福岡高校剣道部OB会

富山県立福岡高校剣道部OB会の広報ブログです。
OB会からのお知らせや、現役生の活躍をOB会の皆さんにお知らせします。

秋季大会のお知らせ

2012-10-27 20:49:03 | Weblog
平成24年度 富山県高等学校剣道秋季大会は下記のとおり開催されますので、
ご都合のよい方はぜひ応援に行ってください。

【日程】平成24年11月3日(土)~4日(日)
【会場】射水市大門総合体育館

福岡高校剣道部は3日午前中に開催される男子個人戦に、2年の清水君と1年の中条君が参戦します。
たぶん9時30分より競技開始となると思います。
まだ対戦相手はわかりませんが、それぞれのベストを尽くしてほしいと思います。

今日は久しぶりに部活動に参加してきました。
顧問の牧本先生は基本技を重視されておられ、面・小手・胴の基本練習をしっかり指導されます。
その甲斐もあり、応じ技や抜き技などの応用技もしっかりとしてきました。

「豆腐の上に家は建たない」といいます。
どんな立派な家を建てたとしても、地盤がしっかりしていないとやがて家は傾いていくでしょう。

地道な基本練習を繰り返すことで、地盤は強固なものになります。
歴史家の加来耕三氏は武道家としても知られていますが、『「宮本武蔵」という剣客』という著書の中で、
「剣道における奥義とは、中段に構えて打つ面である。つまり、竹刀を持って一番最初に習う技が奥義である」と述べておられました。

初心者も達人も面打ちの動作は変わりません。
単純な面打ちも、何千回、何万回と繰り返し、修練を積むことで洗練され、
その人なりの間合いやスピード、技を出すタイミングというのができあがってくるのでしょう。

基本練習の最初に来ることが多い面打ちは、ややもすると準備運動のようにやり過ごされてしまいますが、
その中で納得のできる面、一本が取れる面は何本あるでしょうか。

相手が動かない基本練習ですらまともな面が打てないのですから、地稽古や試合で一本を取るのは至難の業です。
基本練習でも常に一本をとる気持ちで練習に臨みたいと思います。