１２年。

私にとっては“もう”・・・被災者の方にとっては“まだ”・・・・・阪神大震災から１２年経つんですよね。
あの日、何の前触れも無く、突然目が覚めて・・・低い地鳴りの様な音が聞こえたと思った瞬間にあの揺れ・・・『地震がきた時はすぐに戸を開けて逃げ道を確保する⇒テーブル等の下に身を隠して揺れが収まるのを待つ』って事は十分に分かってたのに、揺れの恐怖からしばらく動けなかった事を、それから数時間後にテレビ画面に映し出される映像に、現実なのに現実ではない様な・・・すごくショックを受けた事を、昨日の事の様に覚えています。
それまでも地震の規模に関わらず、寝ていても地震がくる前にはふと目が覚めたり、揺れる前に低い地鳴りの様な音を聞いたり、周りが気付かない様な小さな揺れにもかなり敏感でしたが、あの日以降、ますます敏感になってしまいました。低い車のエンジン音にすら、ドキッとしてしまうのです。
普段の生活の中で、事件や事故には敏感になっていても、天災には気が緩んでしまう事が多いんですよね。
１２年目の今・・・あの時の事を思い出すと共に、改めて天災への危機意識を高めたいと思います。