京都へ来て1か月

2021-08-11 20:22:36 | 日記

京都へ来て約1か月が経ちました.

はじめは標準語が恋しい日が続いていましたが,少しずつ慣れてきて週末は市内で美味しそうな喫茶店を探したり,レンタカーを借りて道の駅を巡ったりしています.

 









 

あと,美味しい湧き水が出る場所もいくつか見つけ,今は千利休がお茶のために使っていたとされる「柳の水」で水を汲んでいます.

 





 

この「柳の水」,実は染物にも使われており,周辺には染物の工場が点在しています.

これらの工場は特に着物の黒染めが有名らしく,京都に住む知人によると,黒染めは何度も何度も染める必要があり,本当の黒色を出すのは難しいらとのこと.

”黒”を出すためには水の成分も重要ということなのか?

肝心の水の味については,自称水マニアから言わせると,京都という都市の中心部にもかかわらず十分美味しい部類に入るかと思いますが,東広島市の酒蔵通りで汲める水に比べると少し味は劣るかなといった具合です.

千利休も東広島の水を飲んだら,きっとそう思うはず(笑).

 

最近気が付いたことは,美味しい水を汲める地域と美味しい喫茶店が店を構える地域がおおよそ重なっているということ.

そりゃ,美味しいものを提供するには美味しい水が手に入らなきゃだめか,と勝手に納得していました.

 

話は真面目な内容へと変わりますが,京都の大学へ来てからも,N先生やY先生と1~2週間に1回の頻度でミーティングをさせていただいており,その都度,研究以外にも悩んだことがあったらご助言を頂いております.

不器用な自分にとっては不慣れな環境の中でもホッと落ち着ける時間が持てることは本当にありがたいことです.

今後の取り組むテーマが今まで研究してきた内容とは異なるため,学ばなくてはいけないことが多いのが現状ではありますが,折角なので新たな研究方針を考える良い機会と捉え,今まで培ってきた知識を反映できる点やこれまでの研究テーマとの共通点を見つけられるよう試行錯誤したいと思っています.

 

本来ですと,先月は祇園祭で京都で知人と会える貴重な機会があったのですが,このご時世であれば仕方がないですよね.

その分,自分は仕事終わりにオリンピックのサッカー日本代表をひっそりと応援していました.

 

今月は五山送り火が8/16にあるようですが,自分の家からはおそらく見えないですし,ライブカメラでの中継でも見てみようかなと思います.

 

折角の京都での生活,観光客で混雑する前に色々と探索して,その成果を皆さんがいらっしゃったときに思う存分発揮したいと思います.

 





 


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