ん。楽しみではあるけど、きっと読まないだろうなぁ。椎名誠の「銀座のカラス」の時も読めなかった。単行本が出るまで待つか。

 AERAでの養老孟司の大脳博物館での話。待てない親と子が増えている。わからないことはわかるまで待つことに耐えられず、性急に答えを求める現象。傲慢さの表れだという。忘れているのは「仕方がない」という言葉だという。物事の本質をじっくりと考えもせず周りの風潮に流され、同じように振舞うことで安心してはいないだろうか。気持ちに余裕が無いというより、まだまだ不勉強なのだろう。反省。

[写真:冬の酒田港]
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